お手入れ手帖 Vol.06 2025年 初春

「春の5K」に負けない!
うるおいと
透明感あふれる美肌へ。

Vol.06 2025年 春歌
「春の5K」に負けない!うるおいと透明感あふれる美肌へ。

暖かくなってきてウキウキする季節。ゴールデンウィークも間近ですが、実は「春の5K」と呼ばれる「乾燥・強風・黄砂・花粉・寒暖差」の影響はまだ続いていて、肌には負担の多い時期です。さらに4月からぐっと急増している紫外線量も、5月には真夏と同じレベルの量に到達します。
今日は、この時期の肌に欠かせないうるおいのキープこそが透明感あふれる美しさにつながる、というお話しです。

すべて頭文字が「K」。
肌にも負担になる
「春の5K」が続いています。

乾燥 強風 黄砂 花粉 寒暖差 乾燥 強風 黄砂 花粉 寒暖差

インナードライを見逃して
肌の乾燥が進んでいるかも。

気温も急上昇する時期。少し汗ばむこともあるせいか「肌は十分にうるおっている」と勘違いしてしまう方が多いようです。確かに表面的には皮脂が増えてむしろベタつきを感じがちなので乾燥をとらえづらいかもしれませんが、内側の水分保持力が低い場合もあり、いわゆるインナードライの状態になりやすい季節です。

インナードライ・セルフチェック!

1つでも当てはまる項目がある方は要注意です。

無自覚の乾燥で
バリア力が低下した肌は、
トラブルが起きやすい状態。

自分の肌を「うるおって健やかな肌」と勘違いをしてうるおいケアを怠っているとインナードライな状態が続き、乾燥がどんどん進みます。
この状態では肌を最表面で守る角層がバラバラに乱れ、陽射しはもちろん、黄砂や花粉などの外部刺激がダイレクトに肌に入りこんでしまいます。たとえるなら、家の屋根瓦がバラバラになり、雨やほこりがどんどん侵入してきてしまうようなイメージです。そして室内の快適さもどんどん屋外へと逃げてしまうように、肌内部のうるおいもどんどん逃げていってしまいます。
肌の乾燥を見逃していると角層が乱れバリア力はどんどん低下し、日やけによるシミ・そばかす、くすみ、ハリのなさなどの肌トラブルがすべて進んでしまうのです。

無自覚の乾燥でバリア力が低下した肌は、トラブルが起きやすい状態。
無自覚の乾燥でバリア力が低下した肌は、トラブルが起きやすい状態。

まずバリア力の強化を。
陽射しの影響を
肌に残さないためにも重要です。

こんな状態の時にまず強化したいのが、肌表面のバリア力。たとえば怪我をした時には傷口を覆って保護するように、乱れた角層をまず覆い守ることが重要です。
健やかな角層を疑似的に再現するディセンシアの独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」は、肌の上にヴェールを形成することでバリア機能を保ち、角層細胞間をうるおいで満たします。陽射しなどの外部刺激から肌を守りながらターンオーバーを整え、健やかな角層状態を導きます。

まずバリア力の強化を。陽射しの影響を肌に残さないためにも重要です。

ディセンシア独自技術
「ヴァイタサイクルヴェール®」を
搭載したクリームで、
バリア力の強化を。

さらに毎日のケアで
肌を乾かさない習慣をつけましょう。

奪わないための「洗い方」「うるおし方」ができているか見直してみましょう。
洗い方のコツは「Tゾーンから泡をのせること」。皮脂の多いところに先に泡をのせ、そこから頬へと広げるだけですが、頬から泡をのせてしまう方が多いようです。要注意です!

さらに毎日のケアで肌を乾かさない習慣をつけましょう。

そして「うるおし方」。これはスキンケアを肌になじませた後、ハンドプレスでしっかりと美容成分を入れ込むことを全ステップで必ず実施しましょう。

さらに毎日のケアで肌を乾かさない習慣をつけましょう。

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日中は、乾燥も日やけも防ぐアイテムで
肌を守りましょう。

そして、最後に重要なのがやはり日中のケア。うるおいと透明感あふれる肌のためには陽射しのブロックも鉄則。「晴れた日はUVカットや美白をしています!」という方もいらっしゃるようですが、曇りの日も、屋内にいても紫外線は待ったなし。365日の対策が必要です。
さらに日中の乾燥ストップのために美容成分を積極的に肌へ。乾燥すると日やけが進み、日やけが進むとまた乾燥する…。そんな悪循環を断ち切っていきましょう!

シワやハリのなさに繋がる
紫外線UV-Aの80%以上が、
ガラスを透過します。

日中は、乾燥も日やけも防ぐアイテムで肌を守りましょう。

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こちらの記事も要チェック SPFやPA、紫外線吸収剤って何? こちらの記事も要チェック SPFやPA、紫外線吸収剤って何?

食生活では、卵や納豆に含まれるビタミンB2、バナナに多く含まれるビタミンB6、納豆や豆乳などの大豆製品やオリーブオイルなど良質な油に含まれるビタミンEなどを適度に摂ると、肌の乾燥を防げます。
やってくるゴールデンウィークを陽射しの中で思う存分楽しむためにも、今こそケアを充実させていきましょう。

Photography:HAL KUZUYA

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