冬のつらい乾燥肌はどうケアする?うるおいが不足する理由と対策方法を解説

「どんなに保湿しても夕方にはカサつきを感じる」「冬は乾燥でファンデーションが浮いてしまう」このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
冬は、湿度や気温の低下、温度差も重なり、肌が特に乾燥しやすくなっています。さらに誤ったスキンケアや摩擦などの刺激により、さらなる乾燥を招くことも。そのため、冬はいつも以上に丁寧なケアが必要です。
本記事では、冬の乾燥肌の原因や対処法、おすすめのスキンケア方法について詳しくご紹介していきます。冬でもうるおいに満ちたすこやかな肌を目指したい方は、ぜひご覧ください。
冬に肌が乾燥する理由
冬は一年の中でも特に肌が乾燥しやすい季節です。
乾燥には、加齢や紫外線、誤ったスキンケア、心身のストレスなど、季節を問わず一年中影響を及ぼすものもありますが、ここではとくに冬に注意したい乾燥の理由を解説していきます。
- 湿度の低下
- 気温の低下
- 室内・室外の寒暖差
湿度の低下
冬は気温とともに湿度も低下します。
外気だけではなく、エアコンなどの暖房によって室内も空気が乾燥してしまいます。これにより肌の水分が奪われ、乾燥しやすくなってしまうのです。
肌のうるおいを快適に保つための湿度は、70~80%が目安です。加湿器などを上手に活用して、室内の湿度を調節するようにしましょう。
気温の低下
気温の低下により、皮脂や汗の分泌量が減少します。
その結果、肌表面を覆ってうるおいを守る「皮脂膜」がうまく作られず水分が蒸発しやすくなり、肌の乾燥に繋がります。

さらに、寒さによって体が冷えると血行が悪化しやすくなります。血行が滞ると肌まで栄養が行き渡らず、ターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)が乱れると、さらなる乾燥を招く原因となります。
室内・室外の寒暖差
冬は暖房によって、室内と室外の寒暖差が大きくなります。
この寒暖差にさらされると、自律神経が乱れやすくなり、肌がうまく対応できないとバリア機能が低下することも。
バリア機能とは、肌のもっとも表面にある角層が外部刺激から肌を守る力のことです。バリア機能が低下すると、外部刺激の影響を受けやすくなり、乾燥だけでなく、かゆみ・赤みなどの敏感状態に陥ることもあります。
乾燥した肌の状態とは?
角層とは肌の内番外側にあるたった0.02mmほどの薄い膜で、外部刺激から肌を守りうるおいをキープする大切な役割を担っています。

肌が乾燥すると、皮脂の分泌量が低下し、キメが乱れやすくなります。その結果、うるおいを守る皮脂膜が作られにくくなり、水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
肌の乾燥は、肌の生まれ変わりのサイクル(ターンオーバー)の乱れを引き起こします。
ターンオーバーが乱れると、成熟した細胞がつくられにくくなり、肌はうるおいを蓄える力が低下するため、乾燥しやすい状態に。

肌の乾燥は見た目や手触りにも影響し、ごわごわした手触りや暗くくすんだように見えたり、粉吹き、洗顔後のつっぱりなども見られます。
また、冬の乾燥ダメージをケアしないまま季節が変わると、肌はうるおいバランスがうまく保てないことがあります。気温が上がって皮脂分泌が活発になってくると、肌の足りないうるおいを補おうとして皮脂が過剰に分泌されることがあるためです。
冬は乾燥肌でも、春夏になったらインナードライ肌に悩むというケースもあります。冬のうちに、角層のコンディションを整えて、季節を問わずうるおいバランスを正常に保つことが大切です。
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冬の乾燥肌向けのスキンケアアイテムの選び方
冬の乾燥肌向けのスキンケアアイテムを選ぶ際は、保湿力が高いものを選ぶこと、また敏感状態が気になるようなら刺激になりやすいものを避けるとよいでしょう。選び方のポイントを以下で詳しく解説します。
保湿力が高いものを選ぶ
冬の乾燥には、肌にしっかりとうるおいを与えて閉じ込められる、保湿力の高いものを選ぶのがおすすめです。
テクスチャーとしては、ローションや美容液ならとろみがある濃厚なタイプ、クリームならこっくりとしたもので肌に膜をはるようなイメージのものがおすすめです。
敏感状態なら刺激になりやすいものを避ける
乾燥だけではなく、赤みやひりつきなど肌が敏感状態になっている方は、角層の乱れによりバリア機能が低下している状態かもしれません。
アルコールフリー、合成香料不使用または無香料、無着色といった、肌への刺激になりやすい成分を避けた敏感肌を考慮した設計の商品を選ぶのがおすすめです。
また、テスト済み商品を選択することもおすすめです。以下のような、「アレルギーテスト」「敏感肌の方の協力によるパッチテスト」「 敏感肌の方の協力による連用テスト」などのテストが実施されている商品に注目するとよいでしょう。
| アレルギーテスト※1 | 皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチにより閉塞貼布を繰り返し、皮膚に反応が出るかを確認することでアレルギー性を評価します。 |
| 敏感肌の方の協力によるパッチテスト | 皮膚に対する刺激性を評価するために行います。 敏感肌の方にご協力をいただき、パッチテスト用絆創膏に原料や製品を塗布し、二の腕の内側や背中に24時間または48時間貼付します。 絆創膏を剥離した後に赤みや腫れなどの反応の有無を観察して判定します。 |
| 敏感肌の方の協力による連用テスト※2 | 敏感肌の方にご協力をいただき、実際に自宅で数週間商品を使った後に、肌にトラブルが出ることなく使用できているかを医師が判定します。 |
※1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
※2 敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
角層にうるおいを与えすこやかな肌を目指す「ディセンシアシリーズ」

「ディセンシアシリーズ」は、角層起点の美容理論で、すこやかな角層を目指し冬の乾燥悩みをケアします。化粧水、美容液、クリームなど、美肌の要である整った角層にアプローチするアイテムをフルラインで取り揃えています。
とくに代表アイテム「ディセンシア クリーム」は、肌表面にヴェールをつくり、うるおいに満ちた健やかな角層の状態を疑似的に再現する独自技術を搭載しました。大人ならではの敏感な肌の角層を整え、ゆらぎに負けない肌へと導きます。
刺激に敏感になっている肌に「つつむシリーズ」

より敏感状態が気になる方は「つつむ」シリーズがおすすめ。
乾燥と敏感状態の両方が気になる肌へ。繊細な肌をいたわりながら、うるおいでやさしく包み込みます。
刺激に敏感になっている肌に独自のアプローチ。守る・うるおす、こだわりの使い心地で、うるおいに満ちたゆらぎなき美しさへと向かう、高敏感肌ケアシリーズです。
うるおいを守るスキンケアの方法
冬の乾燥から肌を守るためには、ただ保湿するだけでなく、正しいスキンケアの方法を意識することが大切です。
ここでは、うるおいを保つためのスキンケア方法について解説していきます。
- 丁寧な保湿をする
- 適量を使う
- 冬もUV対策をする
丁寧な保湿をする
ターンオーバーを整えてすこやかな角層を保つには、肌にたっぷりのうるおいを与えることが不可欠です。
スキンケアをする際は、丁寧な保湿を心がけましょう。化粧水・美容液・クリームといったように、異なる種類のアイテムを複数使いすることで、うるおいをミルフィーユ状に重ね、逃がしにくくします。


たとえば、寒い日にインナー・ニット・ダウンジャケットと素材が異なるものを重ね着するように、うるおいが足りない肌には、タイプの違うアイテムを重ねることでうるおいを逃がしにくくなります。
また、化粧水などは手にとり、人肌で温めることで肌なじみが高まります。
適量を使う
クレンジングや洗顔、スキンケアアイテムはパッケージに記載されているとおりの使用量を使うようにしましょう。
適量より少ないと、アイテムの効果が十分に感じられないことがあるだけでなく、肌への摩擦ダメージになることがあるので注意が必要です。
▼敏感肌向けのクレンジングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
敏感肌向けクレンジングの選び方|種類の違いやうるおいを守りながら汚れを落とす方法
▼敏感肌向けの洗顔料について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
敏感肌向け洗顔料の選び方|肌に刺激を与えない洗い方も紹介
冬もUV対策をする
紫外線は一年中降り注いでいます。春や夏と比較すると冬は少ないですが、紫外線がゼロというわけではありません。
冬だからといって日焼け止めを塗らずに過ごすと、知らず知らずのうちに紫外線によるダメージを受けてしまいます。外出時には、肌にやさしい日焼け止めを忘れずに使うようにしましょう。
紫外線ダメージは、肌のターンオーバーを乱し、乾燥を招く原因になります。また、乾燥以外のエイジングサインが現れる原因にもなるので、冬でもUVケアを行うことが重要です。
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乾燥しやすい冬に注意したいポイント
乾燥ダメージにさらされた冬の肌は、ちょっとした刺激でも肌トラブルにつながりやすい状態です。
以下に挙げるスキンケアのポイントは、冬だけでなく一年中意識したいことではありますが、とくに乾燥悩みがあらわれているときはより意識してみるとよいでしょう。
- スキンケア時の摩擦に注意する
- ぬるま湯ですすぐ
- マスクや衣類による摩擦を避ける
スキンケア時の摩擦に注意する
肌が乾燥しているときや肌あれで敏感状態になっているときは、特に肌への摩擦刺激には注意が必要です。
クレンジングや洗顔のときにゴシゴシこすったり、コットンで強くこすったりするなどは避けましょう。
クレンジングは、ジェルやクリームなど膜厚感のある剤型のものを使うことで、肌と手指の間に入り込みクッションになるため、摩擦を抑えることができます。
洗顔のときは、レモン1個分ほどの濃密なたっぷりの泡を肌の上で転がすようにやさしく洗います。
化粧水や美容液、クリームを付けるときは、手のひらでつつみこむようにして心地よい圧をかけながらなじませましょう。

ぬるま湯ですすぐ
クレンジングや洗顔のとき、すすぐお湯が熱すぎると、肌への刺激になったり必要なうるおいを奪ったりして乾燥しやすくなります。
すすぎのときは、32~33℃のぬるま湯でやさしくすすぐことを意識しましょう。手でお湯に触れたとき、少しぬるいと感じる程度がちょうどよい温度です。温かいと感じるくらいだと、実は、敏感な肌にとっては熱すぎる温度なので注意が必要です。


マスクや衣類による摩擦を避ける
冬は感染症防止やのどの乾燥対策のため、マスクを着用する機会が増える季節です。
マスクのこすれが摩擦刺激となり、肌の乾燥を招くことがあります。摩擦のほかにも、マスク内部が蒸れて雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因になってしまうことも。
衣類やマフラーも同様に、敏感な肌に過度に触れると、摩擦刺激につながることがあります。できるだけ肌に直接触れることを避けましょう。
よくある質問
ここでは、冬の乾燥肌についてのよくある質問を解説します。
冬に肌が乾燥してしまうのはなぜですか?
冬は気温・湿度の低下により肌の水分が奪われやすくなります。また、寒さによって皮脂や汗の分泌が減ることや、マスクや衣類による摩擦も肌の乾燥を進める原因になります。
このように複数の要因が重なるため、冬の肌は特に乾燥しやすい状態になるのです。
主な原因は次の通りです。
- 空気中の湿度の低下
- 気温の低下
- 室内・室外の寒暖差
冬に肌が乾燥したときはどのようなケアをすればよいですか?
冬の乾燥肌には、角層のコンディションを整え、うるおいを保つケアをするとよいでしょう。
そのため、丁寧な保湿や適量のスキンケアで角層を満たし、肌のバリア機能をサポートすることが大切です。
- 丁寧な保湿をする
- 適量を使う
- 冬もUV対策をする
冬は乾燥してかゆみが出ます。どうすればよいですか?
赤みやかゆみがひどい、長く続くなど心配な場合は、化粧品の使用は控えて皮膚科専門医などに相談しましょう。
乾燥によるダメージが角層の乱れにつながり、バリア機能が低下している可能性があります。スキンケアを行う際は敏感な肌への刺激になりやすいものは避け、敏感肌用の低刺激なアイテムを使いましょう。
スキンケアで注意したいポイントは以下の通りです。
- スキンケア時の摩擦に注意する
- ぬるま湯ですすぐ
- マスクや衣類による摩擦を避ける
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