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美しさに息をのむ、 散ってもなお咲き誇る桜

LIFE STYLE

2019.03.15

青森県 弘前公園の桜 日本の「美」に触れる BEAUTY CHARGE
《青森県 弘前公園の桜》

弘前藩10万石を治めた津軽家の居城が礎となっている弘前公園は、「日本三大桜の名所」として知られます。辺り一面が桜色に染まるその景観には、実はりんごの名産地独自の栽培技術が深く関係しています。

りんごの名産地に受け継がれる、独自の栽培技術

桜は切り口から腐りやすいことから、「桜切る馬鹿」といわれるほど、枝を切ることがタブーとされていました。しかし弘前公園では、樹高を抑えながら枝を整え、ときには大胆に剪定(せんてい)するりんごの栽培方法を、あえて桜に取り入れたのです。その技術は50年以上もの間改良を重ね、現在桜の木を管理する桜守(さくらもり)へと受け継がれています。毎年、寒が緩む2月下旬からすべての桜を剪定し、花が終わると肥料を施すことで、圧倒的なボリュームで咲き誇るようになったのです。

香りまでたのしめる桜

香りまでたのしめる桜 通常ソメイヨシノはひとつの蕾(つぼみ)に2~4個の花を咲かせるのに対し、弘前公園のソメイヨシノは平均4~5個。中には7個もの花を咲かせる蕾もあるそう。

そのため、花びらが散って水面に花筏(はないかだ)が見られる頃、同じ枝の中に散る花、咲いている花、これから咲く花が同時に存在。お壕(ほり)を埋め尽くすほどの花筏が現れても、視線を上げれば、満開の桜を楽しむことが出来るのです。それはまるで、桜の万華鏡に迷い込んだかのよう。

さらに、樹高を低く抑えて下枝を大きく伸ばした弘前公園の桜は、顔のすぐそばで花を咲かせるため、一般的な樹高の高い桜の木では感じられない、花の香りまで満喫できるのです。圧巻の景色と桜の香り。りんごの名産地で少し遅い春の訪れを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ここもみどころ!
満開時には、日々香りの変化を楽しめる弘前公園の桜。おすすめは満開初日の早朝。フレッシュな香りが歓迎してくれます。

お話を伺ったのは/弘前公園チーム桜守 橋場真紀子さん

弘前公園マップ

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青森県弘前市下白銀町1
JR奥羽本線「弘前」駅から 徒歩約30分/タクシー約10分
「弘前さくらまつり2019」
4月20日(土)~ 5月6日(月) 0172-33-8739(弘前市公園緑地課)

弘前公園総合情報サイト http://www.hirosakipark.jp
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