毛穴のたるみの原因は年齢以外にもあった!お手入れ方法・予防策も解説

KV

毛穴のたるみに悩んでいる方は多いもの。中には悩みを自覚していても対策方法がわからず、適切なケアができていない方もいることでしょう。
毛穴のたるみをケアするためには、毛穴がたるむ仕組みや原因を知ることが第一歩。そこでこの記事では、たるみ毛穴の原因や対策・予防策を解説します。たるみ毛穴のケアにおすすめのアイテムも紹介していますので、具体的にどのようなケアをしたらいいかわからない方もぜひご覧ください。

たるみ毛穴とは涙型に開いた毛穴

たるみ毛穴とは、頬部分に多くみられる涙型の毛穴のこと。毛穴が重力によって下に引っ張られることにより、凹んで見えることが特徴です。
たるみ毛穴が引き起こされる原因はさまざまありますが、主に肌のハリや弾力が失われたことで引き締まっていた毛穴がゆるんでしまうと考えられます。

たるみ毛穴になる肌の仕組み

本来は丸い形をしている毛穴ですが、なぜ涙型のたるみ毛穴になってしまうのでしょうか。

皮膚は、外側から表皮・真皮・皮下組織と3つの層に分かれています。そのうち真皮の働きが加齢や糖化によって衰え、皮膚のハリが失われることが、たるみ毛穴の原因です。

イメージ図 イメージ図

真皮には「線維芽細胞」という細胞があり、皮膚を構成するコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンといったタンパク質を生成しています。この働きが衰えたり、数が減ったりすることで肌のハリが失われ、肌がたるむと同時に毛穴が涙型に開いてしまうのです。

また、乾燥や紫外線といった外的要因、ストレスや睡眠不足といった内的要因でターンオーバーが乱れることも、たるみ毛穴の原因のひとつ。ターンオーバーが乱れると角栓が詰まり、毛穴が目立ちやすくなるだけでなく、バリア機能の低下がコラーゲンの機能を低下させてしまう恐れもあります。

たるみ毛穴には皮脂が影響している可能性も

そのほか、たるみ毛穴には「不飽和脂肪酸」が影響していることも。皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が増加すると、毛穴周りのターンオーバーが加速します。ターンオーバーが早すぎると、角層細胞が成長しきらないまま表皮まで押し上げられ、未熟な角層細胞が毛穴に詰まることで毛穴が拡大してしまうこともあるのです。

敏感肌は毛穴が目立ちやすい

たるみ毛穴が目立つ原因は加齢だけではありません。肌が敏感状態に傾いていることも原因のひとつと考えられます。
敏感肌は、角層の乱れが原因で起こるもの。角層の乱れは肌の乾燥に繋がり、そうして肌が硬くなると毛穴が目立ちやすい状態になります。
さらに角層の乱れは、バリア機能の低下も招き、毛穴周辺のターンオーバーも乱れるため、より毛穴が目立ちやすい状態に。たるみ毛穴に加えて、肌あれによる毛穴目立ちも両方起こることで、敏感肌はより毛穴が目立ちやすくなるといわれています。
敏感肌であると自覚がある方や、肌の状態がゆらぎやすくなったと感じている方は、敏感肌用のケアとエイジングケアの2つを意識することで、毛穴悩みへの良好なアプローチが期待できるでしょう。

▼敏感肌かも?と思ったらこちらの記事をチェック

敏感肌の原因・対策を徹底解説!大人女性が知っておきたい正しいスキンケア・アイテムの選び方

たるみ毛穴の原因と対策

ここからは、たるみ毛穴が生じる具体的な原因とその対策について解説します。

紹介する原因や対策は、たるみ毛穴だけでなく、角栓や黒ずみといった毛穴悩み全体の解消に繋がるものも。毛穴に関して複数の悩みを持っている方もぜひチェックしてみてください。

真皮の変化

年齢を重ねたり、真皮がダメージを受けたりすることで、真皮に存在する「線維芽細胞」の働きが弱くなると、肌のたるみが発生。同時に毛穴もたるんでしまいます。

エイジングによる肌や毛穴のたるみをケアするのは難しい部分もありますが、自分の肌に合ったスキンケアアイテムを使う、しっかり保湿するなどの対策で毛穴を目立たなくすることは可能です。

まずは肌にしっかりとうるおいを与え、キメをふっくらさせるための保湿ケアが基本です。その上で、肌のハリや弾力をアップさせるエイジングケアを取り入れるといいでしょう。

肌の乾燥

実は、10〜20代の若い方でも毛穴が開き、たるんでいるように見えることがあります。
その原因の多くが、肌の乾燥です。湿度の低下や空気の乾燥・紫外線など、さまざまな原因で肌が乾燥すると、毛穴が開いてしまいます。

特に紫外線ダメージには要注意。ターンオーバーが乱れることにより毛穴が目立ちやすくなるだけでなく、紫外線のダメージにより真皮の働きが衰えることも考えられます。

肌の乾燥を防ぐためには、洗顔後の保湿ケアを徹底する、加湿器を使うなど、とにかく肌にうるおいを与えることが大切です。肌に水分をしっかりと与えることで、肌表面のキメをふっくらさせるとともに、ターンオーバーやバリア機能をサポートし、毛穴悩みを繰り返さない肌を目指しましょう。
加えて、紫外線ダメージを最小限に抑えられるよう、日やけ止めや日傘・帽子などの使用を心がけるとより効果的です。

▼乾燥は敏感肌の大敵。肌の乾燥について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

肌が乾燥する原因とは?乾燥悩みを卒業するために今日からできるケア方法・予防策

表情筋の衰え

表情筋とは、目や口・頬などを動かすときに使われる筋肉です。この表情筋が衰えると、肌の弾力が失われ、たるみ毛穴の原因になってしまいます。
表情筋は年齢を重ねるとともに衰えていくもの。それだけでなく、表情筋を使う機会が少ないことでも衰えるといわれています。

日常的に人とコミュニケーションを取る機会が少ないと、表情筋を使うことが少なくなる可能性も。なるべく人と接する機会を増やし、コミュニケーションを取ることが表情筋を鍛えるきっかけとなります。人と会話をして、笑って、表情筋を使う生活を心がけてみましょう。

毛穴トラブルを悪化させること

たるみ毛穴を含む毛穴トラブルは、日々の行動や習慣によって引き起こされることもあります。
そこでここからは、日常に潜む毛穴トラブル悪化の原因をご紹介します。

洗顔後に十分な保湿をしない

洗顔直後の肌は、乾燥しやすい状態のため、できるだけ早いタイミングで保湿をすることが大切です。
保湿の際は化粧水だけでなく、美容液や乳液・クリームなどを使い、異なる種類のうるおいをミルフィーユ状に重ねると、水分を肌に閉じ込めやすくなります。

クリームなどはベタつきなどの理由から使用を避ける方もいますが、油分はうるおいキープにとても重要な役割を果たすもの。軽いテクスチャーのクリームを使うなどして、スキンケアの最後に蓋をすることを心がけましょう。

肌に刺激を与えすぎる洗顔・パック

過剰な皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が増加すると、毛穴周りのターンオーバーが加速し、毛穴目立ちの要因に。そのため、毛穴ケアのために皮脂をしっかりオフしたいと考える方は多いことでしょう。

しかし、毛穴ケアのために洗浄力の高い洗顔料やフェイスパックを使う際は、使用する種類に注意が必要です。たとえば、スクラブ状の洗顔や貼って剥がすパックなどは、肌に物理的な刺激を与えすぎることがあります。刺激によって肌のターンオーバーが乱れ、敏感状態に傾く可能性があるのです。

毛穴の開きや汚れ・角栓が気になっても、無理にオフするのは危険です。こすったりつまんだりせず、毛穴ケアに適したスキンケアアイテムを使用しましょう。

洗顔やクレンジング剤を選ぶ際は、毛穴周りの汚れをしっかり落としながら、同時に毛穴を引き締められるアイテムを選ぶのがおすすめです。

疲労・ストレスの蓄積

疲れたりストレスが溜まっていたりすると、体内の血流が悪くなり、肌まで栄養が届かなくなります。その結果、肌の乾燥や敏感状態が引き起こされ、毛穴が目立つようになることも。
また、疲労やストレスが蓄積されると、睡眠不足や食生活の乱れ・運動不足などにも繋がります。こうした生活習慣の乱れは、肌あれの原因になりやすいため注意が必要です。

仕事に家事に育児に…と忙しい現代では、ストレスをゼロにするのは難しいもの。しかし、こまめにストレスを発散することで、心も体もすこやかに過ごすことはできるはずです。普段から自分に合ったストレス解消法を見つけておくといいでしょう。

たるみ毛穴の予防策

今はたるみ毛穴が目立っていない人でも、年齢を重ねる、肌状態が悪化するなどして、今後たるみ毛穴が気になりはじめる可能性があります。

無理せずできる予防策を早めに講じることで、未来のためのケアを始めておきましょう。

栄養バランスのとれた食事をする

栄養バランスのとれた食事は、毛穴だけでなく、肌や健康にとってもいい習慣のひとつ。できる限り毎日継続していきたいものです。

たとえば、過剰な脂質の摂取やビタミン不足などで栄養バランスが偏ると、肌に栄養が行き届かず、ターンオーバーの乱れに繋がります。

さらに、糖質の過剰摂取は肌の糖化を招き、エイジングサインに繋がることもあるため、甘いものの食べすぎには注意が必要です。

毎日忙しくて自炊ができない、人との付き合いで外食が多いなど、毎日バランスのとれた食事を意識するのが難しくても問題ありません。無理のない範囲で、足りない栄養素を意識的に補えるようにしましょう。

質のよい睡眠をとる

睡眠中に分泌される成長ホルモンには、肌のターンオーバーを促進する働きがあるため、肌あれの予防にも繋がります。毎日の睡眠時間が十分に確保できていない場合は、少しでも早めに寝られるよう心がけてみましょう。

ただ、睡眠時間が長ければ長いほどよいというわけではありません。就寝時間と起床時間をできるだけ毎日揃えるなどして、生活リズムを整えることも大切です。

なかなか早く寝付けないという方は、軽い運動を取り入れたり、長時間の昼寝や寝る前のスマホを避けたりといった工夫を心がけてみてください。

こまめにUVケアをする

紫外線は肌にとって大きなダメージ要因のひとつ。紫外線を浴び続けると、バリア機能が低下し、乾燥しやすい状態を招いてしまいます。さらに、紫外線は肌の真皮にまで届いてダメージを与え、コラーゲンを破壊してしまうことも。こうして肌が乾燥すると、毛穴が目立って見える可能性があるのです。

紫外線は春夏だけでなく、年中降り注いでいます。また、室内でも降り注ぐため、外出時だけでなく、在宅時も日やけ止めやUVカット効果のある下地を使って紫外線対策を行いましょう。外出時は日傘や帽子を活用するのもおすすめです。

敏感肌の方の日やけ対策やおすすめのアイテムについては、こちらの記事をチェック

敏感肌に合う日やけ止めはある?選び方とおすすめアイテムを紹介

大人の肌悩みに寄り添う「ディセンシア シリーズ」

ディセンシア シリーズ

ディセンシアシリーズは、角層起点のエイジングケアにこだわったスキンケアシリーズ。ターンオーバーに着目したケアでバリア機能をサポートし、角層をすこやかな状態に導きます。

季節や体のリズムによって肌がゆらぎやすい、大人ならではの敏感な角層をうるおいでやさしく満たす、気になる毛穴のケアにおすすめのスキンケアシリーズです。

そんなディセンシアシリーズの中でも、特に目立つ毛穴のケアにおすすめのアイテムを3つご紹介します。

※ 年齢に応じたお手入れ

シワ改善有効成分配合「ディセンシア リンクルO/L コンセントレート」

ディセンシア リンクルO/L コンセントレート

うるおいに満ちたふっくら肌に保つシワ改善美容液です。部分用ではなく、全顔に使えるタイプなので、シワ改善ケアとともに、目立つ毛穴が気になる部位にも広げて使うことができます。

オイルのようなリッチな使用感で肌に密着しながらのび広がり、角層がふっくら立ち上がるような使用感に。柔らかさがありながら、押し返すようなもっちり感と手ごたえのあるハリ感へと導きます。

シワ改善有効成分「D-リンクルアミド」を配合し、今あるシワだけでなく、まだ目に見えないシワによるしぼみ感にもアプローチ。

※ ナイアシンアミド

ご購入はこちら

「ディセンシア リンクルO/L コンセントレート」を使用したお客さまのレビュー

しっかり、しっとり感

目の下のシワ、目尻のシワ、首のシワ…
あらゆるシワが気になっていました。使い始めてみると、肌へのなじみ方が、今までとは違っていました。しっかり、しっとり感があって、本当に気に入りました。

57歳の母と使っています

しっかり保湿をしても、小ジワが気になるのはもう年齢的に仕方がないと半ば諦めていた母に勧めてみました。
1月に一本を目安に使い続けて4ヶ月程になりますが、使い始めてから2週間しないうちに肌のお手入れが楽しくなってきたようです。一本使い切る頃には表情にも張りが出て、本人もとても驚いていました。とても50代とは思えないほど綺麗です。
正直まだ自分の肌では感動するほどの実感はなかったのですが、きちんとケアができる良い商品なんだなと実感しました。私もサボらずきちんと使い続けていきたいと思います!

充実感のあるハリを目指す「ディセンシア クリーム」

ディセンシア クリーム

美肌の要である、整った角層に限りなく近い構造を実現した独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」の進化により開発された、ディセンシアの象徴となるアイテムです。
乾燥を防いで、うるおいを逃さず、翌朝まで。充実感のあるハリを与えしなやかさに満ちた美しい肌のために必要な環境を整えます。
リッチなテクスチャーですが、肌の上でとろけるようになじむので、べたつきを感じません。ローションやオイル・美容液で肌を整えたあと、うるおいを閉じ込めるようにご使用ください。

ご購入はこちら

「ディセンシア クリーム」を使用したお客さまのレビュー

柔らかくしっとり馴染み満足

乾燥敏感肌です。今まで、良いと言われるものに次々手を出し無駄になったもの数知れず...このクリームは自分の肌に合っていると思います。クリームの大切さに気付けたのは初めてです。出会えたことに感謝です。

心地よくやさしく

本当に心地よく馴染み、肌も心も優しく包み込んでくれるクリームです。使っていると、今までにない心地よさを感じ幸せな気持ちになりました。このクリームに出会い素肌の大切さを感じ、できるだけファンデーションなしで過ごすようにしています。もうすぐ使用 4 個目にはいります。

毛穴肌をきゅっと引き締めすっきり洗い上げる「ディセンシア クレンジング ジェル」

ディセンシア クレンジング ジェル

ぷるぷるの水感ジェルにやさしくつつまれて、つるんとした洗いあがりが特徴のクレンジングです。

ゆるみがちな毛穴まわりにまでうるおいを残し、肌をきゅっとひきしめながら洗い上げます。
濃厚ジェルが肌に密着し、角層のうるおいを守りながらキメや毛穴に落ち込んだメーク汚れ・皮脂汚れまですっきりとオフ。洗いはじめから終わりまで、ぷるぷるのジェル膜がキープされ、肌を直接こすらず摩擦レスに洗えます。

大人のゆらぎやすい肌にも使える、敏感肌にうれしいジェルクレンジングです。まつ毛エクステにも対応しています。

ご購入はこちら

「ディセンシア クレンジング ジェル」を使用したお客さまのレビュー

素晴らしい

今までのディセンシアのクレンジングの中で一番です!毎日肌になじんでいくのを実感しています。40半ばを過ぎ、化粧品選びに二年間悩まされ、こちらの基礎化粧品にたどり着きました。その中でも使用後にやっぱりこれと思えるクレンジングは初めてです!ジェルが毛穴の汚れにもなじみやすく、なのにつっぱらず、さっぱり!敏感肌にありがちな使いにくさは全くありません!ジェルが柔らかくプルンとしています!毎日使うたびに感動しています!!

やっとしっかり馴染むクレンジングに出会えました

日焼け止めが強すぎて中々落としきれず、2度洗いやピーリングをしないといけませんでしたが、このジェルは一度で肌のすみずみまでしっかり馴染み、しかもつっぱらず、やっと出会えた感じです。

よくある質問

ここからは、たるみ毛穴についてよくある質問にお答えします。

たるみ毛穴の原因とはなんですか?

たるみ毛穴とは、涙型になった毛穴のこと。毛穴が重力で下に引っ張られ、凹んで見えるのが特徴です。

本記事内ではより詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

たるみ毛穴とは涙型に開いた毛穴

毛穴がたるんでしまう原因を教えてください

毛穴がたるむ主な原因は、以下の通りです。

  • 肌のハリ・弾力の低下
  • 肌の乾燥
  • 表情筋の衰え

それぞれの詳しい解説については、本文をご覧ください。

たるみ毛穴の原因と対策

たるみ毛穴のお手入れ方法を教えてください

加齢により肌と毛穴が同時にたるんでしまうと、元通りにすることは難しいとされています。しかし、開いた毛穴を目立たなくするケアは可能です。
まずは保湿を徹底し、肌にうるおいを与えることが大切。基本の保湿に加えて年齢に応じたスキンケアアイテムを使うことで、ハリや弾力のある肌により近づくことができます。

  • HOME
  • 毛穴のたるみの原因は年齢以外に…