日やけ後のかゆみ・ぶつぶつの原因とは?対処法と予防法も解説

「日やけ後、肌がヒリヒリしたりぶつぶつが出たりするのはなぜ?」「かゆみが気になってスキンケアアイテムを選ぶのが難しい」と感じている方も多いことでしょう。
日やけした後の肌トラブルを防ぐには、冷やして日やけの炎症を落ち着かせること、摩擦刺激を避けつつしっかりと保湿することで、肌のうるおいを補給することが大切です。
本記事では、日やけ後の肌のかゆみやぶつぶつの原因や、肌あれが起きてしまったときの対処法もご紹介していますので、ぜひご覧ください。
日やけした肌の状態とは?
日やけは、紫外線を浴びることで皮膚に炎症が起こることで、医学的には「日光皮膚炎」と呼ばれています。
強い紫外線を長時間浴びると、肌が赤くなり、ヒリヒリとした痛みを伴うやけどのような症状が現れます。炎症は紫外線を浴びてから約12〜24時間後にピークを迎え、その後徐々に赤みやひりつきが落ち着いていきます。
日やけの現れ方には個人差があり、紫外線を浴びるとすぐに黒くなるタイプの人もいれば、一度赤くなってから色が沈着するタイプの人もいるでしょう。

日やけ後の肌にかゆみ・ぶつぶつがでる原因
日やけ後にかゆみを伴うぶつぶつが目立つ場合は、単なる日やけによる炎症だけではなく、日光への過剰反応や外的刺激による肌トラブルが関係していることが考えられます。
ここでは、日やけの後にかゆみやぶつぶつが現れる原因をご紹介します。
光線過敏症(日光アレルギー)
光線過敏症とは、日光に対して肌が過剰に反応し、赤みやかゆみ、ぶつぶつなどの炎症が起きた状態のことです。アレルギーのような反応を引き起こすため、日光アレルギーと呼ばれることもあります。
日光を浴びてから短時間で症状が現れることが多く、日やけ止めを塗っていても、露出していた部分に症状が出る場合があります。
化粧品の成分による肌あれ
化粧品に含まれる成分が肌に合わないと、赤み・ぶつぶつ・かゆみなどの肌あれが起こることがあります。
特に、化粧品を塗った部分だけに症状が出る場合は、成分による刺激が原因の可能性も。
また、クレンジングや洗顔時に日やけ止めをはじめとする化粧品を落としきれず肌に残ると、成分が毛穴につまり、ニキビや吹き出物などのトラブルにつながることもあります。
▼日やけ止めによる肌あれの原因や対処法を詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
日やけ止めで肌があれる原因・対処法を解説。敏感肌・乾燥肌向けのアイテム選びとは
日やけ後のかゆみ・ぶつぶつが気になるときの対処法
日やけ後の肌にぶつぶつができてかゆみを感じても、かきむしらないように気をつけましょう。かいてしまうと、炎症が悪化したり肌の回復が遅れたりする原因になってしまいます。
以下で具体的な対処法を解説します。
まずは患部をしっかり冷やす
ぶつぶつやかゆみが出ている部分は、まずは冷やしてほてりを鎮めることが大切です。清潔な冷たい水で濡らしたタオルや布を患部にやさしく当てて冷やしましょう。氷や保冷剤を使う場合はタオルに包んで肌に当てるとよいでしょう。
やさしく丁寧に保湿する
冷やしてほてりが落ち着いたら、肌をしっかり保湿します。日やけをした後の肌は刺激を受けやすい状態なので、化粧品を塗るときはこすらず、手のひらで包み込むようにハンドプレスをしましょう。
ただし、炎症がおさまらないときやスキンケアアイテムがしみるなど刺激を感じるときは使用を控えてください。
▼敏感肌の原因や対処法を詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
敏感肌の原因からわかる保湿の重要性|アイテムの選び方・適切なケアとは
症状がひどい場合は皮膚科を受診する
かゆみや赤みが強い場合や、ぶつぶつの範囲が広い、数日経っても症状が改善しない場合は、自己判断せず、皮膚科などの専門医に相談しましょう。早めに相談することで、肌への負担を抑えることにもつながります。
日やけ後のかゆみ・ぶつぶつを防ぐ方法
日やけ後の肌は炎症を起こしやすく、外部からの刺激に敏感な状態です。日やけによるぶつぶつやかゆみなどの肌トラブルを防ぐために、日常生活のなかでできることは以下の通りです。
- 紫外線をできるだけ避ける
- 日やけ止めは自分の肌に合うものを使う
- 毎日のスキンケアでしっかり保湿ケアする
紫外線をできるだけ避ける
日やけ後の肌はバリア機能が低下し、紫外線などの外的刺激を受けやすい状態になります。そのため、弱い紫外線でもかゆみやぶつぶつが悪化することがあります。
こうした状態の肌を守るためには、できるだけ紫外線を浴びない工夫が大切です。
紫外線は一年中降り注いでいますが、朝8時ごろから強くなり始め、11〜13時ごろにピークを迎えます。この時間帯の外出を控えることで、日やけのリスクを下げやすくなるでしょう。
外出が避けられない場合は、日傘や帽子、UVカット機能付きの羽織り、アームカバー、サングラス、ストールなどを活用して、紫外線から肌を守りましょう。
また、紫外線はガラスを透過するため、室内や車内でも対策が必要です。カーテンを閉める、日やけ止めを使用するなどを心がけましょう。
日やけ止めは自分の肌に合うものを使う
日やけ止めは、紫外線対策に欠かせないアイテムですが、肌に合わないものを使うと、ぶつぶつやかゆみなどの肌トラブルの原因となることもあります。特に、肌に刺激を受けて敏感な状態になっている場合は、成分にも目を向けて選ぶことが大切です。
日やけ止めに配合される紫外線防御剤には次の2種類があります。
| 紫外線吸収剤 | |
| 作用 | 作用紫外線エネルギーを吸収し、化学反応で熱などの別のエネルギーに変換して防御する |
| メリット | メリット油剤に溶け透明、かつ少量で効果を発揮するので、使用感がよい |
| デメリット | デメリット敏感肌の場合、まれに化学反応でアレルギーを引き起こすことがある |
| 紫外線吸収剤作用 | 作用紫外線エネルギーを吸収し、化学反応で熱などの別のエネルギーに変換して防御する | メリット油剤に溶け透明、かつ少量で効果を発揮するので、使用感がよい | デメリットまれに、化学反応でアレルギーを引き起こすことがある |
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| 紫外線散乱剤 | |
| 作用 | 作用紫外線を物理的に跳ね返す |
| メリット | メリット物理的防御なので、アレルギーを引き起こすリスクが低い |
| デメリット | デメリット粉体を高配合すると、白浮き・きしみ・乾燥など使用感に影響することもある |
| 紫外線散乱剤作用 | 作用紫外線を物理的に跳ね返す | メリット物理的防御なので、アレルギーを引き起こすリスクが低い | デメリット粉体を高配合すると、白浮き・きしみ・乾燥など使用感に影響することもある |
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また、アルコール不使用・無香料または合成香料不使用・無着色など、敏感肌のこと考慮した設計のアイテムもあります。
▼敏感肌向けの日やけ止めについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
敏感肌でも使える肌にやさしい日やけ止めの選び方|紫外線のしくみも解説
毎日のスキンケアでしっかり保湿ケアする
日やけ後の肌に現れたかゆみやぶつぶつを悪化させないためには、毎日のスキンケアでしっかり保湿し、肌のバリア機能をサポートすることが大切です。
バリア機能とは、皮膚にもともと備わっている機能のことで、外部刺激から肌を守り、肌の水分を逃がさない役割を担っています。紫外線のダメージで肌の最も表面にある角層が乱れると、バリア機能が低下し、かゆみやぶつぶつが起きやすくなると考えられるためです。


▼肌のバリア機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
肌のバリア機能をサポートする方法|美しい肌に導くコツは角層のケア!
スキンケアのポイント
ここでは、刺激に敏感になっているときに心がけたいスキンケアのポイントをご紹介します。
- クレンジングや洗顔時は肌をこすらずやさしく洗う
- 32〜33℃のぬるま湯でやさしくすすぐ
- 洗顔後はできるだけ早めに保湿する
- 保湿剤は顔を包み込むようにやさしくなじませる
- 化粧水・美容液・クリームなど複数のアイテムを使う


スキンケアは1つのアイテムで済ませず、種類の異なるうるおいをミルフィーユ状に何層にも重ねるイメージで肌にのせることがポイントです。


▼スキンケアの方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
敏感肌のスキンケアは「角層ケア」がカギ!正しい方法とアイテム選びのポイント
刺激に敏感になっている肌に、独自のアプローチ「つつむシリーズ」

日やけによる肌トラブルを防ぐためには、毎日のスキンケアでしっかりとうるおいを与えることが大切です。うるおいで肌を満たすことで、バリア機能をサポートし、角層をすこやかな状態に整えましょう。
ディセンシアの「つつむシリーズ」は、敏感な肌のことを考えて設計されたスキンケアシリーズです。
バリア機能が低下しやすい角層に、独自のアプローチでうるおいを与え、肌をやさしく包み込むようにケアすることで、ゆらぎにくいすこやかな肌を目指します。
よくある質問
最後に日やけ後のかゆみやぶつぶつでお悩みの方からのよくある質問にお答えしていきます。
日やけした肌にぶつぶつができてかゆいのですが、どうしたらよいですか?
日やけした肌にかゆみを伴うぶつぶつが出た場合は、かきむしらずにまずは清潔な冷たいタオル等で患部を冷やしましょう。落ち着いてきたら、敏感肌用のスキンケアアイテムで肌を保湿するとよいでしょう。症状が強い場合や範囲が広い場合は、早めに皮膚科を受診してください。
日やけした後にぶつぶつができてかゆいとき、市販薬で対処できますか?
軽いかゆみや赤みであれば、市販の外用薬で対処できることもあります。ただし、症状がひどい場合は自己判断せずに皮膚科で相談することが大切です。
日やけ止めを塗ると肌にぶつぶつができるのはなぜですか?
日やけ止めに含まれる成分が肌に合わないと、刺激やアレルギー反応でぶつぶつやかゆみが出てしまうことがあります。特に塗った部分だけに症状が現れる場合は、日やけ止めの成分が原因の可能性が考えられます。
また、日やけ止めが落としきれていないと、成分が毛穴につまり、ニキビや吹き出物ができやすくなってしまいます。毎日のクレンジングで、きちんと落とすことを心がけましょう。
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