クラシコムオフィスで開催
「ディセンシア スキンケアサロン」イベントレポート
2024年5月、「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムさんのオフィスで、「ディセンシア スキンケアサロン」を開催しました。
これまでも「北欧、暮らしの道具店」でディセンシアをご紹介いただくなど、一緒にお取り組みをしてきたクラシコムさん。スキンケアだけでなく日々の暮らしへの向き合い方やお客さまへの思いなど共感する部分が多くありました。
今回のサロンには「北欧、暮らしの道具店」の記事や動画にご出演されていたり、制作に携わられている方々にご参加いただきました。
弊社代表取締役社長(当時)の山口によるスキンケア講座からみなさまのお悩み相談、ディセンシアの商品紹介と盛りだくさんの2時間半となりました。
そのサロンの模様をご紹介します!
肌やからだの変化を感じることの多い30代後半から40代。
同時に、家族や仕事、日々の生活においても悩みが尽きず、忙しい生活を送っている方が多い年代です。できることなら肌のことを考えずに朗らかに暮らしたいもの。
事前に取らせていただいたみなさまのアンケートにも「出産後、肌が変わった」「30代後半を過ぎホルモンによる肌のゆらぎを感じるようになった」「乾燥や小じわが気になって、普段から保湿を意識している」「刺激を感じたり、赤みが出たり、敏感肌だと感じることも出てきた」というように加齢により肌の変化を感じるという声が多くあがりました。
一方で、「何かやらなくてはいけないけど、忙しくて後回しになってしまう」「何をやったらいいかわからない」「若い頃のようにスキンケアを楽しめなくなってしまった」という声も。
今回のサロンでは、「私にフィットするスキンケアってなんだろう?」と考えるきっかけになってもらえればと思い、スキンケアの基本からお話をさせていただきました。
フィットするスキンケアを考えるときに大事なのが、「何を使うか」と同じくらい、「何を食べるか」「どう使うか」ということ。サロンの中では、「こうしましょう」ということではなく、「こういう考え方で選んでみましょう」というように暮らしに取り入れられるヒントを中心に食事のポイント、スキンケアアイテムの選び方、使い方をお伝えいたしました。
後半は実際に商品をお手元で試していただきながら、「フィットするスキンケアってなんだろう?」ということを考え、体験していただくお時間も。
サロンの途中、参加者のみなさんからの質問・疑問に山口が答える時間もありました。
その一部をご紹介させていただきます。
寝ている間に出た皮脂が酸化して、肌への刺激となる場合があります。そのため、朝の洗顔はしたほうがいいと思います。クレンジングまでする必要はないので、フォームでの洗顔で十分です。しっかり泡立てて使うのがポイントです。
1週間くらいが目安となります。使い始めるタイミングは、肌が安定していく時期でもある月経開始後がおすすめです。
月経前の2週間は肌が敏感になりやすく、炎症が起きやすいので、避けたほうがいいと思います。
季節の変わり目などにいつもより乾燥しやすいなどゆらぎを感じて、新しいものにトライするということもあると思いますが、一気に全部のアイテムを変えるのではなく、肌に遠いものから1つずつ変えてみるとよいかと思います。
たとえば、スキンケアのはじめのほうに塗る「化粧水」「ローション」より、まずは後から塗る「クリーム」や「乳液」から、新しいものをお試しいただくのがおすすめです。
もともとの馴染んでいるアイテムを織り交ぜながら試すというのもいいと思います。
紫外線を浴びて日やけしたときや、炎症をしずめる、ほてりをおさえるときはひんやりするシートパックがおすすめです。
肌が強い&乾きが気になるなら朝晩やってもいいですが、ヒリヒリと刺激を感じる、ベタベタする、ニキビや吹き出物ができるというときはやり過ぎなので頻度を減らすとよいでしょう。
そういった炎症が出るなど、肌が敏感状態になっているときや敏感肌にはお手入れのステップを少なくすることも検討してみてください。
頻度ややり方など合うか合わないかは人それぞれなので、自分に合うやり方に調整しながら取り入れるようにしましょう。
最初は、「スキンケアはこだわりがなくて…」と控えめだった方々も、「こういうときはどうしたらいいですか?」「おすすめの使い方は?」と前のめりに質問してくださる様子が印象的でした。
「自分にフィットするスキンケアってなんだろう?」と考えるきっかけになったようで、嬉しく思います。
今回のサロンに参加したみなさまに感想も聞いてみました。
「根本の大きな考え方と、1人1人の細かい悩みの両面から答えてくれたので、とてもよく理解できました。すべてのものに通じますが、研究やものづくりに真摯に取り組んでいるブランドのものを使いたいと思っているので、今回のサロンでとても好感が持て、使いたいなという気持ちになりました」(よしいさん)
「美容に詳しくない私でも、すごくおもしろい内容でした。最初にお話いただいた、『タンパク質と良い脂質は高級コスメに勝る』という言葉に救われました。 すぐに実践できそうだなって。そのお話があったうえで、こう選ぶという考え方を教えてくれたことですごく納得感がありました」(藤沢さん)
「すごくおもしろくて、ずっと聞いていられる内容でした。 専門的な言葉やお話もありましたが、山口さんの表現がとても分かりやすくて楽しい時間でした。 年齢に合ったスキンケアの選び方に迷っていましたが、必要な成分をアイテムのなかに散りばめていくという発想に驚きました。 今後、選ぶときのヒントになりそうです」(中臣さん)
「食べ物で体や肌ができているということは、もちろん頭ではわかっていますが、生活しているとつい意識しなくなってしまうので改めて気づけてよかったです。 覚えておきたい内容ばかりで、メモがぎっしりになってしまいました。 すぐにできることからやってみたいです」(冨澤さん)
「若い頃から肌が丈夫でしたし、産後に変化を感じつつも生活の忙しさに追われ、ほとんど何もしていない状態でした。今回、お話を聞いてやらなきゃと思ったし、やってみようかなという気持ちになりました。続けることが大事だと思うので、続けられる方法を見つけたいです」(大井さん)
「肌のためにできるインナーケアに関心があったので、『どう食べるか』のところで具体的な考え方を示してくれて学びになりました。 食べるものが自分の土台になるんだということを改めて知ることができてよかったです」(板井さん)
参加者の皆さんをお見送りしたあと、今回のサロンを振り返りながら今後への展望を山口が語りました。
「スキンケアは朝晩毎日やることですが、みなさん本当に迷いながらやっているんだということが改めてわかりました。
30代後半、40代になると肌の調子は転げるように変化していくのに、肌のことばかり考えてはいられないくらい暮らしも忙しくなってきます。
そのなかでも肌の悩みが少しでも減らせるよう、どうスキンケアを取り入れるかということを、しっかり伝えていくことが必要だなと思いました。
私たちは企業スローガンに『愛とほんとうから、生きやすい明日をとどける。』を掲げています。
ものをつくって売るだけではなく、生きやすい明日をとどけたいんです。
今回も朗らかに明日への一歩を踏み出せるような情報をご提供できればと思い、お話させていただきました。
実際に会ってお話しみなさんの反応や質問を受け、みなさんの悩みを共有することが、生きやすい明日へのヒントにつながるんじゃないかという手応えもあったので、これからもこういった取り組みを続けていきたいと考えています」。