敏感肌でも使える肌にやさしい日やけ止めの選び方|紫外線のしくみも解説
紫外線は肌に刺激を与え、肌が敏感になりやすくなったり、シミやシワの元になったりするため、できる限り予防したいもの。
しかし、日やけ止めの成分が合わないと、肌あれや乾燥が起こる場合もあります。肌表面のバリア機能が乱れている敏感肌の方は特に気になるところではないでしょうか。
この記事では、紫外線のしくみや敏感肌でも快適に使える日やけ止めの選び方を解説します。日やけ止めの効果を高める塗り方と注意点もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
紫外線の種類と、肌への影響
近年、紫外線が肌に与えるダメージが大きいことが広く知られるようになってきました。
紫外線による影響は、次のような肌トラブルを引き起こす原因になります。
- 乾燥、肌あれ
- シミ、ソバカス
- ハリ不足、シワ
紫外線は、主に「UV-A(紫外線A波)」「UV-B(紫外線B波)」の2種類があります。
UV-A(紫外線A波)
- 肌の老化の原因になる(別名:生活紫外線)
- 波長が長く肌の深いところまで到達するため蓄積しやすい
- ハリ不足やシワを引き起こす
UV-B(紫外線B波)
- 肌の日やけの原因になる(別名:レジャー紫外線)
- 波長が短く肌の浅いところに炎症が起こる
- シミ、ソバカスの原因になる、メラニンの生成を活性化する
日本の夏の平均気温は年々上昇しており、日照時間は約10年前と比べると4%も増えており、私たちが浴びる紫外線量も増え続けています。


そのため、紫外線カットの必要性はどんどん高まっているのです。
紫外線は季節・天候に関係なく降り注いでいる
紫外線は1年中、太陽が出ている時間帯は常に降り注いでいます。朝8時ころから強くなり始め、11〜13時にピークを迎えます。そのため、朝〜日中にかけて外出する際は、特に紫外線対策が必要です。
また、紫外線は天候に関係なく降り注いでいます。曇りの日は晴れた日の35〜40%、雨の日でも15〜20%の紫外線が届いているため、日差しが弱いからといって油断は禁物です。
さらに、紫外線はガラスをも透過します。UV-Bはガラスが反射するため室内での影響は少なくなりますが、UV-Aは85%がガラスを通過するため、屋内や車内にいても紫外線対策が欠かせません。
紫外線は1年中降り注いでいるので、季節や天候を問わず、常に日やけ対策を心がけましょう。
日やけ止め以外でも紫外線対策が必要
UV-Aは85%がガラスを透過するため、室内や車内にいるときでも油断は禁物です。外出時には、日傘やハット、UVカット機能がついているカーディガン、サングラス、アームカバー、ストールなどのアイテムを活用し、肌をできるだけ紫外線から守りましょう。
日やけ止めと紫外線対策アイテムを組み合わせることで、紫外線からの影響を最小限に抑えることができます。
日やけ止めの「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」のちがい
日やけ止めには、紫外線をカットするために、紫外線防御剤が配合されており、「紫外線散乱材(ケミカル)」と「紫外線吸収剤(ノンケミカル)」の2種類があります。
紫外線防御剤のちがいを理解しつつ、肌へのやさしさと使い心地のよさを両立した日やけ止めを見つけたいですね。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のそれぞれの特徴を説明します。
紫外線吸収剤とは


紫外線吸収剤は、化学反応で紫外線を防御するため、中には、まれにアレルギーの原因となるとされているものがあります。しかし、必ずしもすべての紫外線吸収剤が肌の負担になるともいえません。中にはアレルギー反応が起きにくいと確認されている成分もあります。
紫外線吸収剤 | |
働き | 働き紫外線エネルギーを吸収し、化学反応で熱などの別のエネルギーに変換して防御。まれに、化学反応でアレルギーを引き起こすことがある。 |
使用感 | 使用感油剤に溶け透明、かつ少量で効果を発揮するので、使用感がよい。 |
紫外線吸収剤働き | 働き紫外線エネルギーを吸収し、化学反応で熱などの別のエネルギーに変換して防御。まれに、化学反応でアレルギーを引き起こすことがある。 | 使用感油剤に溶け透明、かつ少量で効果を発揮するので、使用感がよい。 |
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紫外線散乱剤とは


紫外線散乱剤は物理的に紫外線を跳ね返すため、アレルギー反応を引き起こすリスクが少ないけれど、白浮きやきしみなど使用感に影響がでやすいといわれています。
紫外線散乱剤 | |
働き | 働き紫外線エネルギーを粉体で反射・散乱させて物理的に跳ね返し防御。物理的防御なので、アレルギー反応を引き起こすリスクが低い。 |
使用感 | 使用感粉体を高配合すると、白浮き・きしみ・乾燥など使用感に影響することも。 |
紫外線散乱剤使用感 | 働き紫外線エネルギーを粉体で反射・散乱させて物理的に跳ね返し防御。物理的防御なので、アレルギー反応を引き起こすリスクが低い。 | 使用感粉体を高配合すると、白浮き・きしみ・乾燥など使用感に影響することも。 |
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敏感肌の方向け!日やけ止めの選び方
ここでは敏感肌の方の日やけ止めの選び方について解説します。
刺激の少ない日やけ止めの探し方や用途、成分での選び方についてもご紹介します。
アレルギーテスト済みのアイテムを選ぶ
アレルギー反応が気になる方は、そのアイテムがどのようなテストにクリアしたのかを確認するとよいでしょう。
ここでは、敏感肌の方に参考にしてほしいおすすめのテスト方法を4つご紹介します。
アレルギーテスト※1 | 皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチにより閉塞貼布を繰り返し、皮膚に反応が出るかを確認することでアレルギー性を評価します。 |
敏感肌の方の協力によるパッチテスト | 皮膚に対する刺激性を評価するために行います。 敏感肌の方にご協力をいただき、パッチテスト用絆創膏に原料や製品を塗布し、二の腕の内側や背中に24時間または48時間貼付します。 絆創膏を剥離した後に赤みや腫れなどの反応の有無を観察して判定します。 |
敏感肌の方の協力による連用テスト※2 | 敏感肌の方にご協力をいただき、実際に自宅で数週間商品を使った後に、肌にトラブルが出ることなく使用できているかを医師が判定します。 |
光アレルギーテスト※3 |
皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチによる閉塞貼布と光照射を繰り返し、光があたることにより光アレルギーが誘発されないかを確認する試験です。一定期間空けた後、再度パッチテストと光照射を行います。光照射部位と非照射部位の皮膚反応を比較し、光アレルギーが誘発されないかを評価します。 |
敏感肌の方は、上記のようなテスト済みの化粧品を選ぶとよいでしょう。
※1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
※2 敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
※3 光アレルギーテスト済み(全ての方に光アレルギーが起こらないというわけではありません)
敏感肌でも使える低刺激性のアイテムを選ぶ
商品説明に「敏感肌向け」と記載があるアイテムは低刺激処方でつくられているので、デリケートな肌にも使用できます。
パッケージやホームページに記載があるか確認しましょう。特に、刺激になりやすいアルコールや香料が入っていないものを選ぶとよいでしょう。
子どもや赤ちゃん(新生児をのぞく)と一緒に使えるものや、妊娠中の女性にも使えると記載がある商品も低刺激処方の場合が多い傾向です。
適切なSPF・PAのものを選ぶ
日やけ止めを選ぶ際に重要なSPF値とPA値ですが、「あまり意味がわかっていない」「敏感肌なので、なんとなく低い数値のものを選んでいる」という方もいるのではないでしょうか。
それぞれの意味と適切な日やけ止めの選び方を紹介します。
SPFとはUV-Bの防御効果を示す数値
SPFは「UV-Bの防御効果」を示しています。SPF1=UV-Bと15分防御する効果1があるということです。つまり、SPF50の場合は「50×15分=750分(12時間半)」のUV-Bを防御効果があるということになります。日本国内ではSPF50が表示できる最高値となり、それ以上のものはSPF50+と表示します。


PAとはUV-Aの防御効果を示す数値
PAは「UV-Aの防御効果」を示しています。PAは+(プラス)の数が4段階で表示されます。日本国内では++++(4プラス)が最高値となっています。
敏感肌だからといって、高SPF・PAの日やけ止めが必ずしも肌への刺激になるとは限りません。紫外線防御効果の高いものを使いたい場合は、敏感肌を考慮した設計になっているアイテムの中から選ぶことをおすすめします。
さらに、日やけ止めは汗や衣類のこすれなどで落ちてしまうこともあります。こまめな塗り直しを行い、常に紫外線から肌を守るようにしましょう。
保湿効果の高いアイテムを選ぶ
日やけをすると肌表面にある角層のうるおいバランスが乱れ、バリア機能が低下するため、肌が乾燥しやすくなります。
また、成分によっては、キシキシとした使用感が乾燥につながることも。さらりとしたローションタイプより、ミルクタイプやクリームタイプなどの保湿効果の高い日やけ止めを選びましょう。
▼バリア機能の働きについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

肌のバリア機能をサポートする方法|美しい肌に導くコツは角層のケア!
石鹸で落ちるアイテムを選ぶ
日やけ止めは、汗や摩擦から守るためにウォータープルーフタイプのものが多くあります。
塗り直しの回数を減らすことができる反面、日やけ止めを落とすときにクレンジングが必要なものや、ダブル洗顔をするものもあります。肌への負担が少ない、石鹸で落とせる日やけ止めを選びましょう。
ただし石鹸で落とせる日やけ止めは、SPF・PA値が低いものが多い傾向にあります。
肌にやさしいものを選んでも、紫外線対策が不十分では意味がありません。自分のライフスタイルや紫外線を浴びる時間に合わせて、適切なものを選びましょう。
▼敏感肌のクレンジングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

敏感肌向けクレンジングの選び方|種類の違いやうるおいを守りながら汚れを落とす方法
▼敏感肌の洗顔について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

敏感肌向け洗顔料の選び方|肌に刺激を与えない洗い方も紹介
日やけ止め下地など用途に応じて選ぶ
日やけ止めには、美容成分配合のものや化粧下地として使えるものがあります。
- 美容成分配合:美容液のようなスキンケア効果がある
- 化粧下地:メイクのりアップ効果や、肌色補正効果がある
1つで2役を叶えるアイテムは時短になり、使用アイテム数を最小限に抑えることで、敏感肌の方が気をつけたい摩擦刺激を減らす、というメリットもあります。
テクスチャーの使い心地で選ぶ
日やけ止めには、ローションタイプやジェル、乳液やクリームなどがあり、テクスチャー(塗ったときの質感や触り心地)が異なります。
それぞれをタイプ別にまとめました。
種類 | テクスチャー | 使用感 |
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ローション | テクスチャー水のようにさらさらしている | 使用感さっぱり |
ジェル | テクスチャーみずみずしくのびがよい | 使用感さっぱり |
乳液 | テクスチャーなめらかでのびがよい | 使用感しっとり |
クリーム | テクスチャー重めで密着しやすい | 使用感よりしっとり |
好きなテクスチャーや使い心地で選ぶのもよいでしょう。
敏感肌の場合、肌表面が乾燥して荒れがちなので、のびのよいなめらかな肌あたりのものを選びましょう。
日やけ止めの効果を高める塗り方と注意点
せっかく自分に合った日やけ止めを手に入れても、きちんと塗れていなかったら効果が出ません。日やけ止めを顔に塗る前に気をつけるべきポイントと、正しい日やけ止めの塗り方をご紹介します。
肌の保湿をしっかりする
乾燥した肌に直接日やけ止めを塗ると、ムラになったり、崩れやすくなったりすることがあります。化粧水や乳液でしっかり保湿して、肌表面をなめらかに整えましょう。
また、スキンケアの後すぐに日やけ止めを塗ると、ヨレたり、ベタついたりしやすくなります。5〜10分ほど置いて、肌になじんでから塗るのが理想的です。
①日やけ止めを顔の5カ所にのせる
朝のスキンケアの最後に使用します。必ず使用量を守りましょう。少なすぎると紫外線防御効果が十分に発揮されません。
日やけ止めを手に取り、額・両頬・鼻の頭・あごの5カ所にのせます。頬は面積が広いので少し多めにのせましょう。
あらかじめ5カ所に置いてからのばすことで、量のばらつきが起きにくく均一に塗ることができます。
②指の腹で優しくのばす
フェイスラインに沿わせて指の腹全体を使いながらなじませます。
頬は鼻の横からこめかみに向かうようになじませ、額は中心から左右のこめかみに向かってなじませます。鼻やあごも忘れないように伸ばしてください。基本的に顔の中心から外側に向かってのばします。
塗り忘れやすい鼻の下やフェイスラインもしっかり塗りましょう。塗り広げる際は、力を入れすぎないようにやさしいタッチで行いましょう。
③顔の高い位置に重ねて塗る
顔全体に塗り終えたあと、顔全体を両手で包み込みなじませましょう。
5点置きした額・両頬・鼻の頭は顔の中でも高さがあり、紫外線が当たりやすく日やけしやすいパーツです。顔の高い位置には追加で日やけ止めを重ね付けするのがポイント。
日やけ止めを追加で手に取り、塗りたいパーツにのせたらなじませます。
④首やデコルテにも塗る
日やけ止めは顔だけで終わりがちですが、あご下や首、鎖骨、胸元、耳たぶ、耳の裏、生え際にも日やけ止めをきちんと塗りましょう。
首元のあいた服の場合はデコルテにまで伸ばします。髪を結ぶ方やショートヘアの方はえり足の塗り忘れにも注意しましょう。
敏感肌の方が知っておきたい日やけ止めの落とし方
敏感肌の方は、日やけ止めをオフするときにできるだけこすらないことが重要です。強くこすると摩擦刺激により肌に負担がかかり、乾燥や刺激の原因になってしまいます。
洗顔の際は、たっぷりと泡立てた石鹸で優しく洗い流しましょう。泡の量や質は、レモン1個分の量を目安に、手のひらを下に向けても泡が手から落ちないくらいのもっちりとした濃密な泡が理想的です。泡がクッションとなり、肌に余計な刺激を与えずに日やけ止めを落とせます。
また、クレンジングを使う場合は、クリームやジェルなどクッション性の高い剤型のタイプを選ぶとよいでしょう。指が直接肌に触れるのを防ぎ、摩擦を軽減できます。
敏感肌の方にも使いやすいディセンシアの日やけ止め
敏感肌のことを考えてつくられたスキンケアブランド「ディセンシア」は、アレルギーテスト※1や敏感肌の方の協力によるパッチテストだけでなく、敏感肌の方の協力による連用テスト※2まで行っています。
ここでは、ディセンシアからおすすめの日やけ止めを2つご紹介します。
※1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
※2 敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
紫外線ダメージから肌を守る日やけ止め美容液「ディセンシア デイ エッセンス」

日常の紫外線から守ると同時に、肌を美しく魅せる下地機能を兼ね備えた日やけ止め美容液。
なめらかで均一に伸び広がる、肌なじみのよいテクスチャーが隙なく紫外線をカット。さらに肌色補正効果のあるパールが、赤みやくすみを払い※ワントーン明るい肌印象を叶えます。
紫外線吸収剤フリー。クレンジング不要で肌にやさしく洗い落とせます。
紫外線対策をしたいけど、肌もきれいに見せたいという敏感肌の方におすすめです。
アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
合成香料不使用、アルコール不使用
※ メークアップ効果による
▼「ディセンシア デイ エッセンス」を使用したお客さまのレビュー
薄い桃色
これ好きです。薄い桃色、目立たないパール感。皮膚の薄い、色白肌ですが、年齢と共に黄色っぽくなり、薄いピンクの下地、肌に優しい物を探していました。一度では、カバー力が少ないので、重ね付け。お粉は季節により、パール感のある物やマットなプレストパウダーで。使いやすく、SPF,石鹸で落とせるのも魅力です。使い続けたい、商品です。
敏感肌対応なのにSPF50+ PA++++「ディセンシア フローレス UVプロテクター」

敏感肌対応なのに、国内最高レベルのSPF50+、PA++++の高い紫外線カット効果を実現。
白浮きしない、きしまない、ベタつかない、という心地よさも追及しています。さらに、肌本来のダメージ修復力に着目し、酷暑による肌ダメージにまでアプローチ。敏感状態の肌も、軽やかに快適に肌を守る、美容液タイプの日やけ止めです。
アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
光アレルギーテスト済み(全ての方に光アレルギーが起こらないというわけではありません)
合成香料不使用、アルコール不使用、着色料不使用
▼ディセンシア フローレス UVプロテクター」を使用したお客さまのレビュー
すごくいい!
敏感肌で季節によって肌荒れしてしまう40代です。ここの商品は私に合うようでずっとリピートしてます。今回、日焼け止めのキャンペーンをしていたので購入。私はディセンシアの一番最後に使用するクリームのこっくりした感じが好きなので、この日焼け止めは同じ使用感で大正解でした。しっとり潤い感のあるテクスチャです!過去一番好きな感じかも。
期待の逸品。素晴らしい。
敏感肌かつ毛穴づまりを起こしやすい肌質です。今まで紫外線吸収剤・シクロペンタシロキサン・酸化亜鉛などが入っていない(いわゆる酸化チタンのみ)日焼け止めばかりを使ってきました。規定量を塗るとどうしても白浮きしてしまってメイクが楽しめない日々でした。そんなときにこちらの日焼け止めに出会いました。べたつかず、白浮きもせず、私にとってはとても使いやすい日焼け止めです。リピートしてます。ずっと使いつづけたいです。
敏感肌の日やけ止めに関するよくある質問
ここでは、敏感肌の方からの日やけ止めに関するよくある質問とその答えを解説します。
日やけ止めは石鹸で落とすことができますか?
日やけ止めには、石鹸で落とせるタイプのものと、専用のクレンジングが必要なものとがあります。石鹸で落とせる日やけ止めを使用する場合は、しっかりと泡立てた洗顔料を使い、肌をこすらずに優しく洗い流すことが大切です。キメが細かく濃密でクリーミーな弾力のある泡を使うことで手とのクッションとなり、摩擦を減らすことで、肌の刺激を最小限に抑えられます。
また、クレンジングを使う場合は、クリームやジェルなどクッション性のある剤型のものを選ぶとよいでしょう。指が直接肌に触れるのを防ぎ、摩擦を軽減できます。
また、敏感肌の方は、低刺激処方の敏感肌向け日やけ止めを選ぶとより安心です。
敏感肌のときの日やけ止めの選び方を教えてください
敏感肌の方が日やけ止めを選ぶ際には、肌への負担をできるだけ抑えることが重要です。以下のポイントを参考に、自分に合ったアイテムを選びましょう。
●アレルギーテスト済みのアイテムを選ぶ
肌に合うか不安な場合は、アレルギーテスト済みの製品を選ぶと安心です。
●敏感肌でも使える低刺激性のアイテムを選ぶ
アルコールフリーや無香料、無着色のものなど、刺激の少ない処方のものを選びましょう。
●適切なSPF・PAのものを選ぶ
使用シーンに合った数値を選びましょう。紫外線防止効果が高いものを塗りたい場合は、敏感肌用のアイテムから選ぶことをおすすめします。
●保湿効果の高いアイテムを選ぶ
乾燥しやすい敏感肌には、ミルクタイプやクリームタイプなどの保湿効果の高い日やけ止めを選びましょう。
●日やけ止め下地など用途に応じて選ぶ
メークの下地としても使えるタイプや、美容液のようなスキンケア効果があるタイプなど、用途に合ったものを選びましょう。
●テクスチャーの使い心地で選ぶ
クリーム、ジェル、乳液など、肌なじみのよい質感のものを選ぶことで、快適に使用できます。
敏感肌向けの肌にやさしい日やけ止めはありますか?
敏感肌の方が日やけ止めを選ぶときに見ていただきたいポイントは「低刺激性」「無香料」「石鹸で落とせるもの」です。
そして、「アルコール不使用」「アレルギーテスト済み※1」「敏感肌のご協力による連用テスト済み※2」「光アレルギーテスト済み※3」などの記載がある、テスト済みの日やけ止めを選ぶことがおすすめです。
肌の負担にならないよう、できるだけ石鹸で落とせる日やけ止めを選びましょう。また、日やけ止めを塗るときや落とすときも、やさしい力加減を心がけましょう。
※1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
※2 敏感肌の方のご協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
※3 光アレルギーテスト済み(全ての方に光アレルギーが起こらないというわけではありません)
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大好きです
普段は日焼け止めの類が本当に苦手でしたが、これは素晴らしいです。塗りやすいテクスチャも、これ単体だけでも肌なじみの良い綺麗な色もお気に入りなのに、夜メイクを落とす時にクレンジング不要なのも、敏感肌には嬉しいです。積極的にぬりたくなる日焼け止め下地に初めて出会えました。大好きです!!!