真のエイジングケアとは?化粧水の選び方や効率的に保湿する使い方のコツを紹介

KV

「以前は気にならなかったのに、シワやハリ不足が気になり始めた」「エイジングケアをしたいのに化粧品で刺激を感じるようになり、自分に合うものがわからなくなった」など、年齢で肌の悩みは変化するものです。今回はエイジング悩みに対応するためのエイジングケア化粧水の選び方や、効率的な使用方法を解説します。
肌にやさしく効果的にエイジングケアを行うためのコツも紹介していますので、最後までご覧ください。

※年齢に応じたケアのこと

エイジングケアの本質は「角層」を整えること

年齢を重ねると、以前は気にならなかった肌の乾燥やごわつき、ハリの低下といった悩みが増えてきますよね。これらのお悩みは、さまざまな要因で肌のターンオーバーが乱れ、角層のコンディションが乱れることにより引き起こされると考えられます。

角層の乱れが進行すると、肌のバリア機能が低下し少しの刺激でも影響を受けやすくなります。すると肌はうるおいを保ちづらくなり、角層のコンディションが乱れ、乾燥やハリ不足などのエイジングサインが現れやすくなります。

つまり、エイジング悩みも、実は敏感肌と共通する、「バリア機能の低下による角層の乱れ」というメカニズムによって引き起こされる、といえるのです。

さらに、角層の乱れによりダメージを受けた真皮の細胞はコラーゲンを破壊する酵素(MMP-1)を過剰に放出し、その結果、真皮のコラーゲンが相対的に減少し、シワやハリ不足などの悩みが現れると考えられています。
エイジングケアには、角層の状態を整えることがとても重要といえます。

エイジングの悩みとは?

エイジングの悩みというと、ごわつき・シミ・ハリ不足を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、それだけではありません。トラブルの原因や内容によって、主に次の4つに分けられます。

  • 色調トラブル(くすみ、赤みなど)
  • 形状トラブル(たるみ、シワなど)
  • 乾燥トラブル(水分・油分不足による乾燥状態)
  • 敏感トラブル(角層の乱れによる敏感肌状態)

なかでも、敏感トラブルを放っておくと、さらに角層の状態が乱れ、さらなる肌荒れを招く悪循環に陥りやすいため、エイジング悩みまで加速すると考えられます。

自分は敏感肌ではない、と思う方も多いかもしれませんが、例えば、生理前に一時的に肌荒れしたり、急にいつもの化粧品がひりつくなどと感じることがあれば、それは敏感状態になっていると言えます。
一時的に角層の状態が乱れ、うるおいが逃げやすくなっているかもしれません。そんな肌の不調を感じたら、放置せずにケアをするように意識してみましょう。

角層の乱れはエイジングサインを加速させる

ごわつきやハリ不足などのエイジングサインは、角層の乱れが原因で敏感肌と似た肌状態になっていること。放っておくと、さらに悪化することがあります。

整った角層は、肌のうるおいを保ち、外部刺激から肌を守る砦のような役割を持っています。具体的には、健やかな肌の角層は、角層細胞がしっかりと成熟し規則正しく並んでいて、その間が細胞間脂質といううるおいで満たされています。

一方で、敏感状態になってしまった肌は、角層細胞が未熟で面積が小さいため、隙間があいてしまいます。この隙間から細胞間脂質がにげやすくなり、さらに、外部の刺激が入りやすい状態です。そのため、乾燥による肌あれ、かさつきといったさまざまな肌不調が引き起こされます。

敏感肌ケアにもエイジングケアにも、バリア機能をサポートするために、角層を整えるケアが大切です。

エイジングケア化粧水は普通の化粧水とどう違う?

エイジングケア化粧水と普通の化粧水の違いとしてひとつは、年齢に応じた肌の悩みにアプローチする成分が配合されているかが挙げられます。

エイジングケア化粧水には、うるおいにより肌のキメの乱れやハリを整える成分や、乾燥によるごわつきを防ぐ保湿成分が配合されています。
特に重要なのは、保湿力です。加齢による角層の乱れを整え乾燥を予防するためには、うるおいをしっかりと与え、逃がさないことがポイントです。

商品の成分や保湿力はそれぞれ異なるので、成分表を確認したり、サンプルを試してみたりするとよいでしょう。

ポーラ・オルビスグループの敏感肌ブランド「ディセンシア」は、すこやかでうるおいに満ちた角層を目指す化粧品ブランドです。

記事の後半では、角層起点のエイジングケアができる「ディセンシアシリーズ」の化粧水をご紹介していますので是非ご覧ください。

エイジングケア化粧水の選び方

POINTPOINT

エイジングケア化粧水は各社から販売されており、さまざまな種類があるため、「何を選べばいいかわからない」という方も多いことでしょう。
ここでは、自分に合うエイジングケア化粧水の選び方をご紹介します。

年代に応じた肌悩みをケアできるものを選ぶ

エイジングの悩みは人それぞれですが、年齢とともに肌の状態はすこしずつ変化します。日頃から自分の肌状態を観察し、自分に合うケアができる化粧水を選ぶことが大切です。

エイジング悩みが現れた肌は、敏感肌と同じように角層が乱れた状態。

ディセンシアの研究では、角層が乱れた肌は、角層が整っている肌に比べて、乾燥によってくすみ、ハリも感じられず、色ムラや小じわが目立つことがわかってきました。角層の乱れは、見た目や手触りにも影響し、よりエイジング悩みが目立ちやすくなる、といえます。

毎日のお手入れでは、角層を整えることを意識して、エイジングケアの化粧水を選ぶことがおすすめです。

SCIENCESCIENCE

肌の刺激になる成分が含まれていないものを選ぶ

肌悩みに合う化粧水を選んだとしても、含まれる成分によっては肌への刺激となることがあります。ひりつきを感じたり、赤みがでてしまっては使い続けることができません。
年齢を重ねると、無自覚に肌が敏感状態になっていることが多いものです。「敏感肌ではない」と思っている方でも成分表記は事前に確認することをおすすめします。

アルコール、合成香料、着色料などは、肌が敏感になっているときは刺激になりやすい成分です。パッケージなどで成分をチェックしましょう。敏感肌向けのテスト済み*のアイテムを選んだり、購入前にサンプルを使用する、二の腕の内側などの目立たない部分でパッチテストをするなどしてから使用するのもおすすめです。

* すべての方に皮膚刺激が発生しないというわけではありません。

心地よく使えるテクスチャーのものを選ぶ

エイジングケア化粧水は、毎日使い続けることが重要です。そのためには心地よく使えるテクスチャーのものを選びましょう。
化粧水のテクスチャーはさらさらしていたり、とろみがあったりとさまざまあるので、テスターなどで確認してみてください。さっぱりとした質感が好きな方には軽いテクスチャーのもの、しっとりした使い心地を求める方にはとろみのあるものを選ぶとよいでしょう。

大人の肌悩みにアプローチする美容成分を贅沢配合
「ディセンシア ローション」

ディセンシア ローション

「ディセンシア ローション」は、大人の肌にうるおいを閉じこめる高保湿化粧水です。角層となじみやすく、浸透※1体感にすぐれた、独自の「ハイドロキープ処方」を採用。
保湿成分と美容成分の絶妙なバランスで、まろやかなとろみが崩れながらやさしく肌に浸み込みます。さらに、保湿成分の膜で肌表面がなめらかになり、光を反射しやすくなるため、透明感がアップ※2
ハリとうるおいに満ちた、しなやかな肌へと導く化粧水です。
内側までしっとりとうるおうのにべたつかないテクスチャーなので、べたつきが苦手な方にもおすすめです。

※1 角層まで
※2 うるおいによる

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「ディセンシア ローション」を使用したお客さまのレビュー

敏感肌のオススメアイテム

冬の季節は、化粧水選びが難しくなってきます。敏感肌用のローションも、しっくりこない私の肌ですが…唯一気に入ったのが、このローションもう、手放せません。個人的にオススメです。

長く愛用しています。

これまで肌トラブルが多く化粧品もあれこれ試してきましたが、Decenciaにしてからはもうずっとこれを使い続けていきたいと思っています。肌のお手入れに対する姿勢が変わり、日々のメイクは日焼け止めにパウダーで済ませるようになりました。商品の使い心地はもちろん、続けやすい価格もありがたいですし、サポートの対応もとても親切で、何もかも気に入っています!これからもずっとお世話になります!

エイジングケア化粧水 使い方のコツ

ただエイジングケア化粧水を選ぶだけではエイジング悩みは解消されません。アイテムの選び方だけではなく、正しい方法で使うことが大切です。
ここからは、エイジングケア化粧水の使い方のコツをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

洗顔後すぐに使用して、乳液やクリームでフタをする

クレンジングや洗顔した後はうるおいが失われやすい状態になっているので、できるだけ早く化粧水をなじませ、うるおいを補給しましょう。
化粧水を使うときの一般的なタイミングは次のとおりです。

  1. クレンジング
  2. 洗顔
  3. 化粧水
  4. 美容液
  5. 乳液
  6. クリーム
STEPSTEP

エイジングケア化粧水で肌に水分を補給したあとは、乳液やクリームなどで油分を与えます。せっかく補給したうるおいが逃げないように閉じ込めましょう。

こすらない・たたかない・けちらない

エイジングケア化粧水に限らず、スキンケアをするときは、「こすらない」「たたかない」「けちらない」が鉄則です。

こすらない

角層の状態が乱れて敏感状態になっている場合は、摩擦や刺激を避けることが重要です。

化粧水を付ける際は、手のひら全体で顔をやさしく包み込むようになじませましょう。コットンを使うよりも手で化粧水をなじませることで、肌の感触やうるおいの具合を確かめることができます。さらに化粧水を人肌で温めることで、肌へのなじみもより高まります。
また、スキンケアの際に摩擦を引き起こすようなガシガシと、力をこめてマッサージすることも避けましょう。

たたかない

化粧水をなじませる際に、肌をたたくことは避けましょう。摩擦や刺激が肌トラブルの原因となってしまいます。やさしくハンドプレスするようにケアを行ってください。

けちらない

化粧水を使用する量も、それぞれの商品に合わせた適正量を毎日使うことが大切です。量が少なすぎると、十分な効果が得られないばかりか、手指と肌とで摩擦が起こりやすくなる、という点でもおすすめできません。 
パッケージなどに記載されている使用量を守り、正しい量を使うことを心がけましょう。

下から上に引き上げるように

化粧水をなじませるときは、下から上に引き上げるようにやさしくなじませることを意識しましょう。
ただし、筋肉を動かすように強く引き上げると摩擦を引き起こしてしまうので注意が必要です。
肌は年齢とともに重力の影響を受けやすくなります。重力に逆らうように下から上になじませることで、たるみ防止にもつながります。

化粧品以外で心がけたいエイジングケア

エイジングは化粧品だけでなく、生活習慣も大きく影響します。ここからは、スキンケア以外に心がけたいエイジングケアについてご紹介します。

紫外線対策をしっかりする

紫外線は肌に大きなダメージを与え、乾燥やシミ、シワなどのエイジングサインにつながります。日やけ止めはもちろんのこと、帽子や日傘なども活用して紫外線対策を行うことが重要です。
また、紫外線は一年中降り注いでいます。季節に関係なくしっかりと対策をし、肌を紫外線から守りましょう。

生活習慣を整える

若々しい肌を保つためには、7〜8時間の十分な睡眠をとるよう心がけましょう。
睡眠は長さだけではなく質も重要です。睡眠の2〜3時間前からはスマホやパソコンの使用を控え、リラックスした状態で眠ることが大切です。
また、暴飲暴食、寝る直前の食事や間食のとりすぎ、過度な飲酒は肌あれの原因となります。適量かつ栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

加湿器を使用して湿度を適正に保つ

室内の空気が乾燥していると、肌の水分が蒸発し、肌につっぱり感がでることがあります。これは乾燥肌の原因となり、肌のバリア機能を低下させることにもつながります。結果、外部刺激を受けやすくなり、肌トラブルを引き起こすことも。
室内が乾燥しているときは加湿器を使って適切な湿度(70〜80%)を保ちましょう。室内の乾燥は冬と夏だけでなく、一年中影響をうけますので注意しましょう。

化粧水だけでなく美容液やクリームも併用する

エイジングケア化粧水に加えて、クリームや美容液をあわせて使用しましょう。
下記で紹介したように、化粧水で肌にうるおいを与えた後に、乳液やクリームでフタをしてうるおいを閉じ込めることが大切です。
「エイジングケア化粧水 使い方のコツ」
化粧水・美容液・クリームといった異なる種類のうるおいをミルフィーユ状に何層にも重ねることで、うるおいを逃がしにくくなります。

エイジングケアができる「DECENCIAシリーズ」では、シワ改善美容液「ディセンシア リンクルO/L コンセントレート」や、独自技術ですこやかな角層に導くクリーム「ディセンシア クリーム」などをご用意しています。

ディセンシア リンクルO/L コンセントレート

ディセンシア リンクルO/L コンセントレート
医薬部外品 <敏感肌用シワ改善美容液> 30mL
税込7,150円

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ディセンシア クリーム

ディセンシア クリーム
敏感肌用クリーム 30g
税込6,380円

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化粧水・美容液・クリームをラインで試せるトライアルセットもおすすめ

肌との相性やテクスチャーは、実際に使用してみなければわからないため、まずはトライアルセットで試してみることをおすすめします。ディセンシアでは、上記でご紹介した、エイジングケアの化粧水・美容液・クリームがラインで試せるトライアルセットをご用意しています。

ディセンシア トライアルセット O/L×S/C

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エイジングケア化粧水に関するよくある質問

ここからはエイジングケア化粧水に関してよくある質問にお答えします。エイジングケアは何歳からするべきか、普通の化粧水と何が違うかなど説明しています。

エイジングケア化粧水と普通の化粧水の違いは何ですか?

エイジングケア化粧水には、化粧水本来の役割である保湿効果に加えて、シミやシワ、ハリ不足といった大人の肌悩みにアプローチするエイジングケア成分が配合されています。自分の年齢や肌の状態、なりたい肌にあわせて選ぶことが重要です。

エイジングケア化粧水は何歳から使い始めるべきですか?

「〇歳からエイジングケア化粧水を使うべき」といった明確な定義はありません。
エイジング悩みが現れた肌は、敏感肌と同じように角層が乱れた状態と考えられ、年齢だけでなくさまざまな要因で引き起こされます。乾燥やシミ、シワ、ハリ不足など、エイジングサインが気になり始めたタイミングで使用を開始することをおすすめします。

エイジングケアには化粧水とオールインワンどちらがいいですか?

オールインワン化粧品は、「時短になる」「1つのアイテムでスキンケアが完了するのでストレスフリー」など忙しい方には便利な反面、保湿が万全にできない場合もあります。
エイジングケアには角層の状態を整えるために保湿がとても大切なので、化粧水に加えて乳液やクリームなど複数のアイテムを組み合わせて使用することをおすすめします。異なる種類の保湿成分をミルフィーユ状に何層も重ねることにより、うるおいを逃がしにくくなり、すこやかな角層に整えることができます。

※エイジングケア:年齢に応じたケアのこと

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