お手入れ手帖 Vol.01 2024年 初夏

紫外線対策アイテムの選び方

365日、日やけ止めを相棒に。
自分のための1本を、見つける。

Vol.01 2024年 初夏
紫外線対策アイテムの選び方

「今日も日差しが強いね」 
「日本は夏が長くなったよね」

そんな会話をすでにしている方、多いのではないでしょうか。

日やけはもちろん、シミやシワを加速させる「光老化」の発端にもなる紫外線。
だからこそ、毎日の相棒となる日やけ止めを、今年は見つけてみませんか?

INDEX

1. 気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ?

気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ?

今年の4月、観測史上最多の「夏日」を記録、というニュースが各地で飛び交いました。
うららかな春を感じるまもなく、眩しい太陽が存在感を増して初夏へと突入。
こうした変化にあわせ、日々の日やけ止めの紫外線カット効果は、どのレベルで選ぶべきでしょうか?

SPF50+で、どこまで守れる?

気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ?

日やけ止めを選ぶときに、チェックする「SPF」。
ご存じの方も多いと思いますが、「Sun Protection Factor」の略で紫外線の中でも、シミの原因となる“UV-B”を防ぐ効果の指標です。

肌に何もつけず、無防備な状態で“UV-B”を浴びたときに、日やけが始まるまでの時間は約20分といわれ、SPF1は、その20分を基準にしています。

気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ?

SPF50になると、約1000分。
時間にして「約16時間」の防御効果になります。
単純に1日の時間に置きかえると、早朝4時~夜8時まで。
本当に、そこまで必要なの?という気もしますよね。

これはあくまで理論値なので、現実的な目安としては時間だけでなく、シーンに分けての使い分けが推奨されています。

通勤や買い物など、日常的なちょっとした外出程度ならSPF10~20、軽いレジャーを楽しむなら、SPF30前後、長時間の屋外活動をするときは、SPF30~50+が目安です。

気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ? 気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ?

そのため、日やけ止めの肌への負担を考えると、室内で過ごすことが多い日は、SPF20前後で十分だといわれています。

とはいえ、日差しの強い日は、SPF30以上の日やけ止めで肌を守りたいもの。
「夏日」以上の「真夏日」、「猛暑」の上をいく「酷暑」といわゆる炎天下となる日が増えていることから、日常的にSPF50の日やけ止めが登板する機会も増えています。

紫外線によるシワの予防は
「PA」をチェック

SPFとあわせて表示されていることが多いPA(Protection Grade of UVA)。
これは紫外線の中でも、シワの原因といわれる“UV-A”を防ぐ効果の指標です。

PA分類 効果
PA+ UV-A防御効果がある
PA++ UV-A防御効果がかなりある
PA+++ UV-A防御効果が非常にある
PA++++ UV-A防御効果が極めて高い
気づけば夏日。日やけ止めは、どのレベルを選ぶ?

また、UV-Aは、実際に降り注いでいる85%が窓ガラスを通過します。
そのため室内や車内にいるときも、油断は禁物な存在。

シワを防ぐためにも、日やけ止めを選ぶ際に、一緒にチェックしてみてくださいね。

2. 2つの紫外線防止剤、その違いは?

さて、もうひとつ。
日やけ止め選びの基準となる、紫外線防止剤の種類についても、ご説明します。

敏感肌が「紫外線吸収剤不使用」を
おすすめされる理由

2つの紫外線防止剤、その違いは?

日やけ止めを塗って紫外線を浴びた際に肌に発疹やかゆみ、赤みが出てしまった経験はありますか。

実は、紫外線防止剤のうち、「吸収剤」を使用している日やけ止めは、高い紫外線カット力を備えている一方、肌の上で紫外線を熱や別のエネルギーに変化させるため、肌状態によっては刺激となることがあるといわれています。

そのためディセンシアでも、日やけ止めとして使えるアイテムには「紫外線吸収剤不使用」を貫き、肌の上で紫外線を跳ね返す紫外線「散乱剤」を採用してきました。

紫外線吸収剤の、
新たな可能性へ

2つの紫外線防止剤、その違いは?

ただ、散乱剤は紫外線防止効果を高くしようとすると白っぽくなったり、塗り心地がきしきしする場合が。

そのため、毎日使うことに、苦手意識をもつ持つ方もいらっしゃいます。

肌補正機能などの工夫で白浮きを調整したり技術進化とともに、紫外線吸収剤不使用の日やけ止めの使い心地の改善も進んでいます。

ただ、ここ数年の夏の長期化や日照時間の増加を受け、ディセンシアは、より高い紫外線カット効果を持たせつつ敏感肌の方でも、毎日心地よく使える日やけ止めが開発できないかと考えました。

そのひとつとして挑んだのが、敏感状態の肌にも対応できる、紫外線吸収剤の模索です。

フローレス UVプロテクターの挑戦

2つの紫外線防止剤、その違いは?

この春発売となったフローレス UVプロテクターは、ディセンシアでは唯一となる「紫外線吸収剤」を使用した日やけ止めです。

2つの紫外線防止剤、その違いは? 2つの紫外線防止剤、その違いは?

さまざまな紫外線吸収剤を試し、アレルギーテスト※1、敏感肌の方の協力による連用テスト※2のほか、新たに光アレルギーテスト※3を加えて、ディセンシアのお客さまにお届けできるものを厳選。

高いUVカット力と、使い心地のよさの両立を実現しました。

さらに、服に色がつかない無色透明な美容液タイプとすることで首周りや腕など、顔だけではなくボディにも幅広くお使いいただけるものになっています。

光アレルギーテストとは?

皮膚に原料や製品を塗って、紫外線照射を繰り返し、アレルギー反応がおこるかどうかを医師立ち合いのもと評価するテストです。

※1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
※2 敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
※3 光アレルギーテスト済み(全ての方に光アレルギーが起こらないというわけではありません)

3. ディセンシアのUVカットアイテム、徹底比較!

最後に、ディセンシアでご用意しているUVカット機能を備えた5つのアイテムをご紹介します。

紫外線カット効果とあわせて、使い心地や肌補正効果もまとめてご覧いただけるので、ぜひ、ご自身の相棒となりそうな1本を見つけてみてくださいね。

※ディセンシア内の商品設計比較による

ONE POINT ADVICE
紫外線への備えを考えると、
重ね塗りも正解!

ディセンシアのUVカットアイテム、徹底比較!

ココもポイント

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