急な肌あれ、ニキビとはちがうの?気になる肌状態と対処法を解説

肌あれやニキビは、多くの方が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。ニキビは数ある肌あれの症状のひとつとされています。
ニキビも肌あれも、引き起こす原因は似ています。正しいケアをして、肌悩みが気にならないすこやか肌を目指しましょう。

本記事では、肌あれとニキビの仕組みや原因を解説します。また、大人ニキビと思春期ニキビの特徴や肌トラブルを防ぐためのスキンケアのポイントもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

大人の肌あれの症状はさまざま

大人の肌あれは、乾燥・赤み・くすみ・ニキビなど、症状は人によってさまざまです。特に「大人ニキビ」は突発的に起きやすく、凹凸がメークでも隠しにくく目立ちやすいため、気になる方も多いのではないでしょうか。
思春期のころにはニキビができなかった方でも、大人になってニキビに悩まされることがあります。大人ニキビと思春期ニキビでは、できる原因と場所も異なるためです。

ニキビができる仕組み

ニキビとは、肌あれの一種で、毛穴に皮脂などがつまって炎症を起こします。吹き出物ともいわれます。
ニキビは、炎症の度合いによって見た目が異なり、色みについては、白・黒・赤・黄などのさまざまな種類があります。

  • 白ニキビ(初期):毛穴に皮脂が詰まった状態
  • 黒ニキビ(初期):詰まった皮脂が空気に触れて酸化し、黒く見える状態
  • 赤ニキビ:アクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤く腫れている状態。痛みがある
  • 黄ニキビ:炎症ピークに達し、膿(うみ)が溜まった状態

また、ニキビの種類は大きく分けて「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」の2つがあります。次で違いを解説します。

大人ニキビの特徴・原因

大人ニキビのおもな原因は、肌のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)の乱れです。
大人ニキビができている肌は、乾燥やホルモンバランスなどの影響で肌のターンオーバーが乱れることで「角層」(肌の最も外側にある層。うるおいを守り外的刺激から守る役割を担っています。)のコンディションが乱れ、毛穴まわりの角層が厚くなって毛穴が詰まりやすくなります。そこからアクネ菌が繁殖してニキビになるのです。
おもに、頬やあごなどのフェイスラインや口まわりにできることが多いのも特徴です。

思春期ニキビの特徴・原因

10代のころにできるニキビは、思春期ニキビともいわれており、過剰な皮脂分泌によるものです。
思春期に多く分泌される成長ホルモンにより皮脂が過剰になり、毛穴が詰まり炎症することが主な原因です。
特に、皮脂分泌が多くべたつきがちな額・鼻・鼻まわりのTゾーンにできるのが特徴です。

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敏感肌だとニキビができやすい?大人ならではの原因とスキンケアのポイント

ニキビと似た症状の肌トラブルとは

見た目がニキビに似た肌トラブルの例として、以下のようなものが挙げられます。

名称 症状
粉瘤(ふんりゅう) 症状皮膚の下に袋ができ、その中に皮脂や老廃物がたまって盛り上がる。炎症が起こると赤みや痛みを伴うこともある。
毛嚢炎 症状毛穴の奥にある毛包が炎症を起こした状態。赤みが出て、軽い痛みをともなうこともある。

ニキビかと思っていてもなかなか治らないときや、痛みなどで生活に支障が出ているときは、皮膚科などに早めに相談しましょう。

肌あれが起こる仕組み

肌あれとはさまざまな肌悩みの総称で、たとえば、乾燥や赤み、かゆみ、ニキビ、毛穴の黒ずみ・目立ち、ごわつき、乾燥によるくすみなどが挙げられます。
肌あれの原因はさまざまですが、原因のひとつに「角層のコンディションの乱れ」が挙げられます。

「角層」とは、肌の最も表面にあり、乾燥や花粉、紫外線など、外部刺激の侵入を防ぐ「バリア機能」と呼ばれる役割を果たしています。さらに、うるおいを逃さないようにする機能も併せ持つ、肌にとって守りの最前線の砦ともいえる存在です。

すこやかな角層は、角層細胞が大きく扁平にひろがって、隣と少しずつのりしろを持ちながら、隙間なく規則的に並んでいます。 うるおいが保たれ、バリア機能も正常に働いているため、外的刺激の影響を受けにくい状態です。

一方で、角層のコンディションが乱れた肌は、角層細胞の形やサイズもバラバラになってしまいます。角層細胞同士の間に隙間ができてしまうため、うるおいが逃げにくく外的刺激が侵入しやすい状態。肌のバリア機能が弱まり、肌あれを引き起こしやすくなってしまうのです。

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【図解付き】美肌の要「角層」とは?役割とケア方法をわかりやすく解説

肌あれの原因

肌あれの原因はひとつとは言い切れず、さまざまな原因が複数重なっていることが考えられます。

角層が乱れてしまう主な原因としては、次のようなものがあります。

  • 気温・湿度の変化
  • 紫外線や花粉・PM2.5などの外部刺激
  • 不規則な生活やストレス
  • 栄養バランスの乱れた食生活
  • ホルモンバランスの変化
  • スキンケアやメーク時の摩擦刺激
  • シャンプーや洗顔料のすすぎ残し

このように、生活環境や季節によるもの、体調、スキンケア、摩擦などさまざまなことが原因で、乾燥やニキビといった肌あれが起こります。

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肌あれもニキビも原因は共通している

ここまで解説してきたように、ニキビも肌あれの一種ではありますが、共通する大きな原因の一つに「角層のコンディションの乱れ」が挙げられます。
肌悩みを繰り返さないためには、角層のコンディションを整えることが重要です。角層にたっぷりとうるおいを与えるスキンケアと、外的刺激からの防御、体の内側からのケアを意識しましょう。

肌あれ・ニキビが気になるときのスキンケア

ここからは、肌あれやニキビで悩む方が知っておきたいスキンケアの方法をご紹介します。肌トラブルが気になるときだけでなく、普段からすこやかな肌状態を保つことを心がけましょう。

  • たっぷりのうるおいを与える
  • 洗顔・保湿はこすらずにやさしく行う
  • 肌に刺激になりやすい成分を避ける
  • 肌あれのときも紫外線対策を行う

たっぷりのうるおいを与える

角層のコンディションをととのえるためには、肌のうるおいバランスを適正に保つことが重要です。丁寧な保湿で肌にたっぷりのうるおいを与えることを意識しましょう。
保湿の際は、水分と油分をバランスよく補い、角層をうるおいで満たすことがポイントです。
水分を補給するだけではなく、油分もバランスよく補給することが大切。化粧水などで水分を与えたら、美容液、乳液、クリームなどの、種類が異なるうるおいをミルフィーユ状に何層にも重ねて、うるおいが逃げにくい状態をつくりましょう。

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洗顔・保湿はこすらずにやさしく

バリア機能が低下した肌は、少しの摩擦も刺激になりやすいので、クレンジング、洗顔、保湿まで、こすらずにやさしく行うことを意識しましょう。

スキンケア STEPスキンケア STEP

クレンジングは、額と両頬において中指と薬指で内から外に向かって、くるくるとらせんを描くように顔全体にやさしくなじませます。ジェルやクリームなど膜厚感のある剤型のものを選ぶと、手指と肌との間に入り込みクッションの役割を果たしてくれるのでよりおすすめです。
洗顔は、洗顔料をよく泡立て、濃密でクリーミーな泡を目指しましょう。泡の量はレモン1個分が目安です。手指が直接肌にふれないように泡を転がすように洗いましょう。

すすぎのとき、温度の目安は、皮膚の温度よりも低い32〜33℃です。手にとったお湯が温かいと感じる場合は、実は肌には熱すぎるので少しぬるいと感じるくらいを目安にしましょう。
洗顔後は、フェイスラインなどもすすぎ残しがないかをチェック。清潔なタオルを当てて水分を吸わせるようにして、こすらないように気をつけましょう。

スキンケアをする際は、手のひらでつつみこむように化粧水やクリームをなじませましょう。洗顔後は肌のうるおいが逃げやすい状態なので、できるだけ早めに保湿ケアを行うことが大切です。

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肌に刺激になりやすい成分を避ける

肌あれしているときは、バリア機能が低下している状態のため、ふだんは問題ないアイテムでも刺激になることがあります。そのため、一般的に、敏感な肌には刺激になりやすいといわれている成分を避け、敏感肌のことを考慮した設計のスキンケアアイテムを使うのがおすすめです。
たとえば、アルコール不使用・無香料または合成香料不使用、無着色などのアイテムを選ぶとよいでしょう。スキンケアアイテムのパッケージにこれらが記載されているので、ぜひチェックしてください。

肌あれのときも紫外線対策を行う

「肌があれていたり、ニキビがあったりするときも、日やけ止めをつけてもよいの?」と思うかもしれません。実は、肌があれているときこそ紫外線の刺激を受けやすいため、紫外線対策を行うことが大切です。
肌あれが気になるときは、日やけ止めも、敏感肌のことを考慮した設計のアイテムから選ぶのがおすすめです。
そのほかにも、紫外線をブロックする日傘や帽子なども使用して、肌に直接紫外線が当たらないように対策することを心がけましょう。

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肌あれ・ニキビを繰り返さないための生活習慣

肌あれやニキビを繰り返さないためには、スキンケアに加えて、生活習慣の見直しも行いましょう。一度にすべてを取り入れるのは難しいので、まずはできそうなことからスタートしてみてください。

  • 栄養バランスのとれた食事を心がける
  • 適度な運動習慣を心がける
  • 睡眠時間を7~8時間確保する
  • 心身がリラックスする方法を取り入れる

栄養バランスのとれた食事を心がける

すこやかな肌をつくるもののひとつに、栄養バランスのとれた食事があります。

栄養書の種類 働き 代表的な食べ物
ビタミンC/ビタミンE 働き炎症や皮脂の酸化を抑える 代表的な食べ物果物(みかん、いちご、キウイ)、野菜(さつまいも、赤ピーマン)/カボチャ
ビタミンB2/ビタミンB6 働き過剰な皮脂分泌を抑える 代表的な食べ物牛乳、卵、納豆、レバー/にんにく、マグロ
食物繊維 働き整腸作用を高める 代表的な食べ物豆類、寒天

これらを参考にして、肌によいとされる栄養素を摂り入れてみましょう。

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適度な運動習慣を心がける

適度な運動習慣は、心身の健康を保つだけでなく、肌のコンディションを整えるうえでも役立ちます。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、血流を促し、肌の生まれ変わりに必要な酸素や栄養がすみずみまで行き渡りやすくなると考えられています。
まずは短時間の散歩など、無理のない範囲で始めましょう。運動時間の確保が難しい方は「エレベーターやエスカレーターより階段を選ぶ」といった、生活のなかで動くことを意識してみるとよいでしょう。

睡眠時間を7~8時間確保する

睡眠不足は、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。毎日7〜8時間の睡眠時間の確保に加えて、睡眠の質にも注目しましょう。深い眠りにつくことで、肌のターンオーバーに必要な成長ホルモンが十分に分泌されると考えられています。質の高い睡眠をとるためには、38〜40℃のぬるめの湯船に10〜15分ほどゆっくりと浸かり、十分にリラックスするようにしましょう。
そして、お風呂から出て90分後を目安に布団に入るのがおすすめです。これは、お風呂で温められた体の深部体温がゆっくりと下がり、ちょうど眠気が訪れるタイミングが約90分後といわれているためです。

心身がリラックスする方法を取り入れる

仕事や家庭などでストレスがたまると、疲労感や気分の落ち込みだけでなく、自律神経が乱れることで肌にも影響が。すこやかな肌を保つためにも、日々のなかで心身をリラックスさせる時間を意識して取り入れることが大切です。
リラックス方法としては、次のようなものがあります。上手にとりいれて、日常的に心とからだをほぐすようにしましょう。

●    アロマを楽しむ
●    ストレッチやヨガで体をほぐす
●    ヒーリングミュージックを聴く
●    ゆっくり入浴する など

また、人によってはランニングやダンスなど、しっかり体を動かして汗をかくほうが、気分転換になりやすい場合もあります。無理に特定の方法にこだわる必要はなく、自分が「心地よい」と感じられることを選ぶのがポイントです。
まずはできそうなことから試しながら、自分に合ったリラックス方法を見つけ、日常生活の中に少しずつ取り入れてみてください。

すこやかな角層を目指す「ディセンシア シリーズ」

ディセンシア シリーズ

ディセンシアシリーズは、角層起点のエイジングケアシリーズ。
さまざまな敏感肌の要因は角層の乱れにあると考え、大人ならではの敏感な角層をうるおいでやさしく満たし、しなやかなハリツヤ満ちる肌へと導きます。
肌荒れが気になる肌におすすめの「ディセンシア クリーム」には、先進の敏感肌研究から生まれた独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」を搭載しています。

クリームを塗ることで肌表面にヴェールを形成し、うるおいに満ちた角層を擬似的に再現。使い続けることですこやかな肌を目指せる、敏感肌の方のためのクリームです。

詳しくはこちら

※年齢に応じたケア

敏感な肌に独自のアプローチ「つつむ シリーズ」

TSUTSUMUシリーズ

より敏感肌の悩みが気になる方におすすめしたいスキンケアが「つつむシリーズ」。
繊細な肌をうるおいでやさしく包み、うるおいをしっかりと保持しながらしなやかな美しい肌へと導きます。
バリア機能が低下している角層に独自のアプローチで、うるおいに満ちたゆらぎなき美しさへと向かう、高敏感ケアシリーズです。

詳しくはこちら

※肌あれが長期間続く、あるいは、繰り返すことが多い肌のこと

よくある質問

ここでは、肌あれやニキビについてのよくある質問とその答えを解説します。

肌あれとニキビの違いはなんですか?

肌あれとはさまざまな肌悩みの総称で、たとえば、乾燥や赤み、かゆみ、毛穴の黒ずみ・目立ち、ごわつき、くすみなどが挙げられます。
ニキビも、肌あれのひとつの症状で、毛穴に皮脂等がつまり炎症を起こした状態のことを指します。

ニキビや肌あれが起きる原因はなんですか?

ニキビも肌あれも、共通していえることは、さまざまな要因によって「肌のターンオーバーが乱れ、角層のコンディションが乱れた状態」ということです。原因としては次のようなものがあります。

  • 気温・湿度の変化
  • 紫外線や花粉・PM2.5などの外部刺激
  • 不規則な生活やストレス
  • 栄養バランスの乱れた食生活
  • ホルモンバランスの変化
  • スキンケアやメーク時の摩擦刺激
  • シャンプーや洗顔料のすすぎ残し

角層が乱れると、うるおいが保ちにくくなり肌のバリア機能が低下することで、肌あれが現れやすくなります。複数の原因が重なることも考えられるでしょう。

ニキビができてしまったときの対処法を教えてください。

ニキビができてしまったときは、まず「触らない・潰さない」が鉄則です。炎症が起きている箇所を刺激すると、悪化したり跡が残りやすくなるためです。
角層のコンディションが乱れ敏感状態に傾いていると考えられるため、スキンケアを丁寧に行うことが大切です。

スキンケアのコツは以下の通りです。

  • たっぷりのうるおいを与える
  • 洗顔・保湿はこすらずにやさしく行う
  • 肌に刺激になりやすい成分を避ける

ニキビを繰り返さないためにも、生活習慣の見直しも行うとなおよいでしょう。

丁寧なスキンケアのコツは、下記で詳しく解説しています。

肌あれ・ニキビが気になるときのスキンケア