「最近、肌の調子が悪い...」それ、ストレスによる肌あれかも?原因と対策を解説

最近、なんとなく肌の調子が悪いと感じることはありませんか?乾燥や赤み、繰り返すニキビなどの肌トラブルは、スキンケアだけでなく、日々のストレスが影響している可能性もあります。ストレスはホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、肌のバリア機能を低下させてしまうことがあるのです。
そこで本記事では、ストレスによる肌あれの原因やメカニズムをわかりやすく解説するとともに、日常生活で取り入れたい対策やスキンケアのポイントについて詳しくご紹介します。
ストレスが引き起こす肌トラブルとは?
仕事や家庭・人間関係・将来のことなど、さまざまな責任や不安を抱えながら過ごす毎日。そんな日々の中で、知らず知らずのうちに心や体が疲れていることは多いものです。
そして、そのストレスは肌のお悩みとしてあらわれることもあります。以下のチェックリストに、当てはまることはありませんか?
- 以前より乾燥しやすくなった
- 赤みやかゆみがたびたび気になる
- ニキビが繰り返しできる
- 肌がどんよりくすんで見える
- シミ・そばかすが気になってきた
日々のストレスはなかなかなくなりませんが、そんなときは毎日のスキンケアで、ご自身をいたわり、リラックスする時間をもつのもよいかもしれません。ストレスによる肌トラブルが気になったら、丁寧なスキンケアを心がけてみましょう。
ストレスが原因で肌があれる理由とは?
ストレスが蓄積すると、体内ではさまざまな変化が起こります。
そのひとつが、ホルモンバランスの乱れです。ストレスを感じると分泌されるホルモンが、皮脂分泌を活発にするといわれており、毛穴詰まりやニキビといった肌トラブルを引き起こすことがあります。
もうひとつ気にしたいのが、自律神経の乱れです。ストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れやすく、交感神経が優位になると、毛細血管がぎゅっと収縮することで血行不良が引き起こされ、肌のすみずみに酸素や栄養素が行き渡りにくくなるため、肌のターンオーバーが乱れてしまうのです。
肌のターンオーバーが乱れると、肌の一番外側にある「角層」のコンディションが乱れやすくなります。
角層は肌の最も表面にあることから、乾燥や花粉、紫外線など、外部刺激の侵入を防ぐ役割を果たしています。さらに、うるおいを逃さないようにする機能も併せ持つ、肌にとって守りの最前線の砦ともいえる存在です。
そのため、角層が乱れると、肌のバリア機能も低下。うるおいを保持する力が弱まり、慢性的な乾燥や、外部刺激に影響を受けやすいなどの悩みを引き起こすことがあります。
さらに、不要な角層細胞が肌表面で剥がれ落ちずに留まると、毛穴をふさぎやすく、ニキビの原因になることもあります。


▼角層についてより詳しく知りたい方は、以下記事もあわせてご覧ください。
【図解付き】美肌の要「角層」とは?役割とケア方法をわかりやすく解説
▼肌のバリア機能については、以下記事でも詳しく解説しています。
肌のバリア機能をサポートする方法|美しい肌に導くコツは角層のケア!
日常生活で取り入れたいストレス解消方法
ストレスが溜まっていると感じたら、日常に取り入れられそうな解消法から試してみるといいでしょう。
- 睡眠時間を7~8時間確保する
- 適度な運動習慣を心がける
- 心身がリラックスする方法を取り入れる
- 栄養バランスのとれた食事を心がける
ここで紹介するものを、すべて試す必要はありません。まずは1つ試してみて、余裕があるときに少しずつ増やしていきましょう。
睡眠時間を7~8時間確保する
睡眠不足は、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。すこやかな肌を保つためには、毎日7〜8時間の睡眠時間を確保することに加え、睡眠の質の高さにも注目するといいでしょう。
質の高い睡眠を取るためには、入浴を効果的に使うのがおすすめ。38〜40℃ほどのぬるめの湯船に、10~15分ほどゆっくりと浸かります。そしてお風呂から出た後、90分後に布団に入るのが理想的と言われています。お風呂で上がった深部体温がゆっくりと下がり、ちょうど眠気が訪れるタイミングが、だいたい90分と言われているためです。また、寝る前に軽いストレッチも取り入れてみるのもいいでしょう。
無理なく自然と深い眠りを促し、肌のターンオーバーに必要な成長ホルモンが分泌されると考えられます。
適度な運動習慣を心がける
運動はストレス解消や睡眠の質向上につながります。肌への影響としては、運動によって血行がよくなると、酸素や栄養成分が行き渡りやすくなり、健康的な肌を目指せます。
ただし、仕事や家事で忙しいと、まとまった運動時間を作れないこともあるでしょう。そんなときは、エレベーターやエスカレーターではなく階段を選ぶ、ひと駅分歩くなど、日常生活で取り入れられる運動を意識してみましょう。
心身がリラックスする方法を取り入れる
ストレスで気持ちがゆれると、肌あれだけでなく、メンタルが不安定になったり、疲れやすくなったりと、心身に不調が起きやすくなるもの。アロマやストレッチ、ヨガ、ヒーリングミュージック、入浴などのリラクゼーションを取り入れて、心も体も休ませてあげましょう。
人によっては、ゆっくりとした時間を設けるよりも、運動でしっかりと汗をかくほうがストレス解消につながることもあります。さまざまな方法を試し、自分に合うリラックス方法を見つけ、ストレスを溜めすぎない生活を心がけましょう。
栄養バランスのとれた食事を心がける
ストレスによって、食欲がなくなったり、反対に暴飲暴食してしまったりと、食生活が不安定になることも。栄養バランスの乱れは肌あれにつながることもあるため、注意が必要です。
たとえばアルコールや塩分・脂質の多い食事、甘いものの取りすぎは、ニキビの原因になりやすいもの。そのほか偏った食事は健康にも肌にも悪影響となる可能性があるため、バランスに気をつけながら適度に楽しむのがおすすめです。
▼肌に必要な栄養素についてより詳しく知りたい方は、以下記事もあわせてご覧ください。
肌の乾燥は食べ物でもケアできる?乾燥肌に必要な栄養素と食事のポイント
ストレスによる肌あれが気になるときのスキンケア
ストレスで肌があれているときは、肌のバリア機能が低下し、角層のコンディションが乱れている状態です。スキンケアでは、角層をすこやかに保つために、以下のようなケアを心がけるといいでしょう。
- しっかりと保湿する
- 洗顔・保湿はやさしく行う
- 紫外線対策を行う
しっかりと保湿する
肌あれが気になるときは、とくに丁寧な保湿を心がけたいところ。保湿の際は水分と油分をバランスよく補い、角層をうるおいで満たすことがポイントです。
角層のコンディションが乱れバリア機能が低下している肌は、うるおいを保持する力も低下していることが考えられます。化粧水などで水分を与えたら、美容液・乳液・クリームなど、種類が異なるうるおいをミルフィーユ状に何層にも重ねて、うるおいの層のグラデーションをつくるようなイメージで、うるおいが逃げにくい状態を意識するといいでしょう。
▼保湿のポイントについてより詳しく知りたい方は、以下記事もあわせてご覧ください。
肌の保湿とは?乾燥する理由や肌をうるおすスキンケアのポイント
洗顔・保湿ケアはやさしく行う
バリア機能が低下した肌は、ちょっとした摩擦も刺激になりやすいため、洗顔や保湿ケアもこすらないようにやさしく行うことが大切です。
洗顔の際は、泡の量はレモン1個分を目安に、濃密でクリーミーな泡になるようにしっかりと泡立て、直接手指が肌に触れないように気をつけて、泡を転がすように洗いましょう。
洗顔後は清潔なタオルを使い、こすらないようやさしく水分を拭き取ってください。
保湿ケアは、ゴシゴシこずらずに、手のひらで顔全体を包み込み、心地よい圧をかけながらやさしく押し込むようなイメージで、ハンドプレスでなじませるのがポイントです。
▼洗顔料の選び方や洗い方についてより詳しく知りたい方は、以下記事もあわせてご覧ください。
敏感肌向け洗顔料の選び方|肌に刺激を与えない洗い方も紹介
紫外線対策を行う
紫外線は、肌にダメージを与える外部刺激のひとつです。紫外線ダメージが蓄積すると、肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能の低下につながります。こまめに日やけ止めを塗り、日常的に紫外線から肌を守るようにしましょう。
ストレスによる肌あれで悩んでいるときは、敏感肌のことを考慮した設計のものを選ぶのがおすすめです。
▼日やけ止めの選び方について詳しく知りたい方は、以下記事もあわせてご覧ください。
敏感肌でも使える肌にやさしい日やけ止めの選び方|紫外線のしくみも解説
肌が敏感状態になっているときのスキンケアアイテムの選び方
肌あれだけでなく、赤みやヒリつきなどの敏感症状も気になる場合は、アイテム選びにも慎重になるもの。少しでも気になる症状があるときは、肌の様子をみながら敏感肌向けのアイテムを取り入れることも検討してみてください。
たとえば、肌あたりのやさしさを考慮したテクスチャー、アレルギーテスト済み、アルコールや合成香料・着色料不使用など、敏感肌のことを考慮した設計のアイテムがおすすめです。
敏感肌の方が意識したいテストについては、以下の表も参考にしてみてください。
| アレルギーテスト※1 | 皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチにより閉塞貼布を繰り返し、皮膚に反応が出るかを確認することでアレルギー性を評価します。 |
| 敏感肌の方の協力によるパッチテスト | 皮膚に対する刺激性を評価するために行います。 敏感肌の方にご協力をいただき、パッチテスト用絆創膏に原料や製品を塗布し、二の腕の内側や背中に24時間または48時間貼付します。 絆創膏を剥離した後に赤みや腫れなどの反応の有無を観察して判定します。 |
| 敏感肌の方の協力による連用テスト※2 | 敏感肌の方にご協力をいただき、実際に自宅で数週間商品を使った後に、肌にトラブルが出ることなく使用できているかを医師が判定します。 |
※1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
※2 敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
すこやかな角層を目指す「ディセンシア シリーズ」

ゆらぎやすい敏感状態の悩みにアプローチするエイジングケア※シリーズ「ディセンシアシリーズ」。
角層を整えることで肌本来の美しさを引き出し、ダメージにゆらがない肌へと導くシリーズです。
緻密なクリームを中心とした角層ケアで、大人ならではの敏感な肌の最表層をうるおいでやさしく満たしながら、深い悩みの火種までしっかりとアプローチします。
また、シリーズ共通で、ローズゼラニウム(ニオイテンジクアオイ水)・ローズマリー(ローズマリー葉エキス)といった、植物由来の香り成分を配合。毎日のお手入れのたびに、心地よい香りがほのかに感じられ、心までリラックスに導きます。
※ 年齢に応じたケアのこと
よくある質問
ここからは、肌あれやストレスに関しての、よくある質問にお答えしていきます。
ストレスによって起こる肌あれはどこにできやすいですか?
ひとことで「ストレスが原因の肌荒れ」といっても、肌悩みも、できやすい部位も、さまざまです。
たとえば、肌が乾燥してバリア機能が低下すると、マスクや衣服のこすれ、髪の毛先があたりやすい箇所などに赤み・かゆみなどの症状がでることがあります。
また、ホルモンバランスなどの乱れで大人ニキビが発生する場合、皮脂が多い部位にできやすい思春期ニキビとは異なり、比較的皮脂が多くない、頬・あご・フェイスラインなどにもできやすいといわれています。
ストレスなどで肌のターンオーバーが乱れると、肌のうるおいバランスも乱れやすく、さまざまな肌悩みが発生しやすくなります。スキンケアは、部位を問わず、顔全体をつつむこむようにうるおいを与えて丁寧な保湿ケアを心がけましょう。
本文内では肌あれの原因についても解説しているので、あわせてご覧ください。
ストレスで肌があれたときは、どのようなスキンケアをするとよいですか?
ストレスで肌あれが気になるときは、角層のコンディションが乱れバリア機能が低下している状態かもしれません。肌はうるおいを保持する力が弱まると、さらにバリア機能の低下を招き、肌あれを繰り返しやすくなります。
肌あれが気になるときこそ、しっかりと丁寧な保湿で角層のコンディションをすこやかに保つことが大切です。
次のポイントを意識してみましょう。
- 洗顔と保湿をやさしく行う
- しっかりとうるおいを補う
- 紫外線対策を丁寧に行う
詳細は本文内の下記もご覧ください。
ストレスで肌あれを繰り返すときはどうすればいいですか?
肌あれを繰り返すときは、肌のバリア機能が低下し、角層が乱れている状態です。外部刺激から肌を守ろうとターンオーバーが早まるため、未熟な角層がつくられてしまい、角層のコンディションがさらに悪化する、という悪循環に陥っているかもしれません。
スキンケアでは、丁寧な保湿を行い、角層のコンディションをすこやかに保つことを心がけましょう。
体のケアとしては、休息・適度な運動・栄養バランスのとれた食事を取り入れること、心のケアとしてはリラックスする時間をつくりストレスをためないこと、がおすすめです。
きちんとケアをしているのに肌あれが長期間治らないなど、少しでも心配なことがある場合は、皮膚科などの専門医に相談することも大切です。