うるおったツヤは欲しいけど、べたついたテカリはイヤ! そう思いながら丁寧にベースメークを仕上げているのに夕方にはテカッてしまってガックリ…。そんな残念なことも多くなる季節です。
今回はヘアメークアップアーティストの藤原リカさんをお迎えし、ツヤあふれる肌の作り方とキープ法を教えていただきます。
ヘアメークアップアーティスト
植物療法士藤原リカさん
ナチュラルでヘルシーな魅力を引き出すメークに定評あり。幼少期からの肌トラブルを克服した自身の経験を活かし、アロマやハーブに関する情報発信も行っている。ピースフルでハッピーな人柄と確かな技術で信頼を集め、女優やタレントからの指名も多数。
「頬の高い部分や額の中心、鼻先、鼻根などにふんわりとやわらかい光が広がっていると、清潔感あふれる“ツヤ見え”に仕上がります。
対して小鼻や額の外顔が光ってしまうと、それは“テカリ見え”。ギトギトしたような表面的な油っぽさもイヤな印象の要因ですね」
「ツヤ見えのために何より大切なステップは、スキンケアにあります。特にこの時期は、とにかく水分をしっかり補給する“保水”を重ねること。化粧水を何層にもミルフィーユのように重ねづけして、しっかりうるおすことがポイントです。特にツヤを宿したい頬の高い部分などは、やりすぎかな、と思うくらい肌を保水することが秘訣です。
そして仕上げに乳液やクリームなどの油分を含むアイテムを少量使い、水分が逃げないようにふたをします」
「では、ベースメークを上手に仕上げるにはどうしたらいいのか。実はとてもシンプルで、とにかくつけすぎないことです。厚塗りは老けた印象につながるだけでなく肌が乾燥する要因ともなります。私たちプロは、とにかく少量で仕上げていきます。
目安として、ご自身の完成イメージの7割仕上げを目指してみてください。肌の赤みなどが多少残っていても大丈夫です。ポイントメークも重なるし、ヘアや洋服などでも印象アップは叶います。ベースメークだけで完璧に仕上げようとするのをやめましょう」
ディセンシア ホワイトF/L
BBクリーム ライトベージュ
ディセンシア ホワイトF/L
BBクリーム ナチュラルベージュ
医薬部外品
<敏感肌用美白※ファンデーション> 25g
※ メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
商品ページへ藤原さん流
このBBクリームは、手でつけるからこそツヤを演出できると思います。薄塗りできれいにのびるので、敏感肌の方も使いやすく、ちょうどいい自然な仕上がりが手軽に叶います。
「敏感肌の方は、特に赤みやカサつきが出やすいので、そこを隠したいという意識が強くなって厚塗りになりやすい傾向があるかもしれません。でも厚塗りが乾燥を呼び、その乾燥が赤みを呼び、だからまた厚塗りへという悪循環に陥ってしまいます。鏡を近距離で、何度も見たりするとどうしても気になってしまって厚塗りになりがちです。近距離で見すぎず、7割仕上げを心がけてみてください」
「気になる赤みをカバーするには、コンシーラーを少量手にとりチップ(またはブラシ)で軽くつけるのがおすすめです。特に赤みが出やすい小鼻や、小鼻周りの毛穴が目立ちやすいところに赤みが出やすい方は、ぜひ試してみて!」
このコンシーラーは感触がやわらかくてのびがいいので、簡単に薄づきになって、初心者でも失敗なく使えます。
「ツヤはマットな部分があるから生きてきます。つまり、ツヤがない部分をつくることで顔全体にメリハリが出て立体的に見え、さらにハイライトが際立ち小顔効果にもつながるのです。
特にテカリを抑えておきたいのが、小鼻など鼻の側面と額の生え際。この2ヵ所が光ってしまうと、ギラつき感が出てテカリ見えにつながります。のっぺりと立体感がなくなり、だらしなく見えてしまうので要注意です」
「額中央のツヤを丸くキレイに見せるためにも、額の外側や髪の生え際は対照的にマットに仕上げておきましょう。特に夏は、生え際をはじめ顔のフレーム部分がべたつきやすいので、さらさらとマットに仕上げておくことできれいなツヤがより引き立ち、かつハイライト効果にもつながります」
最近人気の韓国風ツヤメークのように、あごや唇の上にもツヤを足すことももちろんいいですが、より上品な仕上がり印象を目指すならツヤ部分を絞るのが○。
「時間が経ってテカってしまう要因は汗と皮脂です。そして汗と皮脂が出るということはメークも崩れています。だからこそ、汗や皮脂とともに、この崩れてヨレたベースメークをすっきりと取り除き、改めて保水をしっかり行いましょう。
いらないものを取り除かず、そのまま上から化粧直しをすると厚塗りになり乾燥しやすい肌状態に。結果的にまた、崩れやすい状態となってしまいます」
日中も持ち歩けて
メークの上からも使えるミストを活用。
顔に直接吹きかけず、
使い捨てスポンジなどに含ませます。
ミストをぶわっと肌に直接吹きかけるのではなく、いったんスポンジに含ませてから肌にのせるのがポイント。スポンジはうるおいを吸水しやすく敏感肌にもやさしい、やわらかいものを選びましょう。スポンジを使うことで、保水をしながら汗と皮脂を少しずつ取り除けるので一石二鳥です。たとえばあぶら取り紙やティッシュを使うと、天然のオイルでもある皮脂を取りすぎてしまう可能性があります。オイリー肌(脂過剰)であれば、あぶら取り紙やティッシュも悪くないのですが、乾燥しやすい方や敏感肌の方にはおすすめできません。
化粧直しのうるおい補給のミストでもスポンジ使いをおすすめしましたが、それは、直接肌に吹きかけると不均一に水分を与えすぎてしまい、後で調整するのが難しいから。少しずつ足していけば失敗がありません。これはベースメークのすべてのステップで共通しています。一気にうるおわせよう、一気にベースメークを仕上げよう、一気に汗や皮脂をとろう!
とするのは、実は上手く仕上げるのが難しい。何事も少しずつ、が成功の秘訣です。
美しいツヤ見えが1日中続く、快適な梅雨シーズンになりますように。
Photography:YUKI SUGIURA
Hair&Make-up:藤原リカ
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