私たちの肌には、1年中紫外線が降り注いでいます。だからこそ高めておきたいのが、美白の知識とそのケアのコツ。そもそも美白有効成分って何なのか? 肌に合ったお手入れはどう選んだらいい? よくお客さまからいただくそんなお声に応えるべく、今回は知識として知っておきたい美白のお話をさせていただきます。
美白有効成分(=美白成分)は、美白効果を証明する臨床試験データや安全性評価データなどが厳密に審査された上で承認された成分。
美白有効成分を承認された条件で配合したアイテムは「医薬部外品」(=薬用化粧品)と記されます。
医薬品
医師の処方箋や薬剤師の説明がないと
購入できないものもあります。
医薬部外品=薬用
シミ・そばかすの予防という特定の効果が承認された有効成分が配合され、一定の効果効能が期待できます。 医薬品と化粧品の中間に位置しています。 「薬用化粧品」と呼ばれるものもあります。
化粧品
医薬部外品よりも効果がゆるやか。清潔に肌を保ち、美しい見た目に整えるサポートをします。
2025年現在、認可されているのは約20種類。
最新美白有効成分はポーラ・オルビスグループが開発し、ディセンシア「ディセンシー」シリーズにも採用されているデクスパンテノールWです。美白有効成分という概念が生まれた初期に認可されたビタミンC誘導体を業界で初めて、化粧品に安定配合したのもポーラ・オルビスグループです。
美白有効成分の種類により、アプローチが異なります。化粧品各社が、肌により良い美白ケアのために、有効成分の選定とその他の成分の組み合わせを考え商品を提案しています。
紫外線などの影響で、肌の中でメラニンが必要以上につくられることにより、蓄積し肌色が褐色に見えてしまう状態です。
肌内部のメラニン量が過剰だと、シミにつながるため悪者扱いされがちですが、実は細胞の中心にあるDNA(核)が傷つかないように肌を守る防衛機能を持っています。
具体的にはメラニン(を作るメラノソームという構造体)は、色素細胞から表皮細胞に受け渡された後、大きな集合体である”メラニンキャップ“となってDNA(核)周辺に集積し、紫外線からDNAを守る役割があります。細胞の核を覆うように守ることから「黒い日傘」とたとえられることもあります。
メラニンキャップは、ターンオーバーの過程で、分解され、排出していきます。しかし、何等かが原因でターンオーバーが乱れたりすると、メラニンの分解・排出が上手くされずに蓄積し、シミやくすみにつながります。
黒い日傘のように、細胞の核を守るメラニン。
黒い日傘のように、細胞の核を守るメラニン。
通常はターンオーバーとともに微細に分解され、排出されます。
通常はターンオーバーとともに微細に分解され、排出されます。
紫外線などの刺激を受け、肌内部で炎症が起きると、
この時、ターンオーバーの乱れなどで、過剰なメラニンを分解・排出しきれないと、メラニンが蓄積し、シミやくすみとして現れるこれが、シミができるメカニズムです。
炎症が起こる
シミ・くすみに
※ トラネキサム酸/ビタミンC誘導体/アルブチン:メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと デクスパンテノールW:メラニンの蓄積を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
シミもくすみ※1も乾燥もケア。
エイジングケア※2を一気に。
シミやそばかすを防ぎ、クリアな肌へ
シミ予防とあわせて、日差しなどによる炎症もケア
シミ・そばかすの予防に
ディセンシアの美白、
ぜひご注目ください。
ディセンシア商品開発担当鷲津 麻結
こんにちは、ディセンシアの美白アイテムを中心に開発をしている鷲津です。かれこれ10年間ずっと、商品開発に携わっています!
ディセンシアの美白アイテムの一番の特長は、敏感肌を考慮した設計を徹底しているということ。といっても「効果を和らげて敏感肌対応する」というアプローチではなく、健常肌の方が使うさまざまな美白アイテムと同様に積極的な美白機能を届けるための工夫を凝らしています。
ディセンシアの独自研究では、大人の肌は誰しも敏感状態に陥りやすい傾向があるこということもわかっているので、ぜひディセンシアの美白アイテムを手に取ってみてください。
私のこの夏のイチオシは、新商品の<ディセンシア ディセンシー ブライトリフト ローション>。とろみのある滴が肌にやさしくまろやかに広がり、スッと気持ちよく浸透(角層まで)します。美白※はもちろんハリや高保湿など全方位ブライトリフトケアを叶える設計なので、これ1品で攻めのケアができます。
お手入れのポイントは、適度な使用量で、肌にすりこまず。シミやくすみが気になる肌は炎症が起きていることもあるので、強くこすらないようにして、肌への刺激に注意しましょう。
※美白とはメラニンの蓄積を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
ディセンシア最高峰シリーズ「ディセンシー」。
攻めの美白※4は、
やっぱり美容液で。
ベースメークから美白※4で、
日中も攻める!
※1 メラニンの蓄積を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
※2 デクスパンテノールW
※3 ハリを保つことによる
※4 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
※5 アスコルビン酸2-グルコシド
※6 皮膚常在菌S.ホミニスのこと
※7 乾燥による
Photography:HAL KUZUYA
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