肌が粉吹き状態になる原因・対処法|乾燥に負けないうるおい肌を目指すためには

「頬や口まわりが白く粉を吹いてしまう」「肌が乾燥してファンデーションが浮いてしまう」、このような肌悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。肌の乾燥が進むと、カサつきや粉吹き、ひび割れなどのトラブルが現れてしまいます。粉吹きの原因には、乾燥や紫外線などの外的要因はもちろん、食生活や睡眠不足、ストレスなどの内的要因も関わっています。
本記事では、肌が粉を吹く原因や対処法、おすすめのスキンケア方法について詳しくご紹介していきます。

肌が粉を吹く原因

肌が粉を吹いてしまう原因は、大きく分けて「外的要因」と「内的要因」の2つがあります。これらの要因によって肌のターンオーバーが乱れると、乾燥やバリア機能の低下を招いてしまいます。
ここでは、それぞれの要因について見ていきましょう。

外的要因(空気の乾燥・紫外線・花粉・摩擦など)

以下のようなものが外的要因としてあげられます。

  • 空気の乾燥
  • 紫外線
  • 大気汚染、花粉、PM2.5、黄砂など
  • マスクや衣類による摩擦
  • 誤ったスキンケア

特に、乾燥した空気や紫外線は、肌の水分を奪って粉吹きを引き起こす大きな原因と言えるでしょう。
花粉やPM2.5などの刺激物質が肌に付着してダメージを受けると、バリア機能が弱まり、さらなる乾燥を招くことがあります。普段の生活のなかで、マスクや衣類によるこすれも、粉をふくほど乾燥している肌には刺激になることがあるので要注意。
さらに、毎日のスキンケアで、洗顔や保湿ケアのときにゴシゴシと肌を強くこすったりしていませんか?また、洗浄力が高すぎるアイテムも、肌状態がゆらいでいるときには肌の負担になることがあります。
直接肌に触れるスキンケアは、方法やアイテムを誤るとバリア機能を低下させ、乾燥が進む原因となりえます。

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内的要因(ホルモンバランスの乱れ・睡眠不足など)

内的要因には、以下のようなものが挙げられます。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 睡眠不足
  • 栄養の偏った食生活
  • ストレス

過度なストレスや睡眠不足、栄養不足などの内的な要因により、自律神経のバランスが乱れ、血液の循環が滞ってしまいます。その結果、角層に正常な細胞が生まれにくくなり角層の乱れを引き起こすことに。角層の乱れはバリア機能を低下させ、乾燥肌を招くと考えられます。
スキンケアだけでなく、生活環境など、からだの内側への影響も意識しながら対策をしていきましょう。

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粉を吹いた肌の状態

粉を吹くほどに乾燥した肌は、肌表面のうるおい不足だけでなく、角層のコンディションが乱れ、肌のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)も乱れていると考えられます。
私たちの肌は、一定のサイクルで生まれ変わりを繰り返しています。通常は約28日間をかけて、表皮の最下層でつくられた新しい細胞が、内側から外側へと押し上げられ、最終的に皮膚の表面に到達し角層となります。
角層細胞は、肌表面のうるおいを保ち、外部刺激から守る役割を果たし、古くなると剥がれ落ちます。この一連の、表皮の生まれ変わるサイクルをターンオーバーと呼びます。

ターンオーバーは早すぎても遅すぎてもよくありません。適正なスピードで成熟した角層細胞を育むことが重要です。

肌のターンオーバーが整ったすこやかな肌は、角層細胞が隙間なく規則正しく並んでいます。成熟した細胞が重なりあうように整列している状態で、肌に必要なうるおいをしっかりとたくわえ、外部刺激の影響を受けにくい、すこやかな状態を保ちます。

一方、ターンオーバーが乱れると、古くなった角層細胞(角質)がはがれ落ちず肌表面に残ったり、未熟なまま肌表面へ押し上げられてしまったりするなど、角層の状態が悪化してしまいます。角層細胞同士に隙間があり、並びや角層の厚みにばらつきがでてしまうのです。

このようにターンオーバーが乱れた肌は、うるおいが逃げやすく、また隙間から外部刺激が侵入しやすい状態です。バリア機能が低下し、赤みやかゆみなどを引き起こし、敏感状態を招きやすくなります。

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粉吹き肌の対処法【スキンケア編】

ここでは、スキンケアでできる、粉吹き肌の対処法を解説します。
ターンオーバーを整えて、すこやかな角層を育むことが重要です。

  • 丁寧な保湿をする
  • 肌への摩擦に注意する
  • 肌への刺激を避けながらしっかりとすすぐ
  • こまめに日やけ止めを塗り直す

丁寧な保湿をする

毎日のスキンケアでの丁寧な保湿は、すこやかな肌を目指すために大切なことです。洗顔直後や入浴後など、肌が乾きやすいタイミングでは、しっかりうるおいを与えましょう。
保湿の基本は、うるおいを与える「化粧水」、肌悩みに合う「美容液」、保湿と保護の役割をもつ「クリーム」を重ねることです。
化粧水、美容液、クリームといった種類が異なるうるおいをミルフィーユ状に何層にも重ねて付けることで、肌のうるおいうるおいの層のグラデーションをつくり、逃がしにくくなります。

STEPSTEP

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肌への摩擦に注意する

肌へ摩擦を与える原因としては、洗顔で必要以上にゴシゴシこする、スキンケアアイテムをなじませるときに強くこすったりマッサージしすぎるというお手入れのほか、衣類やマスクなどのこすれなども挙げられます。肌に直接触れるものには、日常的に注意が必要です。
摩擦を減らすためのポイントは以下のとおりです。

クレンジング
手指と肌の間でクッションとなるような、膜厚感のある剤型(クリームやジェルなど)のものを選ぶ。

洗顔
洗顔料はしっかりと泡立てる。濃密なたっぷりの泡を、肌の上で転がすように洗う。泡の量の目安はレモン1個分。

スキンケア
手のひらでやさしくなじませる。粉ふきやひりつきなどが気になるときは、コットンの使用は避けるのがおすすめ。

スキンケア STEPスキンケア STEP

ぬるま湯ですすぐ

クレンジングや洗顔のときに熱すぎるお湯ですすぐと、敏感な肌へは刺激になることに加え、必要なうるおいを奪ってしまうことにもつながります。
クレンジングや洗顔料をすすぐときは、少し冷たいと感じるぬるま湯(皮膚の温度よりも低い32〜33℃)ですすぐのがおすすめです。
強い水圧のシャワーを直接肌に当てるのは、敏感な肌には要注意。手でやさしく洗い流しましょう。
また、すすぎ残しがあると、洗浄成分が長時間肌に残り、肌への刺激になることも。しっかりと洗い流すよう意識しましょう。

こまめに日やけ止めを塗り直す

粉を吹くほど乾燥している肌は、紫外線ダメージも受けやすい状態です。毎日の紫外線対策をしっかり徹底しましょう。
紫外線は季節や天候に関係なく降り注いでいます。曇りの日は晴れた日の35〜40%、雨の日でも15〜20%の紫外線が届いているため、日差しが弱いからといって油断は禁物です。
さらに、紫外線はガラスをも透過します。屋内や車内にいても紫外線対策が欠かせません。
また、汗を多くかく季節は、2~3時間おきのこまめな塗りなおしも心がけるとよいでしょう。

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粉吹き肌の対処法【生活習慣編】

次に、生活習慣の見直しでできる、粉吹き肌の対処法も解説します。食事や睡眠を整えることで、からだの内側からも肌のターンオーバーをサポートしましょう。

  • バランスのよい食生活を意識する
  • 睡眠の質を高める
  • 適度な温度・湿度を保つ

バランスのよい食生活を意識する

すこやかな肌をつくるためには、日々の食事の摂り方を意識することが大切です。
乾燥が気になるときは、角層のコンディションを整えたり、肌のうるおいを保つといわれる食材を、積極的に摂り入れるとよいでしょう。
代表的な食材は下記になります。バランスのとれた食事を心がけましょう。

役割 栄養素 代表的な食品
角層の土台をつくる 栄養素タンパク質 代表的な食品肉、魚、大豆製品、卵
角層の保湿力を高める 栄養素a-リノレン酸 代表的な食品サンマ、シソ油
肌のうるおいを保つ 栄養素ヒアルロン酸 代表的な食品手羽、軟骨
肌あれを防ぐ 栄養素ビタミンA、ビタミンE、ピオチン 代表的な食品にんじん、レバー、緑黄色野菜、カボチャ、玉ねぎ
肌のターンオーバーを整える 栄養素亜鉛 代表的な食品貝類(牡蠣など)、小麦胚芽

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肌の乾燥は食べ物でケアできる?乾燥肌に必要な栄養素と食事のポイント

睡眠の質を高める

夜の睡眠中には、肌に大切な成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、血流によって肌に栄養を届けて、肌のターンオーバーをサポートします。睡眠時間を長くとるだけではなく、睡眠の質を意識することが大切です。
なるべく決まった時間に寝て起きることや、寝る前はスマートフォンやパソコンなどをできるだけ控えることなど、リラックスできる睡眠環境を整えるようにしましょう。

適度な温度・湿度を保つ

空気が乾燥していると、肌の水分が蒸発して乾燥しやすくなります。
肌のうるおいを快適に保つためには、70〜80%の湿度が適しているといわれています。空気の乾燥を感じる時期は、加湿器などを使用して室内の湿度を調節しましょう。
オフィスなど自分で湿度を調節できないときは、卓上型の加湿器もおすすめです。上手に取り入れて、肌を乾燥から守りましょう。

すこやかな角層を目指す「ディセンシアシリーズ」

ディセンシア シリーズ

すこやかな角層に整え、乾燥悩みを繰り返さない、うるおいに満ちた肌へ。
「ディセンシア シリーズ」は、「角層を整える」という美容理論を軸に開発された、角層を育む角層起点のスキンケアシリーズです。肌本来の力を引き出し、大人ならではの敏感な肌の角層を整え、ゆらぎに負けないすこやかな肌へと導きます。

メーク落としからクリームまでフルラインで取り揃えており、なかでも、「ディセンシア クリーム」は、美肌の要である整った角層にアプローチする独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」を搭載しています。
肌表面にクリームを纏い、すこやかな角層を擬似的に再現。使い続けることですこやかな角層を目指せるスキンケアシリーズです。

詳しくはこちら

よくある質問

ここでは、肌の粉吹きについてのよくある質問を解説します。

肌が粉を吹いてしまう原因を教えてください

肌が粉を吹いている状態は、乾燥悩みが進行しているサインかもしれません。肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下すると、乾燥悩みが進行すると考えられます。
原因としては、空気の乾燥・紫外線・花粉・摩擦などの外的要因、そして、ホルモンバランスの乱れ・睡眠不足などの内的要因などがあります。

肌が粉を吹いているときのスキンケアの方法を教えてください

肌が粉を吹くほど乾燥しているときは、これ以上乾燥悩みを進行させないために、肌へうるおいを与える基本のスキンケアを意識することが大切です。

  • 丁寧な保湿をする
  • 肌への摩擦に注意する
  • 肌への刺激を避けながらしっかりとすすぐ
  • こまめに日やけ止めを塗り直す

このようなスキンケアを心がけるとよいでしょう。

詳細は下記でもご紹介しています。

粉吹き肌の対処法【スキンケア編】

肌が粉を吹いているときにメークをしてもよいですか?

肌が粉を吹いているときは、肌表面の角層が乱れてめくれあがっている状態。メーク前には、しっかりと保湿ケアをして、表面をなめらかに整えることが大切です。
また、紫外線ダメージは肌の乾燥の大敵なので、対策をしっかりと行いましょう。日焼け止めやベースメークを選ぶときは、美容液タイプやクリームタイプなどの保湿効果の高いアイテムを選ぶとよいでしょう。
また、BBクリームのように、日やけ止め・化粧下地・ファンデーションなど複数の機能を兼ね備えたアイテムを選べば、肌に触れるステップを減らし、摩擦刺激を抑えることができるのでおすすめです。




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