肌のハリが失われる原因とは。ハリに満ちた肌を目指すためにできること
年齢とともに、肌のハリは失われていきます。ハリのない肌はシワやたるみ、くすみが目立ちやすく、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ハリがなくなる理由をはじめ、スキンケアや生活習慣でハリのある肌を目指す方法、おすすめのスキンケアアイテムについてご紹介します。
正しいケアを行なって、うるおいに満ちたハリのある肌を目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
「ハリのある肌」ってどんな状態?
ハリのある肌とは、うるおいがありピンと張った肌のことを指します。さわるとやわらかく弾力があり、みずみずしくふっくらとしているのが特徴です。また、肌表面がなめらかで光を反射しやすいためツヤも感じられます。
ハリのある肌は、肌の最も表面にある「角層」が整っている状態です。


角層とは、肌の最も表面にある厚さ約0.02mmの薄い膜のこと。
外部刺激を防ぎ、うるおいを保つ役割をもっています。角層が整っている肌は、うるおいやハリがあるだけではなく、乾燥や肌あれといった肌トラブルも起こりにくい状態です。そのため、角層が整っていれば実年齢にかかわらず若々しくハリのある肌に見えやすいでしょう。
加齢とともに現れる肌悩み
ここで、加齢とともに現れる肌悩みについてくわしくみていきましょう。
- コラーゲンなどの機能低下
- 肌の糖化
- 角層の乱れ
コラーゲンなどの機能低下
肌の真皮には「線維芽細胞」という細胞があり、肌のハリ・弾力を保つのに重要な役割を担うコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどが生成されています。
加齢により真皮の働きが衰え、コラーゲンなどが減少すると、肌の弾力やハリを保つ役割が弱まり肌の土台がゆるんでしまうため、肌のハリが失われてしまいます。
真皮の働きが衰える原因として、加齢や紫外線などの外部刺激があります。肌の最も表面にある角層が乱れ、肌のバリア機能が低下することも原因の一つです。
肌の糖化
加齢によって、肌が糖化することが原因でハリが失われることがあります。
糖化とは、体内のタンパク質や脂肪が、食事などから摂取した余分な糖と結びつく現象です。糖化が進むと、コラーゲンやエラスチンなどが硬くもろくなると考えられています。
例えば、炊きたてのご飯が真っ白なのに、炊飯器で長期間保温すると黄色くなる現象がまさに「糖化」です。
肌の糖化により、くすみや乾燥のほか、肌のハリ低下も引き起こします。肌が糖化する原因は、以下のように加齢以外にもさまざまあります。
- 紫外線によるダメージ
- 糖質の過剰摂取
- 過剰なストレス
- 嗜好品の摂取(アルコール・喫煙)
- 運動不足
角層の乱れ
さまざまな要因で肌のターンオーバーが乱れると、肌の一番外側にある「角層」のコンディションが乱れてしまいます。
角層は、肌のうるおいを守り、バリア機能を担う、いわば最前線の砦。ひとたび乱れてしまうと、ハリ不足や、肌の乾燥・ごわつき、くすみなどさまざまな肌悩みを招いてしまいます。さらに角層の乱れが進行すると肌のバリア機能を低下させるため、少しの刺激でも影響を受けやすくなり、肌が敏感状態に傾いてしまうことも。
ディセンシアの研究では、年齢を重ねた肌の角層が、実は敏感肌の角層とよく似た状態になっていることがわかっています。角層の乱れは、エイジング悩みを加速させるともいえそうです。
肌のハリがなくなるとどうなる?
肌のハリが失われると、さまざまな肌悩みが現れやすくなります。
- キメが乱れやすい
- 毛穴が目立ちやすい
- 肌がくすんで※1見える
これらのサインが出てきたら、エイジングケア※2対策をしていきましょう。
※1 乾燥によるキメの乱れた肌印象のこと
※2 年齢に応じたケアのこと
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ハリのある肌を目指す方法
ここでは、ハリのある肌を目指すために意識したい、スキンケアや生活習慣のポイントをご紹介します。
- エイジングケア※アイテムを使う
- スキンケアでたっぷりの水分を与える
- 1年を通してUVケアを行う
- 食生活を見直す
- 生活習慣を整える
エイジングケア※アイテムを使う
シワやハリ不足などのエイジングサインで悩んでいる方は、エイジングケア※に特化したアイテムを使うことで、肌悩みにアプローチできます。
ハリ対策、シワ改善、エイジングケア※などとうたわれているアイテムを選ぶとよいでしょう。
スキンケアでたっぷりの水分を与える
エイジングケア※アイテムを使うことに加え、毎日行う基本のスキンケアを丁寧に行うことが重要です。
スキンケアで肌の水分・油分のバランスを整え、うるおいで満たすことで、角層をすこやかな状態に保ちましょう。
化粧水・美容液・乳液・クリームといった異なる種類のうるおいをミルフィーユ状に何層にも重ねることで、肌にうるおいを与え、逃がしにくい状態に整えます。
※年齢に応じたケアのこと


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1年を通してUVケアを行う
春~夏は、特に紫外線量が多い時期なので意識する方も多いと思いますが、それだけではなく、実は紫外線は1年中降り注いでいます。
紫外線による肌ダメージは、日やけやシミ・そばかすを引き起こすだけでなく、活性酸素を発生させることで、肌の酸化を招きます。肌の酸化は、ハリ・弾力が失われたり、ごわつき、くすみなどといった肌悩みも招きます。
日やけ止めやベースメークのほか、日傘や帽子なども活用して、年間を通してできるだけ紫外線を浴びないように意識しましょう。
▼敏感肌に合う日やけ止めについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

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食生活を見直す
食生活は、肌のコンディションにも影響を及ぼします。ハリのある健康的な肌を保つためには、栄養バランスの取れた食事を取り入れることが大切です。
たとえば、手羽や軟骨などに多く含まれるコラーゲン・ヒアルロン酸は、真皮や表皮のもととなる栄養素です。さらに、亜鉛は肌のターンオーバーを整え、ビタミンB群は肌の炎症を抑える役割があるなど、積極的に摂取したい栄養素は多くあります。
三大栄養素+ビタミン+ミネラルなど、栄養バランスを意識した食事をするとよいでしょう。
役割 | 栄養素 | 代表的な食品 |
---|---|---|
真皮や表皮のもととなる | 栄養素コラーゲン・ヒアルロン酸 | 代表的な食品手羽・軟骨 |
コラーゲン生成や抗酸化作用を高める | 栄養素ビタミンC | 代表的な食品果物(みかん・いちご・キウイ)、野菜(さつまいも・赤ピーマン) |
炎症を抑える | 栄養素ビタミンB群 | 代表的な食品卵・乳製品 |
肌のターンオーバーを整える | 栄養素亜鉛 | 代表的な食品貝類(牡蠣など)、小麦胚芽 |
抗酸化作用を高める | 栄養素ビタミンE | 代表的な食品カボチャ |
生活習慣を整える
質のよい睡眠や適度な運動、ストレスをためないことは、肌をすこやかに保つためにも大切です。日々の積み重ねが、年齢を感じさせない肌づくりの第一歩になります。
生活習慣を整えることで、肌のターンオーバーを整えることにもつながります。
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角層基点のエイジングケア※でハリのある肌へ「DECENCIAシリーズ」
DECENCIAシリーズは、角層を整えることで、ゆらぎやすい大人の肌をすこやかな肌状態へと導くスキンケアシリーズです。
肌にうるおいを閉じ込め、しなやかでハリのある肌を目指します。
※年齢に応じたケアのこと
弾みあがるハリ肌へ「ディセンシア リンクルO/L コンセントレート」

跳ね返すようなハリ感を目指せる、敏感肌用シワ改善美容液。
オイル状で、肌に密着しながら伸び広がるテクスチャーで、角層がふっくら立ち上がるような使用感。有効成分がすみずみまで行きわたる、全顔用のオイル状美容液です。
柔らかさがありながら、押し返すようなもっちり感と手ごたえのあるハリ感を体感。また、シワ改善有効成分の「Dーリンクルアミド※」も配合。今あるシワのケアはもちろん、未来のシワにアプローチしたい方にもおすすめです。
※ ナイアシンアミド
「ディセンシア リンクルO/L コンセントレート」を使用したお客さまのレビュー
57歳の母と使っています
しっかり保湿をしても、小ジワが気になるのはもう年齢的に仕方がないと半ば諦めていた母に勧めてみました。1月に一本を目安に使い続けて4ヶ月程になりますが、使い始めてから2週間しないうちに肌のお手入れが楽しくなってきたようです。一本使い切る頃には表情にも張りが出て、本人もとても驚いていました。とても50代とは思えないほど綺麗です。
ディセンシア最高峰シリーズ「DECENCYシリーズ」

さらに、プレミアムなケアを目指したい方へおすすめなのが、「DECENCYシリーズ」。
もうエイジングサイン※1に目をつぶりたくない。そんな想いに応え、敏感肌研究の先に生まれた最先端※2ブライトリフト・サイエンスを搭載した、ディセンシア最高峰シリーズ。こちらのシリーズから、たるみ印象ケア※3をサポートする敏感肌用クリームをご紹介します。
肌になじませた瞬間から、力強くハリを感じさせる使用感。まるでリフトアップしたかのように、たるみ印象ケア※3への期待をいっそう高めます。
※1 年齢に応じたケア
※2 ディセンシアにおいて
※3 ハリを保つことによる
ピンとしたハリ感を届ける「ディセンシー ブライトリフト クリーム」

透明感美白※1ケア・たるみ印象ケア※2・高保湿肌荒れケアの3つすべてを1品で叶えるディセンシア最高峰クリーム。肌でじゅわっととろけ、パッと輝きをもたらし、ピンとストレッチフィット する、濃密でなめらかなテクスチャーです。
※1 メラニンの蓄積を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
※2 ハリを保つことによる
「ディセンシー ブライトリフト クリーム」を使用したお客さまのレビュー
こっくりしてるのに驚く伸びの良さ
かためのテクスチャーですがお肌に乗せて指を動かすとスルスル~と伸びていきます!その後上から下に引き下げてキープ…ほうれい線まわりは特にやさしく丁寧に伸ばしています。使い心地もとても良いので、続けて使ってみようと思っています。
肌にのせているあいだ中、しあわせ。
なんというか、自分の肌を過信してしまいそうなつけ心地です。
そうだ、私の肌こんなだった!と。40歳手前ですが、まるでヴェールで包まれたかのような手触り、もっちり感…とにかく、すんごい。すごいものを作りましたね。拍手を贈りたく、使い始めて数日ですが思わずレビューします。
よくある質問
ここからは、肌のハリに関するよくある質問にお答えします。
肌のハリにアプローチするスキンケアの方法はありますか?
エイジング悩みに特化した、美容液などのスペシャルケアアイテムを使うことがおすすめです。さらに、毎日の基本のスキンケアでも、うるおいで満たし角層をすこやかな状態をキープすることも心がけましょう。また、1年を通してUVケアを行うことも重要なポイントです。
肌のハリがなくなる原因を教えてください
肌のハリがなくなる原因はさまざまありますが、主に、加齢や乾燥、紫外線などの影響による「コラーゲンなどの機能低下」、「肌の糖化」、「角層の乱れ」などが考えられます。これらが進行していくと、ハリ不足だけでなく、肌の乾燥・ごわつき、くすみ、シワ、ハリ不足などさまざまな肌悩みを招いてしまいます。
エイジングケア※アイテムを使用するとともに日々のお手入れを丁寧に行うことが重要です。
※ 年齢に応じたケアのこと
肌のハリに効果が期待できる食べ物はありますか?
ハリのある肌を保つためには、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく取り入れることが大切です。
たとえば、手羽や軟骨に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸は、肌の土台を支える成分です。亜鉛は肌のターンオーバーをサポートし、ビタミンB群やビタミンCは炎症や酸化から肌を守る働きがあるといわれています。
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しっかり、しっとり感
目の下のシワ、目尻のシワ、首のシワ…あらゆるシワが気になっていました。使い始めてみると、肌へのなじみ方が、今までとは違っていました。しっかり、しっとり感があって、本当に気に入りました。