お手入れ手帖 Vol.03 2024年 仲秋

素肌がきれいな人に見える
ベースメーク。

Vol.03 2024年 仲秋
素肌がきれいな人に見えるベースメーク。

「手軽にキレイにメークしたい」「厚塗り感はイヤ」「肌の赤みを自然に隠したい」など、ベースメークについてのご質問をよくいただきます。
そこで今回は、以前ディセンシアのイベントにもご出演いただいたメークアップアーティストnagisaさんに“素肌がきれいな人が薄づきのベースメークをしているような仕上がり”をテーマに、お話をお伺いしました。モデル役はディセンシア ソーシャルプラットフォームグループの朝日がつとめます。nagisaさんオリジナルの使い方のほか、明日から始められる簡単テクニックもいっぱいです!

たとえば毛穴を隠そうとする前に、
スキンケアからの見直しを。

幼少期はアトピー肌、今も繊細で乾燥しやすい肌質だというnagisaさん。ディセンシアのアイテムでは特に<フローレス UVプロテクター>がお気に入りで、毎日欠かさず使ってくださっています。
「今日はベースメークのお話をさせていただくのですが、まず意識していただきたいのは、スキンケアから肌の演出が始まっているということ。特にこの時期は空気が徐々に乾燥してきますし、夏の間に浴びた紫外線の影響で肌は想像以上に乾燥しています。とにかく保湿が重要です。

たとえば“毛穴を目立たせないベースメーク法が知りたい!”というようなお声などもよく聞くのですが、実は、毛穴はメークで“隠す”より“しっかり保湿して目立たない状態にしておくこと”が重要。
普段、夜のスキンケアを重視する方が多いと思うのですが、メークをキレイに仕上げるという観点では朝のスキンケアもとっても重要です。しっかりと保湿しておくことで、ベースメークも1日崩れにくくなります。

忙しくて無理!という方には“朝のシートパック”もおすすめです。私も小さい娘がいるので朝は本当にバタバタしますが、パッとシートパックをのせてそのまま家事をしていればOKで、思っている以上に簡単です。メークで肌トラブルを隠そうとする前に、まずは朝の保湿を充実してみてください。肌の見え方が変わってきます」

たとえば毛穴を隠そうとする前に、スキンケアからの見直しを。

肌を触って“もっちり”するまで、スキンケアを充分に。

たとえば毛穴を隠そうとする前に、スキンケアからの見直しを。

「肌がもっちりと、充分にうるおったら、次はUVカットを。1年中、曇りの日でも、日やけ対策は必須です! ディセンシアの<フローレス UVプロテクター>は保湿機能も高くてスッと軽くのびるので、本当に気に入っています。頬の高い部分からつけて、フェイスラインまでしっかりのばすことで、肌にツヤもプラスできる。意外に見落としがちなのが、首や胸元、耳です。特に耳はスキンケアも含めてケアを忘れている方が多いですが、意外に見られているゾーン。しっかりケアしてくださいね」

たとえば毛穴を隠そうとする前に、スキンケアからの見直しを。

下地は全顔に塗らないのがコツ。
立体感のある
ワントーン明るい印象へ。

「次に、<ディセンシア デイ エッセンス>を仕込みます。下地として顔全体のトーンアップとしてお使いいただくアイテムですが、今回、おすすめしたい使い方が、額や鼻筋、頬の高い部分、あごなど、顔の高い部分だけに少量つけること。ほどよいハイライト効果が生まれて、立体感のある顔立ちになります。全顔につけるとのっぺりした印象になり、厚塗り感が出て不自然になりやすいので、部分的にのばすのがコツです。

最後に、手に残ったものをなじませるようにフェイスラインから胸もとまでのばしましょう。これが“自然な印象”を叶えるための大切なテクニックです。必要な箇所に少しのばすだけで、すっぴんよりも少しキレイに整った立体感のある顔立ちになるので、保育園の送り迎えや近所への買い物などの際はファンデーションなしでこれ1本でもいいかも、と思います」
肌色補正効果のあるパールが入った<ディセンシア デイ エッセンス>は、赤みやくすみを払い、ワントーン明るい肌印象を叶える人気アイテムです。

下地は全顔に塗らないのがコツ。立体感のあるワントーン明るい印象へ。
下地は全顔に塗らないのがコツ。立体感のあるワントーン明るい印象へ。

BBクリームやCCクリームは、
「適量より少量」でスタートすると
うまくいく!

「今日は<アヤナス リンクルO/L BBエッセンス>で仕上げていきますね。一番大切なのは“つけすぎないこと”です。スキンケアはとことん惜しみなく、何なら多すぎるかな?というくらい使ってうるおいたっぷりの肌に仕上げて欲しいのですが、その後はどんどん量を減らしていくイメージです。ファンデーションは、まずは適量より少なめに手に取り、足りなかったら足していく気持ちで使いましょう。

BBクリームやCCクリームは、「適量より少量」でスタートするとうまくいく!

シミや毛穴などが気になるところは、ぽんぽんと四方八方から指先でのばし、くすみが気になる目もとなども細部まで丁寧に伸ばします。その他の部分は、本当に薄くのばしましょう。顔全体に均一につけると立体感がなくなり、顔が膨張して大きく見えがち。厚塗り感にもつながります。必要なところに必要なだけのばすのがポイントです。

BBクリームやCCクリームは、「適量より少量」でスタートするとうまくいく!

そして最後に、これまでもステップと同じように、フェイスラインから首もとに向かって、しっかりとなじませていきます」

BBクリームやCCクリームは、「適量より少量」でスタートするとうまくいく!

<アヤナス リンクルO/L BBエッセンス>と サエル ホワイトCCクリーム コンセントレート、どちらを選べば?というご質問もいただきます。保湿力やカバー力重視ならBB、透明感や軽やかさ重視ならCCと覚えていただけたらと思います。
「今日はBBを使いましたが、CCはSPF50という機能もあるし、すっと軽くのびるのでこれもいいですね。併用して、たとえばテレワークなどあまり外出しない日はCC。人と会う機会がある時はBB、などTPOに合わせた使い分けも良さそうです」

BBクリームやCCクリームは、「適量より少量」でスタートするとうまくいく!
BBクリームやCCクリームは、「適量より少量」でスタートするとうまくいく!

向かって左側(本人右側)だけつけ終わった状態。透明感と立体感のある自然な印象に仕上がりました。これから向かって右側も仕上げていきます。

BBクリームやCCクリームは、「適量より少量」でスタートするとうまくいく!

朝起きたら、まずは肌状態をチェック。
メークは離れて見え方チェックを。

朝起きたら、まずは肌状態をチェック。メークは離れて見え方チェックを。

「スキンケアもベースメークも、毎日のことでどうしてもルーティンになりがちですが、きちんと自分の肌をチェックしながら、その日の状態にあったケアをすることがとても大事です。
朝はまず、しっかりと鏡で肌を見て乾燥しているゾーンなどがあれば、そこはしっかりと保湿を重ねるように心がけましょう。
ベースメークは、近い距離で鏡を見て終わらせがちですが、“人から見られる距離”までもう一歩離れてチェックすることも習慣づけてください。顔と首で不自然な色ムラが出ていたり、のっぺりとした印象になっていないか。至近距離だと見落としがちな、全体のバランスに気づきやすくなります。“素肌がもともときれいな人が薄づきのベースメークをしているような仕上がり”を目指しながら、ぜひ楽しんで肌を演出してください」

朝起きたら、まずは肌状態をチェック。メークは離れて見え方チェックを。

メークアップアーティスト nagisaさん

独立後、渡英。ロンドンを拠点に活動を開始。帰国後は、雑誌や広告などを中心にさまざまな分野で活躍。
メイクアップアーティストとしての活動にとどまらず、「UNION MAGAZINE」創刊人として出版に携わり、国内外のアーティストと共に雑誌を制作、グローバルに活動中。自身のYouTubeチャンネル「nagisa TV+」では、メイクやファッション、ライフスタイル情報を発信中。

朝起きたら、まずは肌状態をチェック。メークは離れて見え方チェックを。

nagisaさんのお話、とても参考になります!ディセンシアのベースメークはパフなどを使わず指でのばしていくので、肌への摩擦も軽減できるのが特長です。スキンケアもベースメークも、肌に負担をかけないようなフェザータッチを心がけましょう。
今日ご紹介した4つの商品は、以下からもご覧いただけますので、どうぞご参考ください。

Photography:HAL KUZUYA

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