肌をきれいにするには?スキンケアと生活習慣、両方から見直す美肌のコツ

KV

肌がきれいになると気持ちも前向きになりますよね。きれいな肌に憧れるけど、どうケアしたらよいのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、きれいな肌の特徴やスキンケアのポイントを詳しく解説しています。おすすめのスキンケアアイテムや体の中からきれいな肌を目指す生活習慣を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

きれいな肌の特徴・条件とは?

誰もが憧れる美しい肌。美しい肌と聞くと、いろいろとイメージされると思いますが、ディセンシアでは、「うるおいに満ちた、しなやかでやわらかい肌」としています。
きれいな肌は、からだや心の状態、生活習慣など、さまざまなものがバランスよく整った環境で生まれます。肌状態がすこやかだと、外的・内的ストレスや環境変化などの影響を受けにくく、肌トラブルを感じにくいのです。
まずは、きれいな肌について解説していきます。

うるおいがある

うるおいのある肌とは、水分がしっかり保たれている状態のことを指します。
十分な水分が保たれていることで、やわらかくしっとりとした質感になります。手のひらで頬を包み込んだときに吸いつくような感触があり、見た目にも透明感があるように見えるでしょう。

キメが整っている

肌の「キメ」とは、肌表面にある細かい三角形の凹凸のことです。
この凹凸は、皮膚にある溝「皮溝(ひこう)」と、その間の盛り上がった部分「皮丘(ひきゅう)」で構成されており、キメが整った肌はこの凹凸が規則正しく並んでいます。

キメが細かく整っていると、表面がなめらかで光を均一に反射します。毛穴が目立ちにくく、透明感のある明るい肌に見えるでしょう。
一方で、キメが乱れた肌は凹凸が不規則でしぼんだように平らになるため、ざらつきやかさつきを感じやすく、くすんで見える傾向にあります。

ハリがある

ハリのある肌とは、水分と油分のバランスが保たれ、ピンとした弾力を感じられる肌のことです。触れるともっちりとしていて、ふっくらとしたやわらかさがあるのが特徴です。柔軟でハリのある肌は、健康的で活力がある印象になり、年齢にかかわらず若々しく見られやすくなります。
反対に、ハリが失われた肌は実年齢より上に見えてしまうことも……。ハリを保つことが、若々しさをキープするポイントと言えるでしょう。

▼ハリのある肌とは?詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

肌のハリが失われる原因とは。ハリに満ちた肌を目指すためにできること

血色がよい

血色がよい肌とは、顔色が明るく、自然な赤みのある健康的な肌のことをいいます。肌の下にある毛細血管に十分な血液が流れ、酸素や栄養が肌のすみずみに行き届いています。
栄養がきちんと行き渡ることで、肌のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)も整います。その結果、うるおいのあるキメの整った、すこやかな肌を保てるのです。
反対に、血流が低下すると肌のターンオーバーが乱れてしまいます。サイクルが乱れると、古い角層細胞(角質)がはがれおちず肌表面にとどまるため、透明感が低下し、ゴワつきや乾燥によるくすみを引き起こしてしまいます。

▼肌のターンオーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

肌のターンオーバーとは?乱れを整えて肌をすこやかに保つ方法

きれいな肌のカギは「角層」

きれいな肌の条件である、うるおいやキメ、ハリ、血色のよさは、角層のコンディションが影響しています。
角層とは、肌のいちばん外側にある層のことを指します。角層が整っている肌はうるおいがキープされ、透明感のある明るい肌印象になるでしょう。触れるとやわらかくなめらかで、バリア機能も備えているので肌悩みが気になりにくいことも特徴です。

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角層はターンオーバーによって、約28日周期で生まれ変わります。角層をたっぷりのうるおいで満たしてケアすることが、きれいな肌への近道です。

▼角層の役割やケア方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

【図解付き】美肌の要「角層」とは?役割とケア方法をわかりやすく解説

角層が乱れる原因

角層の状態が乱れると、乾燥・くすみ・肌あれなど、さまざまな肌トラブルの原因につながります。
肌悩みのないきれいな肌を目指すために、角層が乱れる原因も知っておきましょう。

  • 気温・湿度の変化
  • 紫外線や花粉・PM2.5などの外部刺激
  • 不規則な生活やストレス
  • 栄養バランスの乱れた食生活
  • ホルモンバランスの変化
  • スキンケアやメーク時の摩擦や刺激
  • シャンプーや洗顔料のすすぎ残し

きれいな肌を目指すためには、これらの原因に注意しながら、角層を整えるケアが大切です。

角層を整えて肌をきれいにするスキンケアのポイント

きれいな肌のカギとなる、すこやかな角層を目指すためにいちばん大事なのは、うるおいを与えて逃がさないことです。うるおいが保たれていることで、ターンオーバーが整いやすくなり、すこやかな角層を目指すことができます。

毎日のスキンケアでは摩擦や乾燥といった肌への負担を減らすこと、そして紫外線対策を行うことも意識しましょう。

STEPSTEP

以下で、それぞれのスキンケアの工程でのポイントを紹介します。

クレンジング|肌をこすらずにメークを落とす

クレンジングは、メークや皮脂などの油性の汚れを落とすための大切なステップです。肌への摩擦をできるだけ避けることを意識しましょう。
クレンジング剤は、こすらずにやさしくなじませ、メークや皮脂汚れを浮かせて落とすイメージで使うのがポイント。
角層が乱れていると、わずかな摩擦でも肌にダメージを与えることがあります。特にコットンを使用すると摩擦になりやすいので、強くこするのではなく、肌にそっと乗せてメーク汚れを浮かせるようにしましょう。

▼敏感肌のクレンジングの選び方は、こちらの記事をチェック

敏感肌向けクレンジングの選び方|種類の違いやうるおいを守りながら汚れを落とす方法

洗顔|たっぷりの泡でやさしく洗う

肌表面に残った古い角層細胞や余分な皮脂は、トラブルの原因となるため、洗顔できちんと落とすことが大切です。
洗顔時は、キメ細かく泡立てた泡を肌の上で転がすようにやさしく洗いましょう。泡の量が少なかったり、泡立ちが悪いと摩擦になりやすいので、レモン1個分を目安にしっかり泡立てることがポイント。
すすぐ際は、ぬるま湯をたっぷり使って丁寧に洗い流します。泡残りがないよう、髪の生え際やフェイスラインも忘れずに流しましょう。

▼敏感肌の洗顔の方法や選び方を知りたい方は、こちらの記事をチェック

敏感肌向け洗顔料の選び方|肌に刺激を与えない洗い方も紹介

化粧水|肌にうるおいを与える

洗顔後の肌は水分が失われやすく、乾燥しやすい状態になっています。
そのため、できるだけ早く化粧水で水分を補い、肌にうるおいを与えることが大切です。手のひらでやさしく押さえるように化粧水をなじませ、肌のすみずみまでしっかり届けるようにしましょう。
肌に水分が行き渡ると、なめらかで手触りのよい肌へと近づきます。

美容液|肌悩みに合うものを使う

美容液は、乾燥やハリ不足、くすみ、シワ、シミ・ソバカスなど気になる肌悩みに合わせて取り入れるのがおすすめです。
製品によって、含まれている成分や役割が異なるため、自分の肌状態や目的に合ったものを選びましょう。
一般的には化粧水のあとに使いますが、導入美容液のように化粧水の前に使うタイプもあるため、使用方法は製品ごとに確認してください。

▼敏感肌向け美容液の選び方やおすすめ商品について知りたい方は、こちらの記事をチェック

敏感肌向け美容液の選び方|肌悩みに合わせたおすすめ商品も紹介

乳液・クリーム|うるおいを閉じ込めて肌を保護する

化粧水で水分を与え、美容液を塗布した後は、乳液やクリームを重ねてフタをし、うるおいを閉じ込めましょう。化粧水・乳液・クリームとミルフィーユのように種類の異なるうるおいを何層にも重ねると、うるおいが逃げにくくなります。
また、使用量が少なすぎると、摩擦が生じて肌に負担がかかることもあるため、適量を守ることも意識しましょう。

▶︎肌にうるおいを与える保湿のポイントは?

日やけ止め|季節を問わず毎日塗る

きれいな肌を保つためには、紫外線対策も欠かせません。紫外線は、シミやそばかす、乾燥、肌のゴワつきなど、あらゆる肌トラブルの原因になります。
紫外線は1年中降り注いでおり、季節を問わず肌に影響を与えるため、日やけ止めは毎日欠かさず塗ることが大切です。紫外線は室内にも入り込むため、屋内にいる日でも油断せずにケアをしましょう。
汗をかいたり、衣類と肌がこすれたりすると日やけ止めが落ちやすくなるため、こまめに塗り直すことも大切です。

▶︎敏感になりやすい肌にはどんな日やけ止めがよい?

体の中からきれいな肌を目指す生活習慣のポイント

きれいな肌を目指すためにはスキンケアなどの外側からのアプローチだけでなく、生活習慣の見直しや、内側からのケアも重要です。
ここでは、肌をきれいにする生活習慣をご紹介します。スキンケアと合わせて参考にしてみてください。

  • バランスのよい食事をとる
  • 質のよい睡眠をとる
  • 適度な運動を心がける
  • 体を温めて血行を良くする
  • 小まめに水分補給する

バランスのよい食事をとる

スキンケアを丁寧に行っていても、暴飲暴食や偏食など食生活が乱れていると、きれいな肌をキープするのは難しいものです。肌をきれいにするための生活習慣として、まずは食生活から見直してみましょう。

1日3食、バランスのよい食事をとることはもちろん、美肌効果のある栄養素を意識して摂取することもポイントです。

なかでも、ビタミンAやビタミンEは、いずれも美肌に欠かせない栄養素なので、それらを多く含む食べ物を意識的に取り入れることを心がけましょう。

役割 栄養素 代表的な食品
角層の保湿力を高める 栄養素a-リノレン酸 代表的な食品サンマ、シソ油
肌のうるおいを保つ 栄養素ヒアルロン酸 代表的な食品手羽、軟骨
肌あれを防ぐ 栄養素ビタミンA、ビタミンE 代表的な食品にんじん、レバー、緑黄色野菜
肌のターンオーバーを整える 栄養素亜鉛 代表的な食品貝類(牡蠣など)、小麦胚芽

質のよい睡眠をとる

睡眠不足は肌の生まれ変わりのサイクルを乱すため、肌の乾燥やバリア機能の低下など肌にさまざまな悪影響を及ぼします。肌をきれいにするには、睡眠時間の長さだけでなく良質な睡眠をとることが大切です。
質のよい睡眠は、ホルモンバランスや自律神経の乱れを調整してくれます。睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌のターンオーバーを促進するため、肌あれを防ぐことができるでしょう。
また、決まった時間に寝起きをする、寝る前にスマホを見ない、リラックスできる睡眠環境をつくるなど、睡眠の質を上げる環境や習慣を取り入れてみましょう。

適度な運動を心がける

きれいな肌づくりには、適度な運動も必要です。運動不足に陥ると筋肉が衰えて血流が悪くなり、肌のターンオーバーに必要な酸素や栄養素が供給されにくくなります。休日に散歩をしたり、寝る前にストレッチしたりするなど、適度な運動を取り入れる習慣をつけましょう。
とはいっても、忙しい日々の中で運動をする時間を確保することは難しいもの。エレベーターを使わずなるべく階段を使う、一駅手前で降りて歩くなど、日ごろから取り入れられる軽い運動を習慣にするとよいでしょう。
運動は、肌トラブルの原因でもあるストレスを発散させる効果も期待できます。できることから始めてみましょう。

体を温めて血行をよくする

きれいな肌を目指すなら、日ごろから体を温めることを意識しましょう。体が冷えると血流が悪くなり、肌に酸素や栄養が届きにくくなります。ターンオーバーが乱れ、トラブルが起きやすい肌になります。
入浴時には湯船に浸かることを心がけましょう。体が温まって血行がよくなると、肌に栄養が行き届いて代謝もあがり、肌も整ってきます。毛穴が開くため、毛穴汚れも落としやすくなります。
一方、冷たい飲み物やアイスなどは体を冷やし、内臓にも負担がかかります。なるべく温かい飲み物や食べ物を口にするように心がけましょう。継続的に体を温めることを習慣化することがおすすめです。

小まめに水分補給する

化粧水などで肌に水分を与えることも大切ですが、内側からの水分補給もきれいな肌を目指すために重要です。
水を飲むことには美肌にうれしいさまざまな効果があります。

  • 肌のうるおいを保つ
  • 乾燥を防ぐ
  • 血流を良くする
  • 老廃物を排出する

水分不足になると体内に老廃物がたまり、むくみの原因となったり、乾燥を引き起こしたりすることがあります。喉の渇きを感じたときはすでに水分が不足しているサインです。こまめに水分補給をして水分不足を防ぎましょう。
ただし、氷を入れた冷たい水は体を冷やしてしまいます。できるだけ常温の水や白湯を飲むことを心がけてください。

角層を整えてきれいな肌を目指すディセンシアのスキンケアシリーズ

肌タイプは人により異なりますが、きれいな肌を目指すうえで角層をすこやかに整えることは、どの肌タイプであっても必要不可欠です。
角層の乱れは、肌のターンオーバーやバリア機能を乱し、さまざまな肌トラブルの要因となります。ディセンシアは、長年培ってきた敏感肌研究に基づき、度重なる試行錯誤の末に、肌の最表層を整えすこやかな角層へと導くスキンケアアイテムを開発しています。

ここでは、ディセンシアの代表的なスキンケアシリーズを2つご紹介します。

角層起点のエイジングケアシリーズDECENCIA(ディセンシア)シリーズ

ディセンシア シリーズ

ディセンシアシリーズは、角層を整えることを重視したスキンケアシリーズです。角層をうるおいでやさしく満たし、ハリとツヤのある肌へと導きます。
代表アイテム「ディセンシア クリーム」には、先進的な研究から生まれた独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」を搭載。継続的に使用することで、すこやかな角層を目指すことができます。

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刺激に敏感になっている肌に独自のアプローチ TSUTSUMU(つつむ)シリーズ

つつむシリーズ

角層の乱れから敏感状態になってしまった場合は「TSUTSUMU(つつむ)シリーズ」がおすすめです。バリア機能が低下している角層に独自のアプローチで、うるおいに満ちたゆらぎなき美しさへと導くスキンケアシリーズです。守る・うるおす・こだわりの使い心地で、繊細な肌をうるおいでやさしく包み、しなやかな美しい肌へと導きます。
繊細で季節の変わり目にゆらぎやすい肌の方にもおすすめのシリーズです。

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よくある質問

ここからは、肌をきれいにしたい方からのよくある質問にお答えしていきます。

毛穴が目立たないきれいな肌になるには何をすればよいですか?

毛穴が目立たないきれいな肌のためには、肌のうるおいバランスを整えることが大切です。
肌にたっぷりのうるおいを与えて逃がさないようにケアをすることで、ターンオーバーを整えて、すこやかな角層を保つことで、毛穴が目立ちにくいなめらかな肌へと近づきます。
また、睡眠や食事などの生活習慣を見直すことでからだの中からも整えて、さらにすこやかな肌を目指せます。

▼毛穴の開きケアについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

毛穴の開きは自分でケアできる。スキンケアのコツを徹底解説

肌がきれいな人がやっていることは何ですか?

肌がきれいな人は、自分の肌に合ったスキンケアアイテムを使い、正しいスキンケア方法を行っていると考えられます。

  • クレンジングと洗顔で肌を清潔に保つ
  • 洗顔後は化粧水や美容液でしっかり保湿する
  • 肌に触れるときは摩擦を避け、やさしくケアする
  • 必ず乳液やクリームを使い、うるおいを閉じ込める
  • 日やけ止めは一年中使い、こまめに塗り直す

これらに加えて、バランスのよい食事や質のよい睡眠、適度な運動などの生活習慣も意識するとよいでしょう。

「角層を整えて肌をきれいにするスキンケアのポイント」はこちら

「体の中からきれいな肌を目指す方法」はこちら

肌が生まれ変わるまでにかかる期間はどれくらいですか?

肌のターンオーバーは通常約28日の周期で繰り返されるといわれています。このサイクルのなかで、皮膚の細胞が生まれ変わり、古い角層細胞が自然とはがれ落ちていきます。
ただし、乾燥や紫外線などの外部刺激や生活習慣の乱れ、加齢などによって、ターンオーバーのスピードが乱れることがあります。日頃のケアを意識し、ターンオーバーを整えることが大切です。

▼肌のターンオーバーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

肌のターンオーバーとは?乱れを整えて肌をすこやかに保つ方法




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