敏感肌の「赤み」を抑えるには?原因・スキンケアのポイントや選び方
敏感肌の方の中には、赤みに悩まされている人も多いのではないでしょうか。肌に赤みがあると、すっぴんが嫌になったり、メークをしていても隠しきれなかったりと、日々気になってしまいますよね。
この記事では、そんな敏感肌による赤みの原因や対処法を解説します。赤みが気になるときのスキンケア方法や、おすすめのスキンケアアイテムも紹介しているので、お悩みの方はぜひ最後までチェックしてみてください。
敏感肌の悩み「顔の赤み」が起こる理由
敏感肌の悩みのひとつである「顔の赤み」。なぜ敏感肌だと赤みが出やすいのでしょうか。
ここでは、赤みの原因や、敏感肌に赤みが出やすい理由について解説していきます
顔の赤みは肌トラブルのサイン
肌の赤みの正体は血液です。血管が拡張したことで血流が増加し、肌表面に血管が透けて赤っぽく見えている状態です。
では、なぜ血管は拡張してしまうのでしょうか。
そもそも健康な肌には、外部刺激から肌を守り、肌内部の水分を逃さないための「バリア機能」が備わっています。このバリア機能が何らかの原因で低下すると、紫外線・乾燥・摩擦などの外部刺激を受けやすい状態に。すると、刺激により免疫反応が起こり、血管が拡張したことで肌表面に赤みが出てしまうのです。
敏感肌だと赤みが出やすい理由
敏感肌は、さまざまな要因により肌の最も表面にある「角層」が乱れ、バリア機能が低下している状態です。外部刺激を受けやすい状態にあることから、免疫反応としての赤みが出やすくなっています。
さらに、敏感肌は炎症が繰り返し起きやすく、赤みが長引きやすいことからも、赤みが気になりやすい肌状態といえるでしょう。
すこやかな肌の場合、炎症により赤みが出ても、炎症が引けばあわせて赤みも引いていきます。しかし、敏感肌は炎症が治っても赤みだけ長引くことがあるのです。
敏感肌に見られる赤み以外の症状
敏感状態にある肌は、赤み以外の悩みが出やすくなっています。たとえば、以下のような症状があらわれたら注意が必要です。
- 肌がかさつきやすい
- 肌がひりひり、ピリピリすることがある
- 赤みやかゆみが気になる
- パフやタオルなどの刺激で赤くなりやすい
- 季節や体調の変化で肌がゆらぎやすい
これまで自分の肌状態を敏感肌だと感じていなかった方でも、これらの症状に当てはまるものがあれば敏感肌、もしくはその一歩手前のような状態かもしれません。
赤みが出やすい「敏感肌」を引き起こす原因
ここからは、敏感肌の方に赤みが出てしまう主な原因について解説します。
8つの項目に分けていますが、原因がひとつだけとは限りません。いくつかの原因が複雑に絡み合うことで肌のバリア機能を低下させている可能性があるため、当てはまるものを詳しくチェックしてみてください。
ストレスや心身の疲労
ストレスや心身の疲労といった、内的要因が肌の赤みをもたらすことがあります。
ストレスや心身の疲労が蓄積すると血行が悪くなり、皮膚の温度が低下。角層に正常な細胞が生まれにくくなるという現象が起こります。
角層の乱れは、バリア機能の乱れと直結するもの。肌の乾燥や赤みなど、さまざまな敏感肌の症状を引き起こしてしまいます。
生活習慣の乱れ
運動不足や睡眠不足・栄養不足・食べすぎなど、生活習慣の乱れは敏感肌の症状を悪化させることがあります。生活の基盤が乱れると、肌はもちろんのこと、心身にも影響を及ぼすため注意が必要です。
また、過度なダイエットも栄養不足に繋がりやすいため、気をつけた方がいいでしょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、ホルモンバランスの乱れが肌に影響することは少なくありません。
たとえば生理前は、女性ホルモンの一種であるエストロゲン・プロゲステロンの分泌が低下し、ニキビができやすくなるなど、肌のゆらぎを感じやすくなります。
また、妊娠や出産・更年期もホルモンバランスが乱れやすい時期。肌や心身に影響を及ぼしやすくなります。
ライフステージが変化するタイミングでは、肌の変化にも注意しておきましょう。
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肌に合わないスキンケア
化粧品に配合されている成分が肌が敏感に傾いているときは刺激になることがあり、赤みの原因に。
成分が合わないスキンケアアイテムやメークアップアイテムを使っていると、肌への刺激となり、角層が乱れバリア機能の低下へとつながります。また、洗浄力が強いクレンジング剤や洗顔料、成分が合わない日やけ止めなども肌が敏感になっているときは刺激の原因になるため注意が必要です。
気温や湿度の変化
季節の変わり目は、肌あれに悩みやすい時期です。特に春と秋は花粉の影響を受けやすく、湿度や気温の変化も大きい季節。そうした変化に肌が対応できず、バリア機能が低下し、赤みなどの症状を感じやすくなるのです。
また、夏や冬はエアコンの使用による温度・湿度の変化にも要注意。エアコンは空気を乾燥させるだけでなく、室内外での温度変化が大きくなりがちです。皮膚の温度に急激な変化が起こりやすいことから、赤みや敏感肌の症状を感じる原因になりえます。
摩擦などの刺激(マスクや衣服など)
肌が敏感なときは、衣類やマスクなど肌に触れるものの素材によっては、刺激を感じやすくなることも。
特にマスクは、摩擦を引き起こすことに加え、マスクの内側で汗や蒸気による蒸れが生じ、バリア機能の低下を引き起こす可能性があります。
さらに、メークやスキンケアのときに使用するタオルやパフ・コットンも、摩擦や素材による刺激で肌が赤くなることがあるため注意が必要です。
紫外線によるバリア機能の低下
紫外線はバリア機能を低下させる外部刺激のひとつです。角層の乱れを引き起こし、乾燥や赤みなどの肌トラブルに繋がることがあります。
また、長時間強い紫外線を浴びることで、やけどのような真っ赤な炎症が起きてしまうことも。炎症がひどい場合は皮膚科医などの専門医に相談しましょう。
アレルギー性皮膚炎
肌の赤みが長く続く場合や、赤みと小さなブツブツが併発している、熱感や腫れを伴ってほかの部位まで広がっているなどの症状が見られる場合、アレルギー性皮膚炎である可能性もあります。
ヒトには、外部刺激から体を守る免疫機能が備わっています。免疫機能が働きすぎると、本来反応しなくてもいい食品や花粉などについても有害なものと認識してしまい、過剰反応を起こす原因に。この過剰な反応をアレルギーといい、中でも皮膚にあらわれるものを「アレルギー性皮膚炎」と呼びます。皮膚疾患が起こっている場合、セルフケアのみでは治療が難しいこともあります。赤みがひどい場合は我慢せず、できるだけ早めに皮膚科などの専門医を受診してください。
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敏感肌の赤みを抑えるスキンケアのポイント
赤みや敏感肌の原因を解説してきましたが、すでに赤みの症状に悩んでいる人もいることでしょう。
そこでここからは、今ある赤みを悪化させず、新たな赤みを生じさせないためにしておきたいスキンケアのポイントについて解説していきます。
メークオフ|摩擦刺激に注意する
敏感肌の方は、メークオフにふき取りアイテムを使うのはおすすめしません。摩擦により赤みを悪化させてしまう可能性があるため、より肌にやさしい洗い流しタイプのクレンジング剤を使うようにしましょう。
摩擦を避けるには、顔と手指の間にクッションになってくれるような膜厚感のあるクリームタイプやジェルタイプのクレンジングがおすすめです。クレンジング剤を肌に乗せたら、くるくると円を描くように顔全体になじませていきます。すすぎの際も摩擦には気をつけて、やさしく洗い流すようにしてください。
アイメークやリップなどの落ちにくい部分は、無理にこすらず専用リムーバーを使うようにしましょう。アイメークのオフをより楽にしたい場合は、お湯でオフできるマスカラを使うのもおすすめです。
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洗顔|たっぷりの泡でやさしく洗う
洗顔料を使用する際は、しっかりと泡立ててから顔に乗せましょう。レモン1個分の量を目安に、手のひらを下に向けても泡が落ちないくらいもっちりとした濃密な泡が理想的です。
しっかりと泡立てたら、手と顔が直接触れないよう、泡をころがすように全体を洗っていきます。ゴシゴシと摩擦を発生させてしまうような洗い方は避けてください。
すすぎのときは、お湯の温度に注意して。手で触って温かいと思う温度は顔にとっては熱いため、32〜33度に設定する習慣をつけましょう。シャワーの水圧も刺激になるので、手でやさしく丁寧に洗い流すことをおすすめします。すすぎ残しがあると、洗浄成分が長時間肌に残り、肌への刺激になることも。しっかりと洗い流すよう意識しましょう。
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保湿|包み込むようにやさしくなじませる
スキンケアで肌への刺激を軽減したい場合は、コットンではなく手のひらでの塗布がおすすめ。適量を手のひらに乗せたら、顔を包み込むようにやさしくなじませてください。
スキンケアアイテムの量が少ないと摩擦が起こる可能性があるため、適量を塗布するようにしましょう。スキンケアは、化粧水・乳液・クリームなど複数のアイテムを重ねることで、ミルフィーユ状に種類の異なるうるおいを何層にも重ねるイメージで、しっかり保湿ケアすることがおすすめです。何層にも重ねることで、うるおいが逃げにくくなります。
紫外線対策|日やけ止めはこまめに塗り直す
敏感肌はバリア機能が低下しており、紫外線ダメージを受けやすい状態です。紫外線対策については、特に意識して取り組むようにしましょう。
まずは、季節を問わず一年中、朝のスキンケアの最後に、日やけ止めを塗る習慣をつけること。さらに日やけ止めは一定時間で効果が薄れてしまうため、外出先でもこまめな塗り直しを心がけてください。
敏感肌の方は、日やけ止めの配合成分が肌に合わない場合、赤みなどの敏感症状が出てしまう可能性があります。アイテム選びの際は、敏感肌でも使いやすい成分で作られているかを気にしておくとよいでしょう。
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敏感肌の方向け|スキンケア・メークアイテムの選び方
敏感肌による赤みが気になるときは、スキンケアやメークアップアイテムを選ぶ際に注意したいポイントがいくつかあります。
これからアイテムを新調する際は、以下のポイントを意識しながら選んでみるといいでしょう。
肌への刺激となる成分を避ける
バリア機能が低下した敏感肌は、スキンケアやメークアップアイテムが肌への刺激になることも。使ったときにピリピリ、ヒリヒリを感じるアイテムは使わないようにしましょう。肌への刺激が繰り返されるとバリア機能の低下につながり、より敏感状態が深刻になる...といった負のスパイラルを引き起こします。
新しいアイテムを使う際は、成分にも注目してみてください。特にアルコール・合成香料・着色料などは肌が敏感なときには刺激になることがあるため、「アルコールフリー」「無香料」「合成香料不使用」「無着色」などと記載のあるアイテムを選ぶのがおすすめです。
テスト済み商品を選ぶ
スキンケアアイテムの中には、「消費者が商品を使った際に肌トラブルが発生しないか」などの観点からさまざまなテストを実施しているものもあります。
肌が敏感状態にあるときは、そうしたテストをクリアしたものを選ぶことがおすすめです。敏感肌の方は、以下3つのテストを参考にしてみてください。
アレルギーテスト※1 | 皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチにより閉塞貼布を繰り返し、皮膚に反応が出るかを確認することでアレルギー性を評価します。 |
敏感肌の方の協力によるパッチテスト | 皮膚に対する刺激性を評価するために行います。 敏感肌の方にご協力をいただき、パッチテスト用絆創膏に原料や製品を塗布し、二の腕の内側や背中に24時間または48時間貼付します。 絆創膏を剥離した後に赤みや腫れなどの反応の有無を観察して判定します。 |
敏感肌の方の協力による連用テスト※2 | 敏感肌の方にご協力をいただき、実際に自宅で数週間商品を使った後に、肌にトラブルが出ることなく使用できているかを医師が判定します。 |
※1 全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
※2 全ての方の肌に合うということではありません。
肌に合うか心配なときはパッチテストを行う
肌に合うか心配なときは、サンプルなどを使ってパッチテストをするのがおすすめ。少量を上腕の内側など目立たない部位に塗布し、24時間経過後に肌の状態を見てください。
赤みやブツブツ、かゆみなどの症状がなければ、そのまま使用しても基本的には問題ありません。もし異常が出た場合は肌に合わない可能性があるので、使用は避けた方がいいでしょう。
パッチテストで問題がなくても、季節や体調・部位により合わないこともあります。初めて顔に塗布する際は少量から始めるなど、慎重に使い始めてみてください。
赤みが出やすい敏感肌にアプローチするスキンケアアイテム
肌が荒れやすい敏感肌の方は、敏感肌にアプローチできるスキンケアアイテムを使うのがおすすめです。敏感な状態の肌は、普段よりも肌への刺激を受けやすいとき。そのため、肌の刺激になりやすい成分が含まれていないスキンケアアイテムを選ぶとよいでしょう。
ディセンシアでは、敏感肌の方でも使いやすい商品開発を徹底しています。
肌に刺激をもたらす成分は極力避け、敏感肌の方を考慮した設計。さらに多くの方に使っていただけるよう、アレルギーテスト済み※1、敏感肌の方の協力による連用テスト済み※2です。
※1 全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
※2 全ての方の肌に合うということではありません。
また、さまざまな敏感肌の要因は、角層の乱れにあるというのがディセンシアの考え方。
角層が乱れると、バリア機能が低下してダメージを受けやすくなるため、敏感状態になるだけでなく、乾燥などのさまざまな肌トラブルを引き起こします。そこで、すこやかでうるおいに満ちた角層を目指すための代表的なスキンケアシリーズを2つ紹介します。
DECENCIA(ディセンシア)シリーズ
ディセンシアシリーズは、角層起点のエイジングケア※1発想にこだわったスキンケアシリーズ。大人ならではの敏感な角層をうるおいでやさしく満たし、しなやかなハリツヤ満ちる肌へと導きます。
メインとして使っていただきたい「ディセンシア クリーム」には、先進の研究から生まれた独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」を搭載しています。さまざまな敏感肌の要因は角層の乱れにあると考え、理想的※2な角層を擬似的に再現。使い続けることですこやかな角層を目指せる、敏感肌の方のためのクリームです。
※1 年齢に応じたお手入れ
※2 うるおいに満ちた
TSUTSUMU(つつむ)シリーズ
つつむシリーズは、より敏感肌の方におすすめしたいスキンケアシリーズ。
より繊細でゆらぎやすい肌の方におすすめです。バリア機能が低下している角層を優先的にケアし、うるおいに満ちたゆらぎなき美しさへと導く、高敏感※肌ケアシリーズです。
刺激に敏感になっている肌に、独自のアプローチ。守る・うるおす・こだわりの使い心地で、繊細な肌をうるおいでやさしく包み、しなやかな美しい肌へと導きます。
※肌荒れが長期間続く、あるいは、繰り返すことが多い肌のこと
敏感肌の赤みをカバーするメークのポイント
赤みが出るほど肌が敏感な状態だと、メークがさらなる肌への悪影響になるのではと心配になることもあるでしょう。炎症が出ているときは、新しいアイテムを試すことにも慎重になりがち。満足のいくメークができなかったり、本当に使いたいメークアップアイテムを我慢したりと、メークに制限や負担を感じる方も多いものです。
しかし、敏感肌だから満足にメークできないということはありません。アイテム選びや使い方に注意すれば、肌に過度な負担をかけず、悩みをカバーしながらメークを楽しむことができます。
ここからは、敏感肌の赤みをカバーしながら、メークを楽しむ方法を解説します。
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低刺激で保湿効果の高いアイテムを選ぶ
メークアップアイテムによっては、敏感肌にとって刺激になりやすい成分が含まれていることも。赤みのある敏感肌の方がメークアップアイテムを選ぶときは、合成香料やアルコールなど、自分の肌に合わない成分が含まれていないかを確認することが大切です。
また、カバーするためにたくさんのアイテムを使うと、その分摩擦が発生しやすくなります。敏感肌向けアイテムの中でも、下地とファンデーションを兼ね備えたアイテムなどを選ぶなど、アイテム数を減らしてみることもおすすめです。
摩擦に注意してやさしく肌にのせる
メーク前は、洗顔した後に化粧水やクリームなどを使ってしっかりと保湿することが大切です。保湿で肌をなめらかにすることで、メークが肌に密着しやすくなり、摩擦を軽減することができます。赤みが出るほど敏感な状態のときは、パフやスポンジ、ブラシなどのメークアップツールを使うよりも指でのメークアップがおすすめ。摩擦刺激をおさえることができます。メークアップツールを使いたい場合、しっかり洗って清潔な状態を保ち、こすらずやさしく肌に乗せることを意識してください。
敏感肌の赤みをカバーするメークアイテム
敏感肌による赤みを隠したくても、「カバー力の高いものやコンシーラーは肌への負担が大きそう」と悩んでいる方もいることでしょう。
そこで、ディセンシアの敏感肌向けのベースメークアイテムを2品ご紹介します。肌にやさしいだけでなく、厚塗り感のない高いカバー力で自然な素肌を演出するアイテムです。
ディセンシア ホワイトF/L BBクリーム
肌を瞬時にクオリティアップして魅せる「#美肌フィルター」BBクリーム。
独自技術ヴァイタサイクルヴェール®搭載。塗り広げやすいやわらかなテクスチャーで、シミ・くすみをムラなくカバーし明るく均一なツヤと透明感のある仕上がり。
ディセンシア ハイカバーフィット コンシーラー
肌トラブルを瞬時にパッと隠す「#めくらまし」コンシーラー。
のびのよいテクスチャーで、部分的な目立つシミだけでなく、頬などの広範囲の赤みやくすみ、毛穴まで自然に厚塗り感なくカバー。つけたてのツヤ感と崩れにくさを。
敏感肌の赤みを抑えるために日常生活で意識したいこと
バリア機能を高めるためには、基本的な生活習慣の改善や、日常生活の中で乾燥や摩擦を防ぐことが大切です。そこでここからは、敏感肌の赤みを抑えるため、日常生活で意識したいポイントについて解説していきます。
生活習慣を改善する
生活習慣の乱れは角層の乱れを招き、バリア機能の低下に繋がります。
まずは、食事・運動・睡眠という観点から基本的な生活習慣を見直してみましょう。
- 栄養バランスのとれた食事を心がける
- 定期的に適度な運動をする
- 十分な睡眠をとる
上記3つのポイントが整うと、肌の状態も徐々に整っていきます。
お酒は適度であれば問題ありませんが、飲みすぎには要注意。また、お酒と一緒に食べたくなるような塩分や脂質の多い食べものも肌に影響を及ぼすため、おつまみには塩分や脂質を控えたものをチョイスしてみてください。
たばこは少量でも肌に影響を与えてしまうため、徐々に本数を減らし、最終的には禁煙するのがおすすめです。
加湿器などで湿度を快適に保つ
空気が乾燥していると肌のうるおいが蒸発しやすく、肌の乾燥に繋がります。すると、バリア機能が低下し、赤みなど敏感肌特有の症状を招いてしまうのです。肌のうるおいを快適に保つためには、70〜80%の湿度が適しています。空気の乾燥を感じる時期は、加湿器などを使用して室内の湿度を調節しましょう。
オフィスなど自分で湿度を調節できないときは、卓上型の加湿器がおすすめ。ただ、カビが発生しているような不衛生な加湿器の使用は、かえって健康に悪影響になることもあります。こまめにメンテナンスして、清潔な状態を保ちましょう。
肌に刺激が少ないマスク・衣服を選ぶ
マスクの着用は刺激になりがちですが、感染症対策や職業柄、つけなければならないことも多いでしょう。
そういったときは、できるだけ肌への刺激が少ないマスクを選ぶのがおすすめです。立体型など肌に触れる面積が少ないものを選べば、摩擦を最小限に抑えられます。
また、素材はコットンやシルク100%のものを選ぶといいでしょう。衣服においては、肌に直接当たらない形状のものを選ぶのがベター。肌が敏感な時は、マフラーやストール、タートルネックなどは避けて、首元がすっきりした服装を心がけてみてください。
部屋・シーツ・クッションなどを清潔に保つ
不衛生な環境で過ごすと、アレルギー症状や肌あれを引き起こす原因になります。こまめに部屋を掃除し、ほこりやよごれを溜めないようにしましょう。肌に直接触れる寝具は特に清潔にしておきたいところ。枕カバーや布団、シーツなどをこまめに洗濯して、清潔な寝室を保てるよう意識してみてください。
よくある質問
ここからは、敏感肌と赤みに関するよくある質問にお答えしていきます。
敏感肌で赤みが出る原因はなんですか?
敏感肌は角層が乱れてバリア機能が低下している状態。外部刺激を受けやすくなっていることから、免疫反応が起こりやすくなります。免疫反応の一種として、血液の拡張・血流の増加が起こると、肌の赤みとして現れるのです。
詳しい原因は下記で解説しているので、ぜひご覧ください。
少しの刺激で肌が赤くなるときはどうすればいいですか?
アレルギーなどを含む皮膚疾患であった場合、長い期間放置してしまうとより症状が悪化する可能性があります。些細な刺激でも赤みやひりつき、かゆみなどを感じるときは、できるだけ早めに皮膚科などの専門医を受診してください。
敏感肌に加えて乾燥肌です。どんなスキンケアをすればいいですか?
角層の乱れが、乾燥と敏感状態の両方を引き起こしていることも考えられます。そのため、肌をたっぷりのうるおいで満たし、角層の状態を整えることが大切です。
敏感肌向けのスキンケアの中には、肌へのやさしさだけでなく、保湿力を兼ね備えたアイテムもあります。敏感肌向けで、かつ肌にうるおいを与えてくれるアイテムを選ぶといいでしょう。
敏感肌だと感じなくなったら、普通肌向けのスキンケアアイテムを使用してもよいですか?
敏感肌から卒業できたと感じたら、ぜひ好きなスキンケアアイテムを使用してみてください。ただ、使い始めは肌が刺激を感じてしまうこともあります。肌の様子をしっかりと観察しながら使用していくのがおすすめです。
スキンケアアイテムを一気に変えてしまうと、肌が荒れた時にどのアイテムが原因かわからなくなってしまうこともあります。一度にすべてのアイテムを変更するのではなく、クリームが大丈夫であれば次は美容液......など、ひとつずつ変えてみるといいでしょう。
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