敏感肌向け美容液の選び方|肌悩みに合わせたおすすめ商品も紹介
「敏感肌だけれど、美容液を使って肌悩みをケアしたい」と考えている方は多いことでしょう。しかし、「今まで使ったことがないので選び方が分からない」「いざ美容液を使ってみると肌がピリピリして諦めてしまった」など、敏感肌の方にとって自分に合う美容液を選ぶのは難しいもの。
そこでこの記事では、敏感肌の方向けに美容液の選び方を解説します。代表的な肌悩みに合わせたおすすめの美容液もご紹介していますので、解決したい肌悩みがある方はぜひ参考にしてみてください。
敏感肌の状態とは
まずは、どうして敏感肌になってしまうのかについて解説していきます。敏感肌とは、さまざまな要因から肌の一番外側にある「角層」が乱れ、肌を守るバリア機能が低下し外部からの刺激を受けやすくなっている状態です。
角層は紫外線や花粉などの外部刺激から肌を守りながら、肌のうるおいを外に逃さないという2つの役割を担っています。大切な役割を持つ角層ですが、薄さはたったの0.02mmしかなく、繊細で乱れやすいもの。角層が乱れると、炎症や肌あれを引き起こします。普段の肌状態がすこやかな方でも、ひとたび角層が乱れると敏感状態になりえるのです。


敏感肌についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

敏感肌の特徴・原因を徹底解説|正しいスキンケアとアイテムの選び方
敏感肌の方が知っておきたい美容液の選び方
敏感肌の方の中には、美容液を使用したときに赤みやかゆみがでたり、ヒリついたりと、刺激を感じた経験がある方もいることでしょう。一度肌のトラブルを感じると、美容液を使用するのが怖くなってしまうのは当然です。
しかし、美容液にはさまざまな種類があります。自分の肌に合う美容液を選ぶことで、肌トラブルを避けながら、抱えている肌悩みにアプローチすることが可能です。美容液に限らず、化粧品は継続して使用することで効果を実感できるもの。まずは使っていて心地いいかどうかを確かめるため、サンプルやトライアルセットでテクスチャーなどを確認してみるといいでしょう。
そのほか、敏感肌の方に知っておいていただきたい美容液の選び方は2つ。
- 敏感肌向けに開発されたものを選ぶ
- 肌悩みやなりたい肌に合うものを選ぶ
それぞれについて詳しく解説していきます。
敏感肌向けに開発されたものを選ぶ
美容液の中には、敏感肌向けに開発された商品もあります。パッケージや公式サイトに「敏感肌向け」や「敏感肌用」と書かれているものを探してみるといいでしょう。
中でも、開発時にさまざまなテストを実施しているものを選ぶとより安心です。敏感肌の方がチェックしておきたいテストには、主に以下のようなものがあります。
アレルギーテスト※1 | 皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチにより閉塞貼布を繰り返し、皮膚に反応が出るかを確認することでアレルギー性を評価します。 |
敏感肌の方の協力によるパッチテスト | 皮膚に対する刺激性を評価するために行います。 敏感肌の方にご協力をいただき、パッチテスト用絆創膏に原料や製品を塗布し、二の腕の内側や背中に24時間または48時間貼付します。 絆創膏を剥離した後に赤みや腫れなどの反応の有無を観察して判定します。 |
敏感肌の方の協力による連用テスト※2 | 敏感肌の方にご協力をいただき、実際に自宅で数週間商品を使った後に、肌にトラブルが出ることなく使用できているかを医師が判定します。 |
ただし、テスト済みの表記があるからといって、誰の肌にも合うとは限りません。肌に合うかどうかは個人差があるため、まずはサンプルやトライアルセットなどで様子を見てからの使用がおすすめです。
肌悩みやなりたい肌に合うものを選ぶ
敏感肌の方は、敏感状態以外にもシワやハリ不足、くすみなど、さまざまな悩みを抱えているものです。乾燥や肌あれで角層が硬くなりやすい敏感肌の方は、シワやハリ不足を感じやすいもの。
また、敏感肌はターンオーバーが乱れた状態であるため、メラニンの排出が滞ることによりシミやソバカスが、乾燥によりキメやツヤ不足が気になることもあるでしょう。
敏感肌用の化粧品は、敏感肌のケアだけを目指すものばかりではありません。中には低刺激性と、肌悩みへの対応を両立したアイテムもあります。特定の肌悩みにアプローチするための成分が配合されているものもあるため、悩みに合わせて使うことで理想の肌へと近づきやすくなります。
具体的にどのような美容液を選べばいいのか、肌悩み別に見ていきましょう。
シワ・ハリ不足|エイジングケア※
シワやハリ不足が気になる方は、エイジングケア※の美容液がおすすめです。敏感肌の方は、乾燥や肌あれにより、角層が硬くなりがち。加齢や表情のくせなどのあとがつきやすく戻りにくいため、シワやハリ不足を感じやすい方も。年齢に応じた肌のケアに特化した美容液は、保湿成分に加え、シワにアプローチする有効成分が含まれているものが多くあります。今あるシワにはもちろん、将来の肌のためにケアしておきたいという方にもおすすめです。
※年齢に応じたケア
シミ・そばかす|美白ケア
紫外線の影響によるシミやそばかす、くすみをケアしたい方は、メラニンの生成を抑えてくれる美白有効成分が配合された美容液を選ぶとよいでしょう。また、敏感肌は、肌のターンオーバーが乱れた状態なので、メラニンを含んだ古い角層細胞の排出が滞りがち。シミやソバカスのお悩みを感じたら、敏感肌用の美白美容液が効果的です。美白ケアに特化した美容液を使うことで、透明感のある明るい素肌を目指せるでしょう。
キメ・ツヤ|保湿ケア
肌が敏感状態にあるときは、赤みやヒリつきに加えて乾燥も感じやすい状態です。乾燥による肌のキメやツヤ不足に悩む人も多いでしょう。乾燥が気になる場合は、保湿成分が配合された美容液がおすすめ。肌を角層までたっぷりのうるおいで満たし、整えることができます。
そもそも敏感肌は、乾燥して肌のキメが乱れている状態。うるおいを満たして、キメひとつひとつをふっくらさせるケアがとても大切です。乾燥ケアのためにも、そして敏感肌ケアのためにも、保湿には特に力を入れてケアしてあげるといいでしょう。
▼ツヤのある肌のつくり方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック

ツヤ肌の土台はスキンケアから。うるおいのある若々しい肌をつくる方法
敏感肌の方におすすめの「ディセンシア」の美容液
すこやかな肌に比べて刺激を受けやすい状態なのが敏感肌。そのため、肌をケアするためには、肌に刺激を与える成分を含まない低刺激のスキンケアアイテムを選ぶ必要があります。
ディセンシアのスキンケアシリーズは、長年培ってきた敏感肌研究に基づき、厳格な品質基準を設定しクリアしたものだけをお届けしています。また、効果感も重視しながら、成分、香り、使い心地、パッケージの素材にまでこだわり、よりよい商品をお届けしています。

そんなディセンシアのスキンケアアイテムの中から、「シワ改善」「美白」「キメ・ツヤケア」に特化しつつ、角層をすこやかな状態へと導く美容液を3アイテムご紹介します。
【シワ改善ケア】
ディセンシア リンクルO/L コンセントレート(医薬部外品)

今あるシワだけでなく、まだ目に見えないシワによるしぼみ感まで、全方位にアプローチする美容液です。まろやかでやさしいオイル状の美容液が摩擦を避けながら、くまなくいきわたります。敏感肌の方でも心地よく使っていただけます。口もとや目尻などの目立つシワはもちろん、おでこや頬などまだ目立たない細かいシワまで顔全体にアプローチ。とろみのあるリッチな使用感で、首まで塗り広げていただくことも可能です。
シワ改善有効成分「D-リンクルアミド※1」配合のリッチな美容液を、ぜひお試しください。
※1 ナイアシンアミド
<こんな方におすすめ>
- 今あるシワだけでなく、未来のシワも気になる
- 目立つシワも細かいシワもまとめてケアしたい
- 跳ね返すようなハリ感を目指したい
- 敏感肌だけどシワのケアもしたい
ディセンシア リンクルO/L コンセントレートを使用したお客さまのレビュー
敏感肌でもシワ改善を頑張りたい
敏感肌でエイジングケア※はなんとなく避けてしまうことも多かったのですが、こちらは毎日使用できます。日々のスキンケアが楽しみになりました。サンプル使用からの現品購入です。継続してシワ改善頑張りたいです。
※年齢に応じたお手入れのこと
【美白※1ケア】
ディセンシア ホワイトF/L コンセントレート(医薬部外品)

大人の肌の透明感を奪っているのは「メラニン」によるシミだけではなく、角層のコンディションにもあることに着目。「メラニン・乾燥・毛穴」によるくすみも原因にもアプローチし、ぷるっとうるおい、つるりと明るい肌印象へと導きます。
うるおって明るい肌に多い皮膚常在菌「透肌フローラ※2」に独自着目。質感までも変わったような、新たな美白※1アプローチをご体感ください。
※1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※2 ディセンシアが独自着目した、うるおって明るい肌に多い皮膚常在菌S.hominisのこと
<こんな方におすすめ>
- くすみやシミ・そばかすを集中的にケアしたい
- 敏感肌だけど美白ケアもしたい
- みずみずしいテクスチャーを好む
- クリアな透明感のある肌を目指したい
ディセンシア ホワイトF/L コンセントレートを使用したお客さまのレビュー
ちょっと驚きました
正直、普通の乳液程度にしか思ってなかったんです。でも、使った時と使わなかった時のテンションが違う。使用感もスッと伸びてベタつかず、肌になじんでいく感じ。その後はシットリしたテクスチャーが心地いいです。美容液は高価な物も色々試しましたが、これは私の中では断トツです
乾燥肌のシミ対策に
40を過ぎて、シミも出てくる、ハリ不足もある、くすみもあって、ごわつきまで!もはやフルコースなのですが、中でも気になるのがハリ不足とシミ。夕方には乾燥を感じていましたが、しっとりとなじむ使い心地で乾燥肌にも心地よいです。サラッと伸びてべたつかないのも良いと思います。また、シミに関しても、対策できる商品に出会えて嬉しいです。引き続きリピートしていきたいです♪
【キメ・ツヤケア】
ディセンシア モイストS/C コンセントレート(医薬部外品)

肌あれのもととなる、刺激により繰り返す炎症をケアし、上質なツヤと輝きを放つ肌へと導く美容液です。肌にのせると体温でオイルが溶けだし、なめらかに伸び広がることで、キメひとつひとつをふっくらと整えます。医薬部外品有効成分「グリチルリチン酸2K」を配合し、乾燥・肌あれを防ぎながらすこやかな肌を目指します。
<こんな方におすすめ>
- 乾燥や肌のごわつきをケアしたい
- 吸い付くようなもっちりとしたうるおい感を好む
- キメの整ったつややかな肌を目指したい
ディセンシア モイストS/C コンセントレートを使用したお客さまのレビュー
愛用中です
こちらの商品に出会ってから、長く使用を続けていますが本当に使い心地が良いです。昔はよく口の周りやこめかみなどのケアに悩まされていましたが、今ではしっかり重ね塗りが習慣になりました。ローションとクリームとの3つの併用が私のお気に入りです。
ベタつかずしっとり感
お試しからの定期です。つけた時からしっとりした使い心地ですがベタつかず。2プッシュも無駄なく使えて満足です。
意外と知らない?美容液の使い方
自分の肌に合う美容液を見つけたら、美容液の効果をしっかりと実感するためにも、正しい使い方をマスターしておきましょう。
そこでここからは、敏感肌の方に特に知っておいていただきたい、美容液の使い方についてご紹介します。
美容液を使うタイミング
基本的なスキンケアの順番については、以下の通りです。


美容液は、洗顔のあと化粧水などを使って、うるおいで肌を十分にほぐしてから使用すると有効成分や美容成分が肌に引き込まれやすいといわれています。ただし、商品によっては化粧水の前に使用するものもあります。実際の使用方法は各商品のパッケージなどで確認してください。肌悩みがあり、美容液を複数使いたい場合は、軽いテクスチャーのものを先に使うとよいでしょう。
美容液の使い方
美容液の使い方については、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 化粧水で肌を整えた後、手のひらに適量をとり、内側から外側に向かって顔全体に優しくなじませる
- 目もと・口もとなど、さらにしっかりケアしたい部分がある場合は、再度少量をとり、気になる部分に重ねて優しく引き上げる
- 顔全体になじませた後、両手でハンドプレスし、しっかりと密着させる
美容液の適正な使用量は、商品によって異なります。使用量が少なすぎると、効果を感じづらいだけでなく、肌への摩擦で刺激になってしまう可能性があります。必ず適量を守って使用してください。
美容液は肌の状態を見ながら使用しよう
敏感肌の方も、肌悩みに合った美容液を使用することで、敏感状態だけでなく、抱えている肌悩みにもアプローチできます。
とはいえ、肌質は人それぞれ。どんなに敏感肌に寄り添ったスキンケアアイテムでも、肌に合わずにヒリヒリしたり、赤みやかゆみを感じたりする可能性があります。また、体質や体調の変化をはじめ、季節や環境の変化、ストレスなどが影響し、いつも使っていた美容液が急に肌に合わなくなることもあるでしょう。美容液の使用中に肌に異変を感じたらすぐに使用を中止し、水やぬるま湯で洗い落とすようにしてください。その際、手でさわったり、かいたり、タオルなどでこすったりしないことが大切です。
症状が改善しないときは、皮膚科などの専門医に相談するようにしましょう。
よくある質問
ここからは、敏感肌や美容液についてのよくある質問にお答えします。
敏感肌ですが、美容液は必要ですか?
敏感肌でも、敏感肌に対応しているアイテムの中から選んだ肌悩みに合う美容液を使うことで、より効果的なスキンケアをご体感いただけます。ディセンシアでは、「シワ改善」「美白」「キメ・ツヤケア」などさまざまな肌悩みに特化した美容液をご提供しています。
おすすめの美容液については記事内でもご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
敏感肌向けの美容液を選ぶポイントは?
敏感肌の方が美容液を選ぶ際は、以下2つのポイントに着目してみるといいでしょう。
- 敏感肌向けに開発されたものを選ぶ
- 肌悩みやなりたい肌に合うものを選ぶ
記事内ではそれぞれの項目についてより詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
美容液はどのタイミングで使うのが適切ですか?
美容液は、化粧水のあとなど、うるおいで肌を十分にほぐしてから使用すると有効成分や美容成分が肌に引き込まれやすいといわれています。そのため、洗顔後に化粧水でしっかりと保湿してから使用するのがおすすめです。ただし、商品によっては化粧水の前に使用するタイプの美容液もあります。新しい美容液を使用する際は、必ずパッケージや説明書などで使用方法を確認しましょう。
複数の美容液を併用してもいいですか?
商品によっては、複数の美容液を併用しても問題ありません。使用時は肌の状態を見ながら、使用するアイテムを調整するようにしてください。美容液を併用する場合は、軽いテクスチャーのものを先に使用するのがおすすめです。
美容液の効果はどれくらいで出ますか?
それぞれの肌状態によって個人差がありますが、うるおいの状態や見た目の変化などは、肌が生まれ変わりのサイクルに合わせて、徐々に変化を感じることが多いでしょう。肌が生まれ変わるサイクルは約28日が理想といわれていますが、体調や年齢により前後するものです。1〜2ヵ月は様子を見て、美容液の効果を確認してみてください。
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目の下のシワ、目尻のシワ、首のシワ…あらゆるシワが気になっていました。使い始めてみると、肌へのなじみ方が、今までとは違っていました。しっかり、しっとり感があって、本当に気に入りました。