敏感肌の方や、タイミングによって肌がデリケートになる方は、新しいスキンケアアイテムを探すときに慎重になってしまうことはありませんか?
敏感肌でも使える乳液を探しているけど、探し方がわからない。本記事では、そんな方のために、どのような乳液が自分の肌に合うのか、乳液の選び方やおすすめの成分などを解説します。
乳液は、水分による保湿と油分による保護がバランスよくできるのが特徴です。
乳液と一口に言ってもさまざまな種類があるので、どのような乳液を選んだらいいのか迷ってしまう方も多いはず。
まずは自分自身が何を優先して乳液を選べばいいのか考えていきましょう。
敏感肌の方は、肌に刺激になる成分が含まれていないか見極めることも重要です。
刺激が強い成分は、敏感状態のときには「スティンギング」(=ヒリヒリ)を誘発する可能性があります。
ヒリヒリは炎症の原因にもなるため、これらの成分が入っていないものを選ぶことも重要です。
敏感肌の方は、肌の最表面にある角層が乱れることで、うるおいが逃げやすく乾燥したり肌のバリア機能が低下していることが多いので、保湿・保護の両方が大切です。
保湿力・保護力に優れた成分にはどのようなものがあるかチェックしてみましょう。代表的な保湿成分は以下の6つです。
(上記3つが水性成分で、保湿力に優れています)
(上記3つが油性成分で、保護力に優れています)
化粧品の成分表示に上記の成分が入っているかを確認しましょう。
敏感肌の方に参考にしてほしいおすすめのテスト方法に下記の3つがあります。
アレルギーテスト*1 | 皮膚に対するアレルギー性を評価するために行います。 原料や製品を塗布したパッチにより閉塞貼布を繰り返し、皮膚に反応が出るかを確認することでアレルギー性を評価します。 |
敏感肌の方の協力によるパッチテスト | 皮膚に対する刺激性を評価するために行います。 敏感肌の方にご協力をいただき、パッチテスト用絆創膏に原料や製品を塗布し、二の腕の内側や背中に24時間または48時間貼付します。 絆創膏を剥離した後に赤みや腫れなどの反応の有無を観察して判定します。 |
敏感肌の方の協力による連用テスト*2 | 敏感肌の方にご協力をいただき、実際に自宅で数週間商品を使った後に、肌にトラブルが出ることなく使用できているかを医師が判定します。 |
敏感肌の方は、なるべくテスト済みの化粧品を選ぶといいでしょう。
なかでも、敏感肌の方の協力による連用テストを実施している製品は少ないので、参考にしてみてください。
*1 アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
*2 敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)
敏感肌の方は、肌のバリア機能が乱れ、様々な肌悩みも抱えていることが多いものです。
敏感肌にプラスして乾燥に悩んでいる方もいれば、シワやハリ不足などの加齢に関する悩みもある方、敏感肌かつ脂性肌という方やニキビができやすい方など、トラブルはさまざま。
そんな方は、肌悩みに対するケアができる美容液で、かつ保湿力の高い乳液タイプを選ぶのもおすすめです。
テクスチャーとは、質感や手触り、つけ心地のことです。乳液には、さらさらとしたものやとろみがあるものなど、さまざまなテクスチャーがあります。
成分によるテクスチャーの違いもありますが、毎日使うものですから、使い心地のいいものを選ぶことも大事です。
乾燥が気になる方はとろみがあったり、クリームのように濃厚で、うるおいのヴェールを長時間感じられるものがおすすめ。Tゾーンなどベタつきも気になる部分には、少量を薄くのばすようにして、お顔の中でもつける量を調整するのがコツ。
スキンケアの最後は乳液を使うという方もいますが、肌が敏感状態で乾燥により悩んでいる方はクリームを使うことをおすすめします。
いつも使っているスキンケアアイテムを見直してみるのも理想の肌への近道になるかもしれません。
ちなみに乳液とクリームはどちらも水分と油分を含み、肌の保湿と保護をすることが目的です。
大きな違いは油分の比率です。乳液は化粧水よりも油分が多くクリームよりも油分が少ないため、まろやかな使い心地です。
化粧水よりもなめらかで、クリームよりも軽やかに伸び広がります。
化粧水の後に乳液を使うことで水分と油分のバランスを保つことができます。その後クリームでフタをすると水分の蒸発を防ぐことができ、水分・油分がグラデーションで重なるので、心地よい肌なじみを実感できます。
ディセンシアは、ポーラ・オルビスグループの敏感肌ブランドです。創業以来、ポーラ化成研究所と連携して研究・開発を続けています。
長年培ってきた敏感肌研究に基づき、度重なる試行錯誤の末に、肌の最表層を整えすこやかな角層へと導く独自技術を開発しました。
その中で、敏感状態の悩みと、エイジングの悩みが似ていることを発見。
エイジング悩みの解決のために、「角層を整える」という美容理論を軸に、大人ならではの敏感な肌の角層を整え、ゆらぎに負けないすこやかな肌に導く角層起点のエイジングケア※シリーズが「ディセンシアシリーズ」です。
※年齢に応じたケア
ディセンシアシリーズから、肌悩みにあわせて選べる乳液タイプの美容液と、美肌の要である角層にアプローチする独自成分を配合したクリームの2つをご紹介します。
ディセンシアシリーズの、乳液タイプの高保湿美容液。肌荒れ有効成分「グリチルリチン酸2K」を配合した医薬部外品の美容液です。
肌になじませるとオイルが溶けてなめらかなテクスチャーに変化。みずみずしさとコクのバランスが心地いい使用感が特徴です。肌荒れをケアすることで、キメ・ツヤ美肌へと導きます。
アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)。
敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)。
合成香料不使用、無着色、アルコール不使用。
ディセンシア モイストS/C コンセントレートを使用したお客さまのレビュー
つけた時からしっとりした使い心地ですがベタつかず。2プッシュも無駄なく使えて満足です。
こちらの商品に出会ってから、長く使用を続けていますが本当に使い心地が良いです。
昔はよく口の周りやこめかみなどのケアに悩まされていましたが、今ではしっかり重ね塗りが習慣になりました。
ローションとクリームとの3つの併用が私のお気に入りです。
美肌の要である、整った角層に限りなく近い構造を実現した独自技術「ヴァイタサイクルヴェール®」の進化により開発された、ディセンシアの象徴となるアイテムです。
肌にまとうと、クリームに含まれる板状の粘土鉱物(有機変性ベントナイト)が、整った角層とよく似た構造をとることで、外部刺激*の侵入を防ぎ、うるおいを保持する構造をサポート。すこやかな角層へ導く、ディセンシア独自処方です。
リッチなテクスチャーですが、肌の上でとろけるようになじむので、べたつきを感じません。重めのクリームが苦手な方にもおすすめです。
* 乾燥など。
アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)。
敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)。
合成香料不使用、無着色、アルコール不使用。
「ディセンシア クリーム」を使用したお客さまのレビュー
乾燥敏感肌です。今まで、良いと言われるものに次々手を出し無駄になったもの数知れず…
このクリームは自分の肌に合っていると思います。クリームの大切さに気付けたのは初めてです。出会えたことに感謝です。
本当に心地よく馴染み、肌も心も優しく包み込んでくれるクリームです。使っていると、今までにない心地よさを感じ幸せな気持ちになりました。このクリームに出会い素肌の大切さを感じ、できるだけファンデーションなしで過ごすようにしています。もうすぐ使用4個目にはいります。
ディセンシアのなかでも特に敏感肌に悩む方向けのスキンケアライン「つつむ」。バリア機能が低下している角層をサポートする高敏感肌ケアシリーズです。
肌をいたわりながら、繊細な肌をうるおいでやさしく包み、うるおいをしっかりと保持しながらしなやかな美しい肌へと導きます。バリア機能が低下している角層を優先的にケアし、うるおいに満ちたゆらぎなき美しさへと向かう、高敏感肌ケアシリーズです。
ここではクリームを2種類紹介します。
乾燥が気になる敏感な肌を、うるおいで満たしながらバリア機能をサポートする高保湿クリーム。
こっくりと濃厚なテクスチャーを伸ばすと、肌表面にうるおいバリアのヴェールを形成し、美容成分を肌に閉じ込めながら乾燥などの外部刺激から肌を守ります。
使用量の目安は大きめの真珠1粒程度。
使用前に手のひら全体で温めて柔らかくしたあと、顔全体にやさしくなじませます。
特に乾燥が気になる部分は、手のひらで包みこむようにおさえ、角層まで浸透させましょう。
アレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)。
敏感肌の方の協力による連用テスト済み(全ての方の肌に合うというわけではありません)。
無香料、無着色、アルコール不使用。
「つつむ フェイスクリーム」を使用したお客さまのレビュー
なかなか自分にあう化粧品が見つけられず、肌も荒れがちで悩んでいました。
色々な敏感肌用スキンケアを使ってきましたが、このクリームを使ってからしっとりとした使い心地に感動しました。
今ではなくてはならない存在です。2020年から33個リピートしています。
本当にいい商品です。これからもずっと使いたいです。
今年、仕事のストレスからか、肌のゆらぎに困ってしまいました。化粧水ともにつつむシリーズに変更させていただいたところ、やさしい使い心地が私には合っているみたいです。ローションセラムと共に、今の私の肌のマストアイテムです。本当にありがとうございます。
よりしっとりとしたテクスチャーがお好きな方には「つつむ フェイスクリーム R1」がおすすめです。
ご購入はこちら「つつむ フェイスクリーム R1」を使用したお客さまのレビュー
更年期を迎え急に敏感肌になり、ゆらぎ肌が更にひどい状態になっていますが、このクリームはマイルドな使い心地でした。ディセンシア全シリーズを使ってみましたが、このクリームが今のところ1番しっかりと密着してくれる感じです。しばらく続けて様子を見てみたいと思います。
つつむをシリーズで使っていますが1番のお気に入りの商品がこちらのクリームです。とにかく肌に馴染んで満たされる!!こんなにしっとりとした使用感で肌がつつみ込まれているような感覚になれるクリームは今まで出会った事がありません!敏感なガサガサ肌にスッとなじむ感覚が楽しみに。ずっと触れていたくなるような感じがします。これからもずっと使い続けます!
まずはスキンケアの基本的な使い方をおさらいしましょう。一般的な使い方は以下の通りです。
ブランドによっては化粧水の前に乳液を使うことをおすすめしている場合があるため、使用前に必ず確認しましょう。
乳液の使い方で気をつけたいのは順番だけではありません。肌トラブルは、うるおいバランスが乱れてバリア機能が低下することにより起こります。しっかりと適正量を守って使うことで、肌のバリア機能をサポートします。
敏感肌になる原因として考えられるものは、大きく分けて2つ存在します。空気の乾燥や紫外線などによる外的要因と、ストレスや生活習慣などによる内的要因です。
これらの要因により、うるおいバランスが乱れ、肌のバリア機能が低下した状態(角層の乱れ)になっているのが敏感肌です。
乾燥しやすい季節や紫外線が多い季節など、季節ごとに肌を敏感にさせる外的要因と対策をまとめました。
対策 | ||
空気の乾燥 | 原因外気の乾燥、エアコンによる乾燥などで肌がつっぱる、荒れる | 対策
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紫外線 | 原因肌にダメージを与えバリア機能の低下を招く | 対策
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花粉など | 原因花粉などの刺激物質が肌につくと、赤み、かゆみを引き起こす | 対策
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特に乾燥は敏感肌にとっていちばんの敵です。
肌に水分と油分をバランスよく与え、こまめに保湿をし、うるおいを逃さないことが肌を守る最良の方法です。
▼乾燥は敏感肌の大敵。肌の乾燥について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック
肌が乾燥する原因とは?乾燥悩みを卒業するために今日からできるケア方法・予防策
肌を敏感にさせる原因には、仕事や家事による疲労やストレスの蓄積や生活習慣の乱れ、ホルモンバランスなどの内的要因も関係しています。
以下の内的要因に対する解決方法を参考にしてみてください。
継続できなかったことに対してストレスになってしまうのは本末転倒なので、できることから始めてみることが大切です。
敏感肌の原因として、外的要因と内的要因について解説しましたが、よかれと思って行ったスキンケアが原因になっている場合もあります。
肌表面の角層はたった0.02㎜で、食品ラップと同じくらいの薄さしかありません。極力摩擦をさけ、肌に力が加わらないように優しいタッチでのケアを心がけましょう。
▼敏感肌のスキンケアについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック
敏感肌必見!適したスキンケア方法は?アイテム選びのポイントや注意点
新しいスキンケアを試してみたいけど、いきなり現品を購入するのはちょっと心配。
そんな方におすすめなのが、トライアルセットで自分の肌に合うか確認することです。
できればフルラインを1週間以上じっくりと試せるトライアルセットを購入するのがおすすめです。
ディセンシア トライアルセット S/C
ご購入はこちらここでは、敏感肌に関するよくある質問とその答えを解説します。
オイリー肌でも乳液やクリームは量を調整して使うことをおすすめします。
化粧水だけでスキンケアを終えてしまうと、保湿は十分でも保護が手薄になり、肌の中にせっかく蓄えたうるおいも外に逃げてしまいます。
すると今度は、肌の保護力を上げるために肌自らが皮脂を分泌してバランスを取ろうとします。
このようなループで肌が水分よりも皮脂が多いバランスに傾き、よりオイリーさを実感してしまう状態に。
適度に油分を補い保護力もケアすることで、うるおいバランスの良い肌を作っていきましょう。べたつきがどうしても苦手な方は、サラリと軽いテクスチャーのアイテムを選び、オイリーなTゾーン部分は量を少なめ、乾きがちな目もと口もとはしっかりめに、と調整しながら使うといいでしょう。
記事の前半でも解説した通り、敏感肌の方が乳液を選ぶうえで気をつけるべきポイントです。
最も重要なのは、肌に刺激をもたらす成分が含まれていないことです。できるだけすべての条件が揃うことが理想ですが、ご自身が何を重要視するかによって選び方は変わります。
「現品を購入したら肌に合わなかった……」という事態を避けるために、トライアルセットやサンプルを使用してみるといいでしょう。
1週間程度使用できる容量のトライアルセットを選ぶと、刺激がないかどうか、肌に合っているかどうかの判断ができるでしょう。