お手入れ手帖 Vol.09 2025年 月白

肌が敏感に傾きがちな
季節だから。
今、知ってもらいたいこと。

Vol.09 2025年 月白
肌が敏感に傾きがちな季節だから。今、知ってもらいたいこと。

今年からディセンシア代表に就任した西野です。今日は、誰もが敏感に傾きがちなこの時期の肌について、ぜひお話しさせていただきたいと思います。
「特別なトラブルもないし大丈夫」という方もいらっしゃいますが、特に季節の変わり目のこの時期は、自分の肌状態を正しく知ることは思っている以上に難しいこと。肌からはさまざまなサインが出ています。ぜひこの機会に改めて、自分のお肌と向き合ってみてください。

お伝えしたいこと1

自分のバリア機能を
改めて意識してみてください。

自分のバリア機能を改めて意識してみてください。
自分のバリア機能を改めて意識してみてください。
※イメージ図

肌の「バリア機能」の働きは、外部刺激から肌を守り、肌内部の水分を逃さないこと。とてもシンプルに聞こえますが、実はすごいことを担っています。なんというか、自分で自分の肌を守って、キレイになろうという意思のようなものを感じます。

自分のバリア機能を改めて意識してみてください。

私は長い間、化粧品企画に携わってきましたが、「敏感肌は、弱い肌」「敏感肌は、特別な人にだけ起こる」「敏感肌は、生まれつきで変えられない」と決めつけてしまうのはもったいないなと思っています。
「敏感肌」は、肌質ではなくて誰にも起こりうる「状態」です。それは「バリア機能の働きが低下した状態」ともいうことができ、もちろん私自身も経験があります。
ヒリヒリしたり、かゆみを感じないか。いつもより乾きやすくなっていないか。そんなふうに丁寧に自分の肌と対話しながら、自身のバリア機能が正常に働いているかに日々意識を向けて、必要に応じてスキンケアや生活習慣を見直してみてください。

バリア機能の乱れは
このような形で肌に現れます。

お伝えしたいこと2

ルールに縛られすぎず、
自分の肌の声に正直に。

ルールに縛られすぎず、自分の肌の声に正直に。

ディセンシアでは、お手入れで使用していただく化粧品の適量をお伝えしていますが、それはあくまでも目安。特に季節の変わり目は、肌状態に合わせて調整してみることもおすすめです。うるおい感が続かない部位には、油分を多めにする。ベタつきが気になる時は水分を多めに、など、自分の肌からの声に耳を傾ける力を養うことも、とても大切です。
顔全体の乾燥が気になるときは、保湿後のハンドプレスを長めに行うのもいいですね。
もちろん、ケアを充実させる際は肌に負担をかけないように、「こすらない」ということも十分に意識してください。

ルールに縛られすぎず、自分の肌の声に正直に。
季節の変わり目は、目もと、口もとなど
細かい部分は特に丁寧な保湿ケアを。
肌をこすらないよう、
力の入りづらい薬指を使うのがコツ。
ルールに縛られすぎず、自分の肌の声に正直に。
顔全体が乾いたり、なんとなくごわつく時は
スキンケアの後、こすって温めた手で
肌を包み込むハンドプレスがおすすめです。

お伝えしたいこと3

鏡を味方に
自分の肌を知ってください。

たとえば少し敏感に傾いていたり、年齢感が気になりだしたりすると、鏡から目を背けがちになります。その気持ちは十分に理解できるのですが、目を背けていると、キレイになるチャンスを見逃してしまいます。

鏡を味方に自分の肌を知ってください。

正面からはもちろん、斜め横や横顔など、さまざまな角度から肌を観察することで、毛穴やフェイスラインの状態、気づかなかったUVカット漏れによる日やけなど、新しい発見があります。年齢とともに悩みは点から面へ、立体的に広がっていくので見逃さずにチェックしましょう。
自身の肌を愛おしく思うことこそがいいお手入れにつながります。ぜひ、1日数回、きちんとじっくり自分の肌の観察を。鏡を見ることから、先回りのケアを始めましょう。

お伝えしたいこと4

肌が敏感に傾いていることを、
悪く捉えすぎないでください。

肌が敏感に傾いてくると、気持ちが落ち込みがちになると思います。そんな時には、少し視点を変えて、肌と向き合っていただけたら気持ちが少し変わると思います。
確かに肌は外部からの刺激を受けやすく揺らぎやすい状態ですが、一方で「繊細に変化を捉えることができている」と考えることもできます。大きなトラブルの要因となるようなことをいち早く見逃さずに察知できている。だからこそ先手のケアを始めることもできるのではないでしょうか? 美容成分に呼応しやすい肌、と考えることもできるかもしれません。
敏感は、ときに強みになると私は考えています。いわばキレイになれるポテンシャルを持っている肌なので、ディセンシアもそれに応えられるよう、スキンケアの可能性を高めていきたいと思います。

肌が敏感に傾いていることを、悪く捉えすぎないでください。

お伝えしたいこと5

お手入れを制限したり
諦めないでください。

肌が敏感だから…と苦労したり、諦めたり。そんな我慢をせずに、いろいろご相談いただけたらと思っています。
ディセンシアには、肌をいたわりながらうるおいを守り抜く力を届ける高敏感※1ケアつつむシリーズから、革新のブライトリフト・サイエンスを搭載したディセンシア最高峰エイジングケア※2ディセンシーシリーズまで、その時の肌に必要なすべてが勢揃いしています。

お手入れを制限したり諦めないでください。

個別美容アドバイスをお届けする無料オンラインカウンセリングも人気です。お肌のことで悩んだり迷ったら、いつでもご相談ください。

お肌の一番の相談相手に。オンラインカウンセリングのリンク お肌の一番の相談相手に。オンラインカウンセリングのリンク

※1 肌荒れが長期間続く、あるいは、繰り返すことが多い肌のこと
※2 年齢に応じたケア

ディセンシア創業のきっかけとなった独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」は、アトピーで悩む家族を持つ一人の研究員が、「同じ家族なのにどうしてこんなに肌は違うのだろう」と考え、追究したことから生まれました。
この想いこそが、「肌の不公平をなくしたい」というディセンシアの信条へとつながっています。

ルールに縛られすぎず、自分の肌の声に正直に。

乱れた角層の上に、すこやかな角層を疑似的に再現する「ヴァイタサイクルヴェール®」。
肌の上にヴェールを形成することでバリア機能を保ち、外部刺激から肌を守りながら、角層細胞間をうるおいで満たします。

※ヒト型セラミド(セラミドNG:保湿成分)をカプセル化したもの

さまざまな要因で肌が敏感状態に陥ってしまっても、何かを諦めたり、我慢したりすることなく、すこやかで美しい肌を手に入れることができるように。これからも、すべての人、すべての肌に寄り添っていきます。

ディセンシア代表 西野英美

ディセンシア代表西野英美

「将来は化粧品のことを仕事にしたい」という若い頃からの一途な想いを叶え、大学卒業後、化粧品業界へ。商品企画やコミュニケーション開発など多くの役割を経験し、2025年1月よりディセンシア代表に着任。
誰よりも化粧品の可能性を信じ愛しているからこそ、敏感に傾きやすい肌の方を含めすべての人に「コスメが叶える楽しさ」を届けきることに使命感を持つ。「私の人生をかけて、一つでも多くの化粧品を自分の肌にのせたい、感じたい。そして良いものを作り届け続けたい」という想いと共に、精力的に活動中。

Photography:SODAI YOKOYAMA
Hair&Make-up:yumi

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